IOULIA KARAPATAKI, FOTIS SIOTAS & THODORIS GONIS / TA DEUTERA


タイトルは “セカンズ”、ジャケットを見る限り、仮面夫婦なのか、それともクラフトワーク? なのか、どうにも、よくわかりませんが、女性歌手のイウリア・カラパタキと、作曲&ブズーキのフォティス・シオタス、そして作詞家、ソドリス・ゴニスによる共同アルバム新作です。
なんだか、淡々としていますが、今時、伴奏も歌も一緒に一発録りしたアルバムだそう(なので、“クラフトワーク”という印象は却下)。ブズーキ&ギターと、10人のヴァイオリニスト、3人のチェロによるライヴ曲も収録。ゲスト歌手はソクラテス・マラマス、ディミトラ・ガラーニ、ヤニス・ディオニシウということで、錚々たる面子が揃ってます。
女性歌手イウリア・カラパタキに関しては、おそらくこちらが初のフィーチュアーリング・アルバム、アテネ生まれで11歳からギターを弾きはじめ、高校、大学、音楽院を経て、ライヴにおいて、カテリーナ・ツィリドゥのバックをつとめる新世代レベーティカ・アンサブル、2011年結成の “コバニア(コンパニア)” に参加、紅一点女声として、主にアテネのクラブやカフェ、タベルナ、あるいは欧州の様々なフェスで活躍して来たとのこと。
フォティス・シオタスに関しては、当店では>こちら、サヴェーリア・マリオラのアルバムの作曲家、ブズーキ奏者として憶えている方もいらっしゃるかも…、これまでに映画サントラCDも自己名義で作っていますが、さまざまな歌い手にその曲が取り上げられている若手トラディショナリスト、ま、今後注目の少壮気鋭の音楽家と言ってイイと思います。
ともあれ、意外と端正なフォティス・シオタスの曲作り&アレンジの中、若々しいようにもブッキラボーにも聞こえるレベーティカ伝来の節まわしを聞かせるイウリア・カラパタキの歌声が光るアルバムですね(なので “仮面夫婦” というイメージも撤回)!というわけで、個人的には完全に好みの女性歌手、イウリア嬢、今後とも注目して行きたいところです。
>こちらでも紹介されています(無断リンク陳謝&感謝)!


▽参考イウリア・カラパタキはこんな歌手!

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