ANNA HRYSAFI ‎/ MIN PARATRAVAS

アンナ・フリサフィ、1921年、小アジアからの帰還者を両親にアテネで生まれました。はじめ、裁縫の仕事につきましたが、数々の女性歌手を世に送り出したブズーキ奏者にして作曲家、マノリス・ヒオティス、ヴァシリス・ツィツァーニスらに歌い手としての才を認められ、1949年、現在も続く名高いロッシニオル酒場で歌うようになり人気を博します。1950年にはシングル・デビュー …

続きを読む>

MARY LINDA & MANOLIS HIOTIS / 1965-1966

1950年代半ばに出会ってから、60年代半ばの離婚まで、北米にも出張活躍、人気を博したギリシャ人“ライコ・パルコ”夫婦デュオ、ブズーキのヴァーチュオーゾにして作曲家、マノリス・ヒオティス(エレキ・ブズーキ演奏&コーラス)&女性歌手、マリー・リンダの60年代半ば、ラスト・デュオ録音集!   *ライコ・パルコ=広義にはPOPなライカという意味でOKかと、主に、ラ …

続きを読む>

MARKOS VAMVAKARIS & V.A. / ‎ I ELLADA TOU MARKOUS VAMVAKARIS

レベーティカのスター!ヴァンヴァカリス自ら歌うオリジナル16 曲と、ヴァンヴァカリス曲のカヴァー44 曲のコンピレーション・アルバムです。ヴァンヴァカリスがどれだけ影響力があったか、キチッと教えてくれる4 CD〜聴き応えあります!         CD11 Márkos Vamvakáris / Eisagogí2 M …

続きを読む>

V.A. / OI REBETES, ta megala tragoudia

EMI オデオン系音源のレベーティカ・コレクション、すべて78〜45rpmのシングル吹き込みされた曲を収めたコレクションだそうです。見たところ、レアーというか、聴いたことのない歌い手も収められていて、かなり重箱の底まで漁っている感じですが(2014年というリリース時期ですからね、もう、あらましCD化されているんじゃないか?と思ったら)、イイ曲揃ってますねえ& …

続きを読む>

LOUKAS DALARAS / OLES OI EPITYCHIES

ブズーキ奏者として活躍していたルカス・ダラーラスの、1974年のソロ名義ファースト・アルバムに加え、続く1975年のセカンドをカップリングしたCDです。その2枚のレベーティカ系アルバムを残した後、1977年に50歳で亡くなってしまいましたが、その名の通り、ヨルゴス・ダラーラスの父親です。1940年代の終わりから、ヴァンヴァカリスや、プロドロモス、カザンツィデ …

続きを読む>

PRODROMOS TSAOUSAKIS / NA PETHANIS ATACHTI

*PANIVAR’s EU/ 2’nd Press CD of “NA PETHANIS ATACHTI”   >こちら初CD化盤の再発盤ですね、1976年の、結局、遺作となってしまったLPアルバムの復刻+6曲どこから引っ張って来たのか、同時期の録音と聞こえますから、遺作となったLPの拾遺トラックなの …

続きを読む>

EROFILI ‎/ TRAGOUDAKI MOU

1 Τραγουδάκι Μου (Ορχηστρικό) 2 Είδα 3 Των Ματιών Σου Η Φυλακή 4 Πέπλο Του Καπνού 5 Και Θα Σε Παντρευτώ 6 Μόνον Η Σιωπή 7 Άρχοντας 8 Ιπτάμενο Κρεβάτι 9 Όμορφοι Καβαλάρηδες 10 Τραγο …

続きを読む>

ASSOI TOU SALVADOR / …CHICAGO GINAME!

ギリシャ、レトロでジャンピンなスィング系バンドのファースト・アルバム(以降、シングルのみ)、2013年作初入荷です。女性歌手、ナッシア・ゴーファをフロントに、オールド・ファンションなスウィングをキャッチーに聞かせます。同じく2013年リリース当時、>ペニー・バルタッツィ&スウィング・キャッツのライヴァル・バンド、という雰囲気もありますが、こちらの方が場末感満 …

続きを読む>

VASILIS FLOROS / RIGOS PSYCHIS FOREMATON

ヴァシリス・フローロス2018年12月末の3作目となるアルバムです入荷が遅れてしまいました…(って、誰も待ってない?)。1982年、アテネ郊外のイミトス生まれ、ふたつの大学で、数学とフォークロア、神話、伝説を研究し、ごく若いころから弾き続けたギターをはじめとし、アテネ音楽院でブズーキ、ウードを習得したソングライターにして歌い手、形容矛盾かも知れませんが、現代 …

続きを読む>

KAITI DALI / PLATEIA VIKTORIAS

個人的な事情で、60年代をカナダ〜米国で過ごすことを余儀なくされ、70年代にギリシャへ戻ると、本物のレベーティカを歌う稀有の女性歌手と、絶賛されもしたケイティ・ダリの代表作とされる06年作です。ライヴでこその臨場感で発揮されるそのディープな歌い口、ということになるんでしょうか?ちょっとディープ過ぎるような気もしますが…、時にマレーネ・デートリッヒやジャニス・ …

続きを読む>

ELENI VITALI / TO TSANTIRAKI

実質ソロとしては75年のファーストに続く76年のセカンド・アルバムとなります。ファーストがポピュラー〜アートソング(エデフノ)な作曲家系アルバムだったのに較べ、こちらセカンドはチフテテリ〜ゼイベキコ、シルトスにディモーティカ風の曲調も聞こえるフォークロア、レベーティカ路線。後年とは異なる高音域で浮遊するような、ややファルセット風唱法をたっぷりと聞かせます。こ …

続きを読む>

STAVROS TZOUANAKOS

スタヴロス・ズアナコス、1925年ピレウス生まれの作曲家、1948-1964年の間に約140曲のレベーティカ〜ライカ曲を生み出し、自らも歌った人ですね。作曲家として語られることが多いようですが、その独特な哀調をたたえた、なめらかな歌声こそ素晴らしく、ギリシャでは、戦後男性歌手の5指に数える向きもあるようです。本盤は50〜60年代の自唱シングル・コレクションで …

続きを読む>

go top