おそらく1959年頃のリリースとなるメキシコRCA録音サード・アルバムのオリジナル複刻(ジャケはオリジナルではありませんが)~このアルバム、バックの演奏はより豪華なオーケストレーションとなり、ジャジーなホーンズもフィーチュアーされる場面が多く、なんだか制作側に力が入っています。この辺が一番、メキシコで人気あった頃かも知れませんね。が、この作の後、革命の起こっ …
続きを読むおそらく1959年頃のリリースとなるメキシコRCA録音サード・アルバムのオリジナル複刻(ジャケはオリジナルではありませんが)~このアルバム、バックの演奏はより豪華なオーケストレーションとなり、ジャジーなホーンズもフィーチュアーされる場面が多く、なんだか制作側に力が入っています。この辺が一番、メキシコで人気あった頃かも知れませんね。が、この作の後、革命の起こっ …
続きを読むフィーリンのキング、ホセー・アントニオ・メンデスのファースト/メキシコRCA録音3作に続くキューバ/パナルト録音(パナルト盤でなくエグレム盤やアレイート盤で流通しました)で、メキシコから帰国したホセー・アントニオが幼なじみのピアニスト、盟友フランク・エミリオ !! とのセッション録音と、パナルト楽団(おそらくフリオ・グティエーレスのアレンジ)のバックからなる …
続きを読むこちらは後年、キューバへ帰国してからエグレム/アレイートへ吹き込んだ3作目で1978年録音~生ギター弾き語りを中心にエレピやヴァイオリン、ストリングスを配し、ジャジーなムードの中で、変わらずスモーキー・ヴォイスのボレーロを聞かせてくれる作品です。70年代では代表作と言える完成度!
続きを読む人気バンド、コンフント・カシーノから独立しさらに人気を掴んだ1950年代~60年代初頭のキューバの大スター、ロベルト・ファス。当時ベニー・モレー、ミゲリート・クニ、ティト・ゴメスと人気を分け合うほどのスターぶりだったそうですが66年に突然亡くなってしまいました。このグループは、そんな彼の意志を引き継ぎ継続したバンドです。本アルバムは、生前のロベルト・ファスが …
続きを読む50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の“センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケの80年代初頭にリリースされたと思われるアルバム~オマーラ・ポルトゥオンドの良きライバルである彼女、一番脂の乗った時期だったのでしょう、ラテン・アメリカならではの力強い伸びのある声で歌いきります。アドルフォ・ピチャルドが率いるエグレム・オルケスタは …
続きを読むキューバで40年代末に生まれ、50年代に中南米で一世を風靡したフィーリン・ムーブメントのオリジネーター中の最重要アーティストのサード・アルバム。このUSAジャズ+キューバのボレロ、伝統音楽のハイブリッドがシーンに与える影響は未だ変わらず、そのレパートリーは若手アーティストに歌い継がれています。このアルバムは86年にリリースされたもので、彼の珠玉のオリジナル以 …
続きを読む昔の話ですが…、当方CD”FEELING FEELIN’ “を選曲させていただくにあたって、一番思い入れしてしまった歌手がこのドリス・デ・ラ・トーレでした。たった3枚のLPアルバム(うち2枚がロス・アルモニコスのヴォーカルとしての録音なので、実質的には本作のみがソロ・アルバム)&シングル録音数曲を残し、60年代 …
続きを読む★グユン・イ・ス・グルーポ / カンタ・エリサ・ポルタル フィーリンのサウンドのカギをを握っているのが、その独特なギター奏法~基本的に親指だけでつま弾くその奏法はアタックの強弱が非常に付けやすく、フィーリンの感情表現の幅を広げたとも言われています。本作は、ホセー・アントニオを始め、フィーリン一派であるアンヘル・ディアス、セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルスら …
続きを読む★ホセ・アントニオ・メンデス / エステ・エス 革命後、メキシコからキューバに戻ったホセー・アントニオ・メンデスが、ハバナのパナルト社に残したアルバムの複刻です。パナルト・レコードは1962年頃まではキューバに留まっていたとされますが、キューバ危機の後に撤退、その後、本作はキューバ国営アレイートからリリースされました。往時、日本ではホセー・アントニオのLPで …
続きを読むフランク・ドミンゲスが、女性歌手マルタ・フスティニアーニを起用し、1960年代初めに作り上げたアルバム『COCKTAIL(EGREM LD-3134)』から1曲マイナスしての復刻CD-R~フランク・ドミンゲスは、フィーリンの中でも、ピアノ弾き語りスタイルだからなのか、ラウンジや夜のバーのイメージが強いアーティストです。本作でもタイトル『カクテル』の響きのとお …
続きを読む3人のキューバ人が、スペインのカナリア諸島で結成したグループです。音楽的なベースはキューバの伝統音楽ソンに置きながら、彼らはその「ソンよりもさらに…それ以上を…ほんの少しだけ」というコンセプトとおり、ソンの一つのルーツ、トローバや、ソンとは兄弟関係にあるボレロやフィーリン、ヌエバ・トローバの要素、さらにほんの少しの他カリブ音楽の要素を織り交ぜながら、カナリア …
続きを読むニコ・ロハスは、キューバ最高のギタリストの一人です。そしてフィーリン・ムーヴメントにも関わりました。フィーリンの2大巨匠の1人セサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルスは、ニコ・ロハスの功績を讃えたた発言をしています。ニコ・ロハスは裕福な家庭に生まれ、当時のキューバでは珍しくジャズのレコードからクラシックのレコード、さらにキューバ音楽の様々な種類のレコードまで所有 …
続きを読む音質があまり良くないのが残念ですが、こんなCDRが出てしまいました…。女性歌手ドリス・レ・ラ・トーレが、キューバ音楽に早くからジャズを持ち込んだフェリーペ・ドゥルサイーデスのクァルテート、ロス・アルモニコスで歌ったアルバムのストレート・リイシューCDRです。ジャジーかつシャンソニエ風に仄暗い歌声でフィーリン=ボレーロを聴かせるキューバ人女性歌手、 …
続きを読むキューバ、フィーリンの女王と呼ばれたエレーナ・ブルケの、メキシコで編まれた複刻CDですが、そのセレクションの基準は、1950年代後半~80年代初め頃までの録音で、すべてメキシコの曲を歌ったもの~ということで、マリア・グエベール、アグスティン・ララ、マリオ・ルイス・アルメンゴル、アルマンド・マンサネーロ等々の曲が並んでします。キューバより一層、歌謡としてのラテ …
続きを読むホセー・アントニオ・メンデスと共にフィーリンの2大巨匠とされるセサル・ポルティージョ・デ・ラ・ルス~その手になる曲はナット・キング・コールやアストラッド・ジルベルト、カエターノ・ヴェローゾやルイス・ミゲルも歌う、キューバの生んだ最高の作曲家の一人として数えられています。そのセサル・ポルティージョの自作自演集CDがとうとうリリースされました!~本CD収録全22 …
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