「OKジャズの歴代歌手のなかでだれがいちばん好きか?」と問われれば、わたしならンテサ・ダリエンスト Ntesa Nzitani (Daniel) Dalienst と答える (〜by http://www.ma.ccnw.ne.jp/zoiyoi/) と、塚原立志さんに言わしめた、そのンテサ・ダリエンスト在籍時代の 1968-1967 グラン・マキザールのシ …
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続きを読むノルウェーのベーシスト、スタイナル・ラクネスが主催するレーベル “Reckless Records” からの新作です。2017年にアルゼンチンで出会ったというアルゼンチンの民俗音楽 “チャマメ” のアコーディオン奏者、チャンゴ・スパシウクとノルウェーのギタリスト、ペル・エイナー・ワトルによるノルウェー録音。ラク …
続きを読むキクチ夫君お蔵出し(まだ、あったんかい!)、カンボジアはラスメイの399番です。で、一聴、この盤は今までのラスメイ・メイドCDとはちょっと違う雰囲気なんですが、なんと サブタイトルは “Khmer Oldies Songs Collection” とあり、あのシン・シサモットやロ・セレイソティア&ペン・ランらの曲がカヴァーされていると …
続きを読む相変わらず、と言うなかれ、久しぶりじゃないですか?バルカン・ブラスの雄、南セルビアのボバン・マルコヴィッチ・オーケスター! たぶん、オーケスター名義では6年ぶり? しかも新境地も聞かせます。ヒンディー&パンジャビーかつバングラなバルカン・ブラスも複数曲聞こえますよ(バウル風もあり?)!インドを故郷とするロマたちの遠い昔の心のふるさとですからね。加えて、ただた …
続きを読むこの作、重要ですね! ライヴです。グァドループの女性歌手、ウィニー・カオナが、マルチニック系フランス生まれのクレオール系女性歌手先達、ムーヌ・ド・リヴェル(1918-2014) を招いてのビギン・ショウ! リリース年は不明ですが、もしかしたら、ムーヌ・ド・リヴェルのラスト・レコーディングかも?サックスはエドゥアルド・ベノワ! って言うか、ビギンのライヴ、それ …
続きを読むアリーナ・オラーカのディレクションのもと、1993年に結成されたキューバの混成合唱団コラリーナ。いわゆるクラシック系のコーラスですが、そこはキューバ、ソンやトローバの名曲をもちろんリズム感も生かしながらレパートリーに取り入れてきました。2006年の本作でも、ミゲル・マタモロスの「ソン・デ・ラ・ロマ」や「ラグリマス・ネグラス」、ゴンサロ・ロイグの「キエレメ・ム …
続きを読むおおお、 アンダーグラウンド・ライ・ラヴ! この暗さ、本物だ!って、… シェブ・ハスニを愛する アルジェリアはモロッコ国境の街、 トムセン出身の36歳、 03年から、パリの地下鉄2号線で シンセを肩に下げて、 2万時間のライヴをこなし、 その後、グループ・モストラを結成、 これが初のアルバムとなります。 アンダーグラウンド・ライ・ラヴ! 文字通り …
続きを読む04年にファーストをリリース!これまでにライヴ含めて10枚のアルバムをリリースしているマルセイユ郊外のラ・シオタ拠点の(ex マッシリア・サウンド・システムのタトゥー率いる)グループ、ムッスーTの初ベスト!このベストは 2004 / 2006 / 2008 / 2010 / 2012 / 2016年のスタジオ録音盤6作からのセレクションです。もともと、新しさ …
続きを読む北東部ロックの雄、40年前の作品をリメイク! アルセウ・ヴァレンサと並んで北東部ロック/MPBを代表する才人として知られるゼー・ラマーリョ。その彼が1979年に発表したLP “A Peleja do Diabo com o Dono do Céu” の発売40周年を記念してリメイク盤をリリースしました。オリジナルが持っていたサイケかつシュールな …
続きを読む偉大なボサ・ノヴァ詩人ヴィニシウス・ヂ・モライスの孫娘による優美でエレガントな正統派MPB作品、2019新譜。 かつて80年代初頭にナナ・カイミが歌ったタイトル曲の”Brisa do Mar”(ジョアン・ドナート=アベル・シウヴァ)に始まり、モアシール・サントス=ネイ・ロペスの 4月の子どもと副題のついた”Maracatu …
続きを読むアルゼンチン音楽界の歴史的至宝アタウアルパ・ユパンキ。本作はそのギター独奏による録音ばかり19曲を集めたオムニバス形式のリイシューです。サンバ、チャカレーラ、ガト、カルナリート、ダンサ・ノルテーニャなど、名手による味わい深い演奏の数々をたっぷり。ギター弾きとしてのユパンキをじっくり堪能するのはもちろん、ギター・インストものとして流し聴きするだけでも心地よさを …
続きを読むこれは、面白い。1950年代や60年代のヴィンテージ録音から、「カリプソ」をキーワードとする楽曲をたっぷり集めたスペインのヴィンテージ・ミュージック編によるアンソロジー形式リイシューです。 お馴染みハリー・ベラフォンテをはじめ、ノーマン・ルボフ合唱団のフォーク・コーラス風、ニューヨリカンのピアニスト、ジョー・ロコの楽団によるラテン・ジャズ系、「ムスターファ」 …
続きを読むキューバから出て、ラテン・アメリカ中で長きにわたり全世代に愛され続けてきたソノーラ・マタンセーラ。セリア・クルースなどラテンの有名歌手たちが多く在籍したことでも有名です。 本作は、ラ・ソノーラと様々な歌手たちとの組み合わせを愉しめる、アンソロジー形式の全20曲入りのリイシューです。 セリア・クルースをはじめ、アルゼンチン出身のカルロス・アルヘンティーノ、コロ …
続きを読むアルジェリアのジョーン・バエズ! とか言われて、01年に30歳で欧州デビューを 果たしたアルジェリアの女性 SSW、 スアッド・マッシ、ふ〜ん、イイ感じで 歳を取りましたね!けっこう、 アルジェリアン・シャアビがサマになる 女性になったんじゃないかと思います。 こちら、7作目のアルバム、 2019年 / 47歳の作となります。 マジッド・シルフィと …
続きを読む1978年生まれ、09年にデビューCD、モロッコ出身の女性歌手、OUMの最新作(5作目)〜仏録音です。 >前作で見せたジャズ経由モロッコ伝統回帰路線を、 推し進めた雰囲気でしょうか? 金管、ウード、カルカベ、グナワ風のベースなどによる、モロッコのベルベル系音楽をユーロ・ジャズの前衛と結び透けたようなバックにおいて、ミスティックなヴォーカル、ヴォイス・パフォー …
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