カボ・ヴェルデ、サル島で1953年に生まれたという アナ・フィリミーノ、1989年のデビュー作。 20代後半から、カボ・ヴェルデとリスボンで歌い、 映画やTVにも出演しているそう。 本作を含め3作のアルバムをリリース。 この作でも島のセレナーデ、モルナを中心に、 飾らない、涼しげな歌を披露しています。 カヴァキーニョやギター、そして、 エレキ・ …
続きを読むカボ・ヴェルデ、サル島で1953年に生まれたという アナ・フィリミーノ、1989年のデビュー作。 20代後半から、カボ・ヴェルデとリスボンで歌い、 映画やTVにも出演しているそう。 本作を含め3作のアルバムをリリース。 この作でも島のセレナーデ、モルナを中心に、 飾らない、涼しげな歌を披露しています。 カヴァキーニョやギター、そして、 エレキ・ …
続きを読むピッコラ・ボッテガ・バルタザール、2000年結成の北イタリアはヴェネチアのグループです。いかにも北イタリアらしい、リリカルなフォークロア解釈を聞かせます。メンバーは以下の通り、Giorgio Gobbo(voice and guitar) Sergio Marchesini (accordion) Toffanin Marco (accordion, pia …
続きを読む☆ミン・ヘソン&ギュン・ウンギョン/パンソリ-淑英娘子伝 若き伝統継承者たちの情熱で、失われた幻のパンソリが今よみがえる! 唄い手(ソリクン)と鼓手(コス)によって演唱される朝鮮の口承文芸『パンソリ』。18世紀末から19世紀にかけて一世を風靡したこの文化は、激しい時代の変遷の中で一時存続の危機を迎えたが、2008年にはユネスコ無形文化遺産に登録され、今も伝統 …
続きを読む面白いですねえ、タイ・インディーズ系モーラム女性歌手にしてSSW、ラスミーの3作目の新譜!タイトル “ルーツ” に偽りなしの内容です(初の試み?英語のモーラムとかやってますけど)!ケーンとピンの伴奏のみで、がんばってます!いわゆる “オルタナティヴ” なタイ歌謡と言うべきでしょうね。 1.หมอลำจงเจริญ (Morlam Fo …
続きを読む☆AYARKHAAN 2015 アヤルハーン!ロシア連邦サハ共和国の口琴グループ、アリビナ・ジェグチャリョーヴァを中心に、超絶技巧のホムス(口琴)、多彩な声を駆使して、東シベリア・サハの自然を描写する3人組。2002年結成以来、世界各地のワールドミュージック・フェスティヴァルに参加しているそうです。〜ということで、今年も来日してくれたそうですが、相変わらず、 …
続きを読むフランスの女性シンガー・ソングライター、 アンジェル・オシンスキ、2019年のデビュー・アルバム! アンニュイなムードなヴォーカル、 シンセとプログラミングによるエレクトロなバック、 デカダンスと白日夢に誘う微熱系 ポスト・フレンチPOP! 1. A l’évidence 2. Amour & décadence 3. D’i …
続きを読む☆チクエロ&マルコ・メスキーダ / ノ・アイ・ドス・シン・トレス 2018年の東京JAZZにも出演し、注目を集めたコンテンポラリー・フラメンコ・デュオ、「チクエロ&マルコ・メスキーダ」待望新作です。 さらに深化した、フラメンコ・ギターとジャズ・ピアノによる自由闊達で洗練された音の対話。 ● フラメンコといえば、スペイン南部アンダルシア地方が …
続きを読む男性SSWアディティア・ソフィアン、08年に「アデレード・スカイ」がインドネシアで大ヒット、その繊細なアクースティック・ギター弾き語りは、インドネシアのみならず日本やシンガポールでも人気、だそう。今作も弾き語り中心の作となりました。女々しいと言っても過言ではないでしょうが、結構、やすらぎます。
続きを読むアラブ音楽の名復刻を数種発売している、アラブ音楽ファンが注目する、レバノンのAMAR(アラブ音楽保存研究基金)制作による2019年リリース作です。 “ベイルートのサヨナキドリ”とも賞されるレバノンの歌手/タンブール(長棹のリュート属撥弦楽器)奏者ムヒディン・バユーン(1868-1934)の1912年から27年にかけての録音を収めた3枚組。以前、キング・インタ …
続きを読むすみません!見逃していました。1975年ギネア・ビサウ生まれのカボ・ヴェルデ系女性歌手による去年の作ですね、歌のうまさでは今、カボ・ヴェルデ現役随一と言うべきでしょうね。その上、余計なことはまるでしない島唄モルナの世界、こんな作品を待っていた方も多いはず。落ち着いた自然な歌い口、歌い過ぎず演じ過ぎず、サンバやボサノーヴァとかの世界を見渡しても、なかなかこうは …
続きを読むビンテ・クライ! (頭に来た!) 親指ピアノの問題児、6年ぶりのフル・アルバムでモノ申す。アフリカからサツマを経由してトランスに誘う、未来形方言ビートのクールネス!スワヒリ語を学び、アフリカ各地の親指ピアノを修行する一方、勝手にオール電化、リリックは地元の鹿児島弁。 デジタルとアナログ、ローカルとグローバルが交錯し、故郷秘伝の板三味線・ゴッタンもジミヘンよ …
続きを読むしまった!気づくのが、 遅くなってしまいましたよ、すみません! アッシュカー&サルタンバンコスの去年の モントリオール・ライヴ収録2CD! これまでのスタジオ盤からの数々の曲が、 臨場感を持って聴けるのが、ありがたいですねえ。 日本にも来てくれないものか? って、ま、無理でしょうが… しかし、こうして聴いてみると、当然のことですが、 彼らが、まご …
続きを読む「火の馬|Огненные лошади|The Flame Horses」(2007) 自然が生んだ最も素晴らしく、完璧な存在・馬。数千年に渡って人と馬との間に築き上げられてきた関係には、謎が秘められている。馬がいなかったら、人間の歴史は全く異なるものになっていただろう。高貴で優雅な馬をテーマにした3rdアルバム。 〜以上 日本口琴協会 直川礼緒さんの解説 …
続きを読む「遊牧民の歌|Песня кочевника|Song of Nomad」(2001) 若い男女の歌の掛け合い、恋人を奪われた若い男の歌、娘を嫁にやる母の悲しみ、狩りの事故で息子を失った父の嘆き、収穫の歌…。青春と、様々な形の愛に焦点を当て、遊牧民の生活を描写した曲を集めた、2ndアルバム。英雄叙事詩マナスの断片も聞ける。 〜以上、日本口琴協会 直川礼緒さん …
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