本国ハンガリーでは、舞台女優として知られるBIRO ESZTERが2006年に発表したデビュー・アルバムが装いも新たに写真満載のブックレット付き、デジパック仕様で再発されました。ほとんどの曲が彼女のオリジナルで、歌以外にもピアノ、キーボードも演奏しています。ポップス、ジャズ、ロック中心の楽曲で、後の作品で聴かれるようなトラッド色はありませんが、初々しさが感じ …
続きを読む本国ハンガリーでは、舞台女優として知られるBIRO ESZTERが2006年に発表したデビュー・アルバムが装いも新たに写真満載のブックレット付き、デジパック仕様で再発されました。ほとんどの曲が彼女のオリジナルで、歌以外にもピアノ、キーボードも演奏しています。ポップス、ジャズ、ロック中心の楽曲で、後の作品で聴かれるようなトラッド色はありませんが、初々しさが感じ …
続きを読むハンガリーを代表するコンテンポラリー派トラッド・フォーク・バンド=マカームや、ハンガリーのロマ系ツィンバロム第一人者バログ・カールマーンと共演、 お馴染みの人気バンド=ベシュ・オ・ドロムのヴォーカリストとしても在籍していたサローキ・アーギが~09年に発売した待望の作が国内発売!ソロ作とし ては5作目となる今作のコンセプトは、1作目や3作目と同様~子供でも楽し …
続きを読むマリを代表する女性歌手の一人、カンジャ・クヤーテ~近年、マリの音楽マーケットを取り巻く人脈に嫌気がさしたということで、活動停止中の彼女ですが、 1950年代の終わりにグリオ(世襲制芸能集団)の家に生まれ、その類い希なヴォーカルが多くのパトロンから支持されて来ました。このCDは、そんなカン ジャが80年代初頭に残したデビュー&セカンド・カセットからピックアップ …
続きを読む太平洋戦争直前の1941年、国際 文化振興会によって制作された貴重な日本の音楽文化の記録から、雅楽と声明を纏めた貴重な復刻盤です。本盤の音源は、1941~42年頃、海外に日本の音 楽文化を紹介するために制作された非売品の10インチSPレコード・セット/全5巻60枚からなるそのセットは、邦楽、声明、能、琵琶、三味線などから子 守歌、わらべ歌、民謡にいたるまで、 …
続きを読むハンガリーのトラッドを歌う女性歌手。アカペラから、笛(3曲目の笛などまるで、尺八!)やバグパイプ、ヴァイオリンなどの素朴な伴奏で、地声で、当地の伝承歌を中心に歌いついでいきます。伴奏は父親や兄弟姉妹がおこなっていて、ハンガリー伝統音楽の受け継がれ方や楽しまれ方が手に取るように分かるのもおもしろいところでしょう。東洋の影響も強いと言われるハンガリーですが、この …
続きを読むバルセロナで00年代に活躍したラ・キンキー・ビートのリミックスでデビューしたグループ、エレクトロプータスの2014年作。ふざけたエレクトロ、というのがコンセプトのようです。なかなか下世話でアシッディでチージーなエレクトロ・トラックに女性MCが乗っかります。バルセロナのダンスミュージック・サイド、何気にベテランです。しっかし悪そうですね。(インポーター資料より …
続きを読むマドリードが拠点の10人組スカ/ロック・バンド、アラメンダソウルナの2014年最新作です。前作ではバルセロナ00年代の顔役でもあるムチャチートをフィーチャー、今作はマヌ・チャオ以降の重要レーベルKASBA MUSICからのリリースということもあり、ロック・ラティーノ/メスティサヘシーンへ切り込ん行く感じは今作のサウンド同様勢いを感じます。タイトルの̶ …
続きを読む女性ボーカリスト、マグダレナ・サピオラがサンバ、チャカレーラ、ガトらフォルクローレの名曲を歌うアルバム。日本で名の通ったゲストはいないですが、確かなテクニックと愛情のある演奏。いい意味で土臭すぎないマグダレナのボーカル。清々しい空気が全体に漂う良アルゼンチン・フォルクローレです。ワインに捧ぐ?作品のようで、内ジャケにはボルヘスの詩なども引用されています。アル …
続きを読むちょいとエキセントリックなポップ聴かせてくれるマヌエル・オニスが6年ぶりに新作をリリース。これが待った甲斐がある出来でした。ジャケからして謎ですね。ボーカル、ギター、シンセ、どれも変なエフェクトが施されていながら不思議な統一感とオリジナルなメロディセンス、奇をてらってるだけじゃないバランス感覚。アクセル・クリヒエールのポップセンスを受け継いでると言い切ってし …
続きを読む日本公開タイトル「フリーセックス地帯を行く 天国か地獄か」(1968年イタリア)。永遠のイタリアンラウンジクラシック「マナ・マナ」のオリジナルヴァージョンが収録されていることで有名なサントラ盤。ジャケットアートワークもカヴァー裏表で二種類掲載。全世界500枚限定プレスです。
続きを読む「オルケストル・トゥー・ピュイサン・マルセル・デュシャン」(以下OTPMD)はスイスのジュネーヴの6人組(うち女性二人、そのうちの一人はアフリカ系女性)で、アフリカっぽいバンド名(cf. TPOK Jazz)にコンセプチュアル・アートの祖マルセル・デュシャン(便器を作品にしたり、モナリザにひげをつけた芸術家)の名を冠した、ちょっとハイブローなミクスチャー感覚 …
続きを読むイディッシュランドのバラードたち! ユダヤ暦アダルの月の14日に行われるユダヤ教の祭りプーリームなどで歌われるユダヤの歌のことを“イディッシュ・ソング”と呼ぶそうです。それがよく歌われていたのが、18世紀以来ヨーロッパ各地にあったユダヤ人コミュニティーの名称として知られた“イディッシュランド”でした。本作には1930〜40年代に録音されたイディッシュ・ソング …
続きを読むドローレス・ドゥラーンのボックス・セットです!サンバ・カンソーンの全盛期でありボサ・ノーヴァが誕生しようとしていた1950年代後半を代表する女性歌手/作曲家=ドローレス・ドゥラーンの全オフィシャル録音を網羅したボックス・アルバムです!6枚がドローレスのLPアルバムをオリジナルのまま復刻したもの、そして残りの2枚は、さまざまな歌手たちによって歌われたドローレス …
続きを読むこの顔、どこかで見たような? ええ、確かに見たことあるはずです。20年以上も前に! UKダブのデニス・ボーヴェルがプロデュースしたアルバムで世界進出。日本ではOTOがプロデュースした作品でも知られたライ歌手シェブ・タチが、ハマディ・タチと改名してカムバックです。しかもバンドメンバーには黄金期ハレドのシンセ〜アコーディオン奏者ムスタファ・カダを迎え80R …
続きを読むエチオピーク・シリーズにより全世界から注目を浴びるエチオピア音楽ですが、一方では本国が平和になり、再び中産階級が育つことによって、この5年ほどでアジスアベバの従来の治安の悪い地域は再開発されることとなりました。そうした地区のボッタクリ民謡酒場を主な活動の場としていた民謡歌手「アズマリ」は居場所を失い、今では大半が海外に移住してしまったそうです。内戦によって一 …
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