ちょっと太ったかな?いや、随分グラマーになってしまいましたが、当年51歳になるということですから、円熟していますねえ…。北米イラン系女性歌手ではグーグーシュは別格として、実力派ナンバー1女性歌手、シャキーラ2012年12月末リリース作品初入荷です。もともとテヘランではペルシャ古典声楽を学び歌っていたというシャキーラですから、渡米後も大方のUSイラニアン・フィ …
続きを読むちょっと太ったかな?いや、随分グラマーになってしまいましたが、当年51歳になるということですから、円熟していますねえ…。北米イラン系女性歌手ではグーグーシュは別格として、実力派ナンバー1女性歌手、シャキーラ2012年12月末リリース作品初入荷です。もともとテヘランではペルシャ古典声楽を学び歌っていたというシャキーラですから、渡米後も大方のUSイラニアン・フィ …
続きを読む久々のUSイラニアン入荷ですので、>こちらで紹介されていた2012年3月リリースの本盤(無断リンク陳謝)、当年55歳、イランはイスファハン出身の美人歌手、レイラ・フォルハルの最近作も初入荷とあいなりました。イラン革命後、フランスへ行ってその後88年からUS在ということですが、以降17作のアルバムをリリースしているということですから、USイラニアンの間での人気 …
続きを読む“アラブ歌謡の貴婦人”映画デビュー作の全曲集! “アラブ歌謡の貴婦人”、“アラブの星”、“エジプトの巨星”など、その栄光を讃える別称がいくつも存在するウム・クルスーム。そのカリスマ性は 没後40年近く経つ現在でも衰えることはない。そんな彼女が生涯で出演した映画はたった6本。そのスクリーン・デビュー作が『ウィダード』(1936年) だ。この映画出演によって彼女 …
続きを読むトルコの男性ラッパー、セゴパ・カジメルの2013年新作。ちょっと見ない間に白髪化し、見事にトルコのオッサンになってましたが、音はいつもどおり、救いのないほどダークなトラックにエレキサズなどでトルコ色を加え、暗い心のうちをたたみかけるようにラップしています。
続きを読むムバラク前大統領を支持していただけに、2011年のエジプト革命後はしばらく活動を自粛していたシャバービーの帝王アムル・ディアブが、再度のエジプトの混乱の後にやっと帰ってきました! 50歳を越え、さすがにモミアゲに白髪が交じりながらも相変わらず筋肉ムキムキで砂浜に座っています。音はもちろんアゲアゲの四つ打ちアラブ〜ラテン〜フラメンコ・ハウスにアラブならではの哀 …
続きを読む仏INSTITUT DU MONDE ARABEの2013年末新作はシリア人アラブ古典音楽演奏家ハレド・アルジャラマニによるウード小曲集。東地中海からマグレブの香り高いウード演奏と渋い歌声が5〜8分の比較的短い演奏で全8曲たっぷり味わえます。
続きを読むロンドンをベースに活動する若きモロッコ人グナウィのファースト・アルバムとなります。“グナワ・ロンドン” なるタイトルからして、どんだけミクスチャーしていることかと予想していましたが、聴いてみれば、これが予想を大幅に裏切る正統派!珍しくも、キチンとしたスタジオ録音の本格グナワCDとなりました(スタジオ録音が以外と少ないグナワです!)。シンティールとカルカベのみ …
続きを読むドイツのネオ中世音楽アンサンブル、エスタンピーとスペインのミクスチャー・トラッド・グループ、ラム・デ・フォックの出会いから生まれたアル・アンダ ルース・プロジェクトの2013年新作〜中世、イベリア半島で何世紀もの間、イスラム教、ユダヤ教、キリスト教といった信仰の違いを越え、哲学や科学、芸術が大きく花開いた時代、アル・アンダルース時代を、現代に蘇らせせようとい …
続きを読むギリシャ系歌謡を歌って当方でもロングセラーとなった>前作から早4年~赤毛がトレードマーク、だんだんモーリン・オハラみたいになってきたトルコの円熟美人歌手/SSWでもあるジャンダン・エルチェティンの新作です。トルコ民謡をはじめ、旧ユーゴのロマ・ソング、ライカやフラメンコ、シャンソンなどを想わせるアレンジの楽曲を、極めてトルコ的なメランコリーを感じさせる歌声を、 …
続きを読む未だ戦火の止まぬ中東の大国イラクから登場したファリダ、イラクのマカーム/アラブ古典旋法をこなしつつ、フォーク・ソングにも通じた女性歌手です。16歳の時に、アラブ音楽界ウード奏者のムニール・バシールに絶賛され、以降、何度となく共演や彼のグループへの参加を繰り返してきたそうです。1997年にオランダに移り住み現在までそこを拠点に活動を続けています。本作は、マカー …
続きを読む昨年のカンヌで絶賛されたトルコ系在ドイツ男性・若手映画監督=ファティ・アキンの新作映画サントラCDです(“クロッシング・ザ・ブリッジ”の監督さんですね…)。で、映画のことはともかくとして、ギッシリおいしい曲が収められています。シェヴァル・サム/シャンテル/セリム・セスレル/アメット・カヤ他といった、一癖も二癖もある面子によるトルコ系/ジプシー系/ …
続きを読む美しいおみ足ですが、裏ジャケに写る上半身を見てビックリ!映画『ヴィヴァ・アルジェリア』にて、夫を失い涙に暮れながら濃密なライを歌う歌手役で出演していたアルジェリアのおばあちゃん女優兼歌手のビユーナの新作アルバムでした!カルラ・ブルーニやセウ・ジョルジをブレイクさせたフランスNAIVE制作~ジョセフ・ラカイユやケイト・セント・ジョン等が参加し、ビッグ・バンドに …
続きを読むまたまた麗しいレバノンの女性歌手登場!どこか東洋系の血が入った風貌に惹かれ聞いてみると、一曲目から妙にしとやかなトルコ的旋律じゃないですか!声もナワルやアンガーム的な日本人にも優しいまろやかさ。もうひとこえ言うならば、マレイ・ポップさえ連想させるエイジアンなムード?バックもジャジーなテイスト漂うエイト・ビート路線や伝統アラベスク路線まで、ジールのワクを超えた …
続きを読むアルジェリア出身のユダヤ人でありながらフランスでシャンソン歌手として大成したエンリコ・マシアス(1938-)、彼の叔父はアラブ=ユダヤ / アンダルース系音楽の巨匠~シェイク・レモンであり、彼の父もまたレモンと行動をともにした名のあるヴァイオリン奏者でした。そんな出自を持って、1962年にリリースしたデビュー・シングル “L’orie …
続きを読むレバノン、永遠の熟女歌手?代表作と言っていいんじゃないでしょうか、こちらも久々の再入荷! 何だか、みんなこの時期に集中してリリースするものですから、目まぐるしいですねえ、アラブ女性歌謡世界、きっとドバイの夏は熱いんでしょうねえ、さぞかし(関係ないですけど…)。で、新興ロターナ勢の巻き返しは、まずこのお方、レバノンの八代亜紀こと、ナジワ・カラン姐さ …
続きを読む