現代アラブ世界を代表する男性歌手イラクのカゼム・エル・サヒルも11年久々の新作をリリースしました。硬派なカレージー(湾岸)ポップアルバムです。手拍子、男女混声コーラス、ミズマール、ウード、オーケストラ、パーカッション、少々のキーボードという大編成楽団を従え、原点回帰したようなフレッシュな湾岸の歌を聞かせます。エジプト古典やジャジーな湾岸ボサ、湾岸R& …
続きを読む現代アラブ世界を代表する男性歌手イラクのカゼム・エル・サヒルも11年久々の新作をリリースしました。硬派なカレージー(湾岸)ポップアルバムです。手拍子、男女混声コーラス、ミズマール、ウード、オーケストラ、パーカッション、少々のキーボードという大編成楽団を従え、原点回帰したようなフレッシュな湾岸の歌を聞かせます。エジプト古典やジャジーな湾岸ボサ、湾岸R& …
続きを読むレバノンのベテラン男性歌手ラギーブ・アラマが11年久々の新作をリリース。大人版アムル・ディアーブとでも言いましょうか、実に味わい深いシャバービーAORアルバムです。ピアノやオーケストラ、アラブ楽器を散りばめたアーバンながらも、決してでしゃばり過ぎないサウンドが、ラギーブ・アラマの大人の余裕たっぷりなコブシ回しによく合っています。ラテンポップ風、エジプシャンシ …
続きを読む1930~50年代に活躍し、人気絶頂期に突如引退したエジプトのユダヤ系女性歌手レイラ・モラッドのエジプトSOUTELPHANE 盤が限定入荷しました。DESERT JAZZ Dさん とBUNBONIさんが続けて絶賛していたので(無断リンクすみません)気になっていた方も多いでしょう。一曲目のみ10分強。残り7曲は4分ほどの聴きやすい長さ。西洋オーケストラを取り …
続きを読むマルフーンやグナワ、エサワなどモロッコ全土の音楽をミックスし、バンジョーを取り入れ、社会問題に材を求めた歌詞で独立直後のモロッコの若者に新たな生き方を提示したナス・エル・ギワーヌ~モロッコのストーンズとかビートルズとか言われつつ、現在も活動する老舗バンドですが、その73年のデビュー・アルバムから7曲 / 75年のアルバム “HOMMAGE A B …
続きを読むお待たせしました!イスタンブールのアンダーグラウンド・シーンの首領ババズーラの2010年最新作がやっと入荷しました。彼らの特徴だった曲間のインタールードを排し、ライヴで受けそうなキャッチーな長尺曲ばかりが11曲並んでいます。もちろんあのトレードマークのエレクトリック・サズをフィーチュアー&そして9/8拍子ダルブッカも独特なダブ仕上げ音響の中に高鳴ります。ブッ …
続きを読む紙ジャケでなしに、ロングプラケース入りになって再発売! なんという光景でしょう。ひとつのユートピアですね、水牛もいますよ。のどかを絵に描いたようなジャケットに描かれた田園ド真ん中的リスニング環境…、ワイン片手に青空の下で聞くハイファイ・ミュージック~のどかなのにちょっとシュール、それでもってレトロでラウンジーなタイ歌謡 / 60~70年代ルークト …
続きを読む長らく品切れ状態でしたが、待望の再プレス成りました! 「SP音源で綴る二○世紀之大衆藝能」シリーズ第二弾!昔日、オーディーブックの『日本の庶民芸能入門』でたった1曲(本CDトラック1)のみ聴くことができたナンセンス・コーラスのナンジャラホワーズ、待望の初複刻相成りました(生きてて良かった)!~長唄、小唄、端唄、都々逸、民謡、浪花節、浄瑠璃、かっぽれ、詩吟、義 …
続きを読むインドネシアらしい伝統性を感じさせつつ、現代性も伴ったサウンドを聞かせてくれるニュー・タイプのアーティストがバリ島から登場!4歳より地元のイヴェントやパーティなどで歌い始めたという彼女は、バリの文化全体を大切にした音楽活動を展開、95年辺りからは自作曲も取り上げ、よりアーティスティックな方向性にシフト~そして本作はそんなアユ・ラクスミが一念発起してリリースし …
続きを読むマレイシアから、珍しいタイプの女性SSW!ユナは現在23歳~14歳から作曲を開始し19歳で音楽シーンに登場~当時はまだクアラルンプールの大学で法律を学ぶ学生だった彼女は、インターネットの MySpace で自ら売り込みを掛けて人気を集めたそうです。さらに今年行われたマレイシア版グラミー賞=“AIM17”では最優秀新人賞や最優秀楽曲賞など、なんと4部門を制覇! …
続きを読むつい先日、来日イベントもあったようですが、UKを代表するアジアン・ビート・ディレッタント、というか、もろもろ好事家 CHRIS MENISTとタイ人DJ=MAFT SAI というコンビによるレコ堀の成果14曲!トゥエンジャイやプローン・プロムデンといった日本のファンにもお馴染みのC調ファンキー男女歌手の超レアー曲から、聞いたこともないタイ/モーラム&ルートゥ …
続きを読む韓流でレインボーといえばフツーの場合>こちらだが、そうじゃなくてムーン・ボラ、当店的にもこちらに乗ってしまうのは当然>こちらの影響力だが、それはそれとしても、まいった!まいりました。これはポンチャックのアイドル路線~既に韓国音楽風土のフォークロアのひつと化したフォックストロットを、ここまで瑞々しい女声ディスコ・ミュージックとして昇華した例はないのではなかろう …
続きを読む1990年代のワールド・ミュージック・ブームの頃にここ日本でも大きくプロモートされ、93年には久保田麻琴プロデュース作で日本デビューも果たしたマレイ歌謡の女王アイシャ。その後伝統系の歌を中心に活動するようになった彼女の2010年最新作がこちらです。タイトルの『アナック』とは子供のことで、彼女の二人の息子さんに捧げた内容の模様。曲によっては宗教色の強いものもあ …
続きを読むアチェ出身で医者を目指しジャカルタに上京し、医大在学中に歌手に目覚めというトンピは、ソウルフルな音楽を歌うシンガー・ソングライター。スティーヴィー・ワンダーを敬愛するだけあってそのサウンドも大変メロディアスでソウルフルです。70年代的ソウル・ミュージックのフィール満載で、いかにもインドネシアで受けそうですね!日本でも亜熱帯ソウル感覚好き?にはたまらないんじゃ …
続きを読むPSYCHEDELIC FUNK CLASSICより、インド/ ボリウッド系サイケ・トラック集~登場です!既に欧州系レトロ&レアー・ボリ編集盤で聴いたことのある曲もありますが、決定版と言っていいでしょうか?史上名高い、オバカなボリウッド・ダンス・ナンバーが一堂に会したムードが漂います。すべてファンク~とは言えませんが、十二分にすべてサイケ!映像ととも …
続きを読む07年作のクリップ集入荷しています!曰く~かつてゴヤン(ドリル腰)の女王としてインドネシアで賛否両論の大ブームを巻き起こしたダンドゥットの若き女性歌手イヌル・ダラティスタが、なんとイスラームのお正月“ハリラヤ”にあわせて宗教ソング・アルバムをリリース。ここで歌われているのはイスラーム教色の強いメッセージ・ソングばかりで、アラブ歌謡~アル・ジールを思わせるアレ …
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