KAITI GREY / SIMERON

1971年リリースのシングル・コレクションLPのストレートCD化です。カイティ・グレイ、1950年代初めレコーディング・デビューの映画女優にして歌い手、最もギャラが高い女性歌手として名を馳せ、ステリオス・カザンジディスや、俳優や富豪と浮名を流したことでも有名ですね。現在(2019)95才で存命中。 1 Τώπες Και Τόκανες 2 Άναψε Το …

続きを読む>

SOKRATIS MALAMAS , HARIS ALEXIOU / DROMI

ソクラティス・マラマス、1957年生まれ、ニコス・パパゾグルのバンドでキャリアを開始、1989年ソロ・デビュー、こちら07年作。幼い頃から父親にブズーキを習い、後にギターを手にします。基本レベーティカのフィールを持ちながらも、ロック世代以降の作曲作法で、シンガーソングライターとして長らく安定した人気を保ち活動して来ました。ハリス・アレクシウへの曲提供者として …

続きを読む>

SOFIA KOLLITIRI ‎ / TO AIDONI TIS ROUMELIS

“ルメリのナイチンゲール”ことソフィア・コリティリのベスト2CDですね、そのクラリネットの哀調を帯びた音色や、ライカとは一味違うメリスマからも察せられるよう、1941年に中央ギリシャ、フォキダ県ラミアで生まれ、50年代の終りから歌い続けたヴェテラン民謡(ディモーティカ)歌手ということになります(その父はサラミス島生まれ、ヨルゴス・パパシデリス1902−197 …

続きを読む>

KYRIAKOS SFETSAS / GREEK FUSION ORCHESTRA VOL.2

☆キリアコス・スフェツァス/グリーク・フュージョン・オーケストラ Vol.2 グリーク・フュージョン 幻の名作が42年の時を超えてついに解禁!  知られざる貴重音源を、オープン・リールのマスターテープから復刻することをモットーとしてきたセネガルのレーベル〈Teranga Beat〉。これまでアフリカ大陸の大衆音楽を中心に紹介してきた同レーベルだが、本作では変 …

続きを読む>

PANTELIS KYRAMARGIOS & PLEGMA / ARETI

パデリス・キラマリオス、2016年CDデビューの若手作曲家ですね、歴史家で詩人で文学者で(2014年に最初の著作もあるそうです)、加えて、現役歯科医でもあるそうです。なんだかよくわりませんね。 ファースト(2016)にも参加していた男性歌手のプレグマとの連名アルバム、セカンド作となります。 キラマリオスと同じピレウス在の、ヨルゴス・ミカラコプロスという作曲家 …

続きを読む>

LEONIDAS BALAFAS / ANTHROPOS MONAHOS

レオニダス・バラファス、2018年末の新作、やっと再入荷しました! アナログLPオンリーのリリースとされていましたが、LPを開封するとLPジャケを、そのまま小さくしたペラ紙ジャケCDもついていたのでした…。 が、しかし、そのCDに関して、6曲目がかからない、というプレスミスが発覚。一応、クレーム入れてみようかとも思っていますが、オマケ(?)なので …

続きを読む>

GIORGOS MOUFLOUZELIS‎ / EGO DEN EHO VGALEI TO SCHOLEIO

ヨルゴス・ムフュゼリス、1912年生まれ(1991年に逝去)、ブズーキ、バグラマーを弾く作曲家でしたが、70年代に自己名義録音をスタート、まさに生き残ったレベーティスとでも言えるでしょうか?サンバやブルースの再発見を想わせますが、当たらずとも遠からず(ギリシャでも70年代にレベーティカ復興機運が若い世代の間で興っていますから…、その先陣にいたのが …

続きを読む>

HARIS ALEXIOU / I BALADES TIS HAROULAS

この選曲にはまいりました。ハリス・アレクシウが一番ライカだった頃、1974年から80年代を通じてのバラード曲ばかりを20曲、しかも他アーティスト・アルバムへの客演や、企画オムニバス・アルバムへの参加録音も選曲されているし、ラスト20曲目はこのベストのみに収録の93年録音! …なんだかなあ、あれは中学生ぐらいだったでしょうか? 雨降る夜更けの街角で …

続きを読む>

HARIS ALEXIOU / 2

Minos 1976 release  – original reissue digitally remastered mid price CD 1 Το Ερηνάκι Music By, Lyrics By Παναγιώτης Τούντας 2 Έλα Πάρε με Lyrics By Λευτέρης Παπαδόπουλος Music By …

続きを読む>

LEONARDOS BOURNELIS ‎/ TA TSIFTETELIA TOU BOURNELI, Dose Mou Kai Mena Barmpa

1974年リリースのLPオリジナル復刻ですね、 1940年生まれですが、このアルバムが 記念すべき自己名義ファーストLPでした。 〜タイトル通り、ブズーキのヴァーチュオーゾでもある 自作自演歌手、レオナルドス・ブルネリスが演じます。 アナトリア由来のリズム、チフッテテリを演じています。 1 Το Τσιφτετέλι Του Μπουρνέλη 2 Βασα …

続きを読む>

YIANNIS PAPAIOANNOU ‎/ I ELLADA TOU GIANNIS PAPAIOANNOU

いや〜、新品だというから久々に取り寄せてみたら、シールドでした(って、例の昔のギリシャ盤CD仕様で、封紙が貼ってあるだけですが)。まだ、あるんですねえ…、マルコス・ヴァンヴァカリス、ステリオス・キロミティに続きピレウス派のレンベーティスとして、職業的自作自演歌手となったヤニス・パパイオアーヌ(1914-1972)の、そのデビュー曲 “ファリリオテ …

続きを読む>

NASIA KONITOPOULOU / KAPETANIOS O EROTAS

キクラデス諸島で一番大きな島、ナクソスの島唄の大家にしてヴァイオリニスト、ミハリス・コニトプールの息子の、やはり音楽家、ヴァイオリン奏者にして歌い手のヨルゴス・コニトプール(1933-1991)の娘であり歌手、ナシア・コニトプールの3作目(1997)のアルバム、美人です(ナクソスの名門、コニトプール一族の一員ということで、>ステラ・コニトプールとかとも、きっ …

続きを読む>

go top