ESKORZO / CAMINO DE FUEGO

●1996年結成。20年に渡りシーンの先駆者として、それもメスティサヘ・ロックの爆心地バルセロナではなく、アルハンブラ宮殿で有名な、アル=アンダルス文化が色濃いスペイン南部グラナダから、常にシーンに多大な影響を与え続けてきた伝説のバンド、エスコルソ。印象的なあご髭のヴォーカル、トニのしゃがれ声を中心にホーン・セクションと多種多様なリズム、そして強烈なビートと …

続きを読む>

V.A. / A GUIDE TO GREEK MUSIC

“地中海のブルース”レベーティカを中心に ギリシャ独特の大衆音楽の全貌を解明 『ギリシャ音楽入門』 選曲・解説:中村とうよう 1.Réna Dállia/ Ta Pedhia Tou Perea 2.Markos Vamvakaris/ Bouzouki Solo 3.Vasilis Tsitsanis/ Baglamas Solo 4.Alekos Kar …

続きを読む>

NYNKE / ALTER

★ニンケ/オルター 希少言語フリジア語で歌う女性シンガーが誘う無国籍ヨーロッパ歌謡の世界! オランダ北部のフリースラントと呼ばれる土地は、希少言語語が公用語として使われているなど、特有の文化を持っている。そんなフリースラントから登場したニンケは、フリジア語を使った歌詞をメインにした独自の歌唱スタイルを持つ実力派の女性歌手だ。本作はその彼女が2013年に発表し …

続きを読む>

INNA ZHELANNAYA ‎/ VODOROSL’

モスクワ1965年生まれの女性SSWにして、トラッド系バンド、ファルランダーズ(1994-2004)のフロントだった、インナ・ジェランナヤのファースト・ソロ、1995年作の復刻盤となります。いかにもロシアの大地に響くミスティックな歌声、ピーター・ガブリエル主催のWOMEXに参加、世界を巡り、スラブ女声の魅力を広く知らしめた時期のアルバムだけに、フォークロアな …

続きを読む>

NICOLE CROISILLE / JAZZILLE

  80年代ジャズ〜ソフトロックの名盤再発。映画「男と女」の主題歌でのスキャットでも知られるニコルが自らのルーツ回帰と言うべき大胆なジャズ・アルバムを1987年に制作。当時フランス最高といわれたリズムセクションに豪華なゲストを迎え、ジャズの名曲からイヴァン・リンスの曲まで、縦横無尽なヴォーカルアルバム。2008年リマスター。

続きを読む>

LA RUE KETA NOU / EN ATTENDANT LES CARAVANES…

パリ郊外の大道から生まれた、ジャンプ&スウィングする3人組~マノ・ネグラやネグレス・ヴェルト、テット・レッド直系のストリート系バンド!メンバーはモロッコ、ポルトガル、ベルギーの出身です。そんな彼らのクロス・カルチュアラルな記念すべきファーストが復刻!

続きを読む>

RUE D’LA GOUAILLE / FETE FORAINE

フレンチ/ヌーヴェル・セーヌ(シーン)~ラスティック・ストンプ派・注目のグループ!プルターニュはナント出身=リュー・ド・ラグアイアの新作です!ケルト&マグレブ風味をまぶした“ポーグス&マノ・ネグラ”マナーの完全アコースティック/ヌーヴェル・シャンソン系ユニットとでも言えるでしょうか?(仄かに漂うオクシタン風味も気になるところ…。)バンジョー&アコ …

続きを読む>

MADIOKO & RAFIKA / RYTHM N’BLED LIVE & REMIX

フレンチファンクの老舗バンド=マルカ・ファミリーのメンバー、イサックとダニオの新ユニット=マジョコ&ラフィカ新作です。ベルベル系の民シャウィの伝統音楽にインスパイアされたというマグレブ系女性ヴォーカル=ラフィカをフィーチャーし、イサック&ダニオのツイン・ベース、カマレ・ンゴニ、スティールドラム、そしてプログラミングが加わり、アフロでオリエンタルなファンクリミ …

続きを読む>

PATRICK VAILLANT / BASTIAN CONTRARI

イタリアのリッカルド・テジ(ディアトニック・アコ)との共演以来、トラッド、ジャズ、インプロなど多岐のフィールドで活躍する超絶テクのマンドリン奏者、南仏ニースのパトリック・ヴァイヤン=マンドリンの革命児07年新作はオクシタニア・アヴァンギャルド!地中海人ならではの混沌としたノン・ジャンル・ミュージックと言えるでしょうか。あらゆるテクニックを駆使したマンドリン数 …

続きを読む>

SEMTAZONE

07年10月初来日ツアー決定!ヌーヴェル・セーヌ・フランセーズが日本に送る使者=センタゾン!フルートにチェロ、アコーディオン、サックスというアコースティック楽器と女性ヴォーカルに男性ヴォーカルが入れ替わり、マカフェリからネオロカ、パンクまでをカヴァーしています!エレキ・ギターとフォルクロリックな2ビートからワルツ/ジャヴァ、時に欧州ジャズ・ロックの影響まで感 …

続きを読む>

LA RUE KETANOU / A CONTRESENS

ザクザクとギターがリフを刻む曲から始まるこの作〜レゲエ、フラメンコ、サンバ、ミュゼット、ジプシースウィング、タンゴ等々〜ありとあらゆる音楽の要素がゴッタ煮となって迫ってきます。エネルギッシュでパンキッシュ、パリ南郊外のストリートから生まれたジャンプ&スウィングするアコーディオン/ギター&パーカッションの三人組、再結成〜久々の新作(09年)でした。

続きを読む>

MARC ANTHONY / VIELLE A ROUE

  サルサの人とは違います。 日本ではハーディー/ガーディーという名前で知られるヴィエル・ア・ルー。張った弦を木の円盤を回転させて擦ることで音を出す。ビリビリと震える音色はまさに倍音天国。大音量で聴いて下さい。 ▽参考

続きを読む>

YOU SHOULDN’T KNOW FROM IT… / IT’S KLEZMER!

伝統スタイルのクレツマーを世界各国から集結した精鋭たちが再現! ドイツの数あるワールド・ミュージック・レーベルの中でも独特のラインナップを誇るオリエンテ・ムジークから、クレツマーにトラディショナルな姿を取り戻させようというグループが登場した。それがユー・シュドゥント・ノウ・フロム・イット。メンバー全員それぞれ違う国の出身のインターナショナル・クレツマー・バン …

続きを読む>

go top