MAGYD CHERFI / CITE DES ETOILES

これはオヤジの生き様がバリバリに出た傑作です!南仏のアラブ・フレンチ・ミクスチャー・バンド、ゼブダのリーダー、マジッド・シェルフィ初ソロです。ルノー~ネグレス・ヴェルト系のダミ声の仏語かたり歌で、シャンソン・ブレイクビーツ、ミュゼット・パンク、アル・アンダルース・シャンソンなどなど、アレンジから歌声まで激濃いオヤジ・アルバム。そこはかとなく漂うマグレブの香り …

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NIKOS PAPAZOGLOU / SINERGA

ニコス・パパゾグル(1948-2011)~生涯6枚のソロ・アルバム(うち1枚のライヴ)と幾つかの共作アルバムしかリリースしませんでしたが、地味ながらイイ音楽家でした。大都市でのライヴよりも、小さな島々や内陸の村々でライヴをすることを好み、古いディモーティカやレべーティカ、ニシオーティカに材を求めた自作曲を、バグラマーで弾き語りながら、ギリシャをくまなくまわっ …

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DOS HERMANOS / GOLD FISCHEN

当店ではロング・セラーとなっているドイツのダメダメ・バンドG RAG Y LOS HERMANOS PATCHEKOSの中心メンバー、SENOR G RAGとJOSE A.K.A. THE BLACK RIDERによる別ユニット。音楽性はLOS HERMANOS PATCHEKOSをそのまま小編成にしたような辺境ロック。カリプソのスタンダード曲「LALA」や …

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YIANNIS KOTSIRAS / 30 + KATI

アテネ・オリンピック聖火リレー公式テーマ曲(トレバー・ホーンprod.)に、その曲が選ばれていた男性歌手ですね…という昔の話。デビューは90年代初め、もともとレベーティカを歌っていたそうですが、その音楽性は一貫して、ギリシャ風味を濃厚に湛えつつも、一味違うトラッド風~フォーク・ロック風、プログレ風アレンジの面白さで、同時代性というものを感じさせて …

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AMAN AMAN / MUSICA I CANTS SEFARDIS D’ORIENT I OCCIDENT

スペインはバレンシアを拠点に独自の地中海トラッドを演じて来た~ラム・デ・フォックのフロント男女2人を中心に結成された新プロジェクト=“アマーン・アマーン”のファーストです!その透明な女性ヴォーカルを囲むようにして、ウード、ネイ、カヴァル、ダルブッカ、カーヌーン等の中東系の楽器等を用いて地中海音楽の広がりを表現する方向性はそのままですが、この新作の特徴は、15 …

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RAVI / AFRICAN KORA

アフリカの各種楽器をはじめ、ブラジルの一弦琴 ビリンバウや、倍音唱法(ホーミー/ホーメイ) までも操るという、イギリス人マルチ・ミュージ シャンのRAVI。本作は、西アフリカのハープ・ リュート、コラの魅力を最大限に引き出す試み。 コラの伝統的な調弦、フレーズ、奏法に基づいた 演奏とのことですが、かなりヨーロッパ的に 洗練されており、いわゆる「フィールド録音 …

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SABAN BAJRAMOVIC / MOSTAR SEVDAH REUNION PRESENTS…

ボスニア~ロマ音楽の帝王!だそうです。バックを固めるのはモスタル・セヴダ・リユニオン!長いキャリアを誇るシャバンの歌声は、DEEPかつ余裕たっぷり、懐の深さというものを感じさせます。野性のロマンティシズム溢れるバックのジプシー・アンサンブルもこなれてます。ボスニアン・ロマ音楽の真打ち登場という雰囲気ですね。 1 Jasmina 4:42 2 Pelmo Me …

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MEHMET ALI SANLIKOL, TEODOULOS VAKANAS / MUSIC OF CYPRUS

現在は北米ボストンに住まうというトルコ系キプロス人男性と、同じく在米のギリシャ系キプロス人男性が中心となり作り上げたCDで、キプロスという紛争の島を遠く離れた地でこそ実現した、史上初のトルコ人&ギリシャ人共作によるキプロス音楽アルバムになっています。互いがそれぞれの家族の間で歌い倣わして来た伝承歌を持ち寄って作り上げた作でもあり、歌詞はトルコ語ギリシャ語ほぼ …

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GIORGIO CONTE / LA BELLE VIE…

イタリアはピエモンテ州の歌う弁護士/SSW=ジョルジオ・コンテ(パオロのお兄さん)、近年の録音から~00年作と03年作からのセレクションCDがフランス盤でリリースされました!相変わらず渋くて柔らかなダミ声で、郷愁に満ちたジャズ~シャンソン~ラテン風味を感じさせるハート・ウォーミングなカンツォーネ世界をライトに繰り広げてくれます。/大人のお洒落、たっぷり感じさ …

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MARIA TERESA / ERA UMA VEZ UM JORDIM

前05年作ではカルトーラやシコ・ブアルキなどブラジル音楽をファド・スタイルでカヴァーしていた、ポルトガルの才媛、マリア・テレサによるファド新作です。ギターラ&ギターによるごくごくシンプル&アコースティックな伴奏で、故アマリア・ロドリゲスに代表されるディープなファドとはまた一つ違う、ララバイ風というかボサノーヴァ風というか?~柔らかく軽い発声において、瑞々しい …

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