ABDEL GADIR SALIM / KHARTOUM BLUES

ウードを弾き語りを中心に伝統的なスタイルを貫き通すスーダンの歌手/作曲家アブデル・ガディール・サリムは、スーダン中央部の方言を用いた歌詞と土着のメロディー/リズムを取り入れたサウンドがその大きな特徴。そのアブデルがフランスの〈アラブ世界研究所〉から90年代の終わりごろ発表した作品がこれだ。ウードの弾き語りを核に、各種パーカッション、アコーディオン、フルート、 …

続きを読む>

NYNKE / ALTER

★ニンケ/オルター 希少言語フリジア語で歌う女性シンガーが誘う無国籍ヨーロッパ歌謡の世界! オランダ北部のフリースラントと呼ばれる土地は、希少言語語が公用語として使われているなど、特有の文化を持っている。そんなフリースラントから登場したニンケは、フリジア語を使った歌詞をメインにした独自の歌唱スタイルを持つ実力派の女性歌手だ。本作はその彼女が2013年に発表し …

続きを読む>

V.A. / KHMER NEW YEAR SONGS (TOWN CD VOL.49)

 今回は、クマイルス野辺くん現地買付品(感謝)! >こちらでも紹介されていましたね!(無断リンク陳謝) で、以下、買い付けしてくれた菊地特派員の facebook 記事から無断転載(感謝!)。 エルスール・オヤジーズのあの方の癒しのテーマソングとも噂される曲が収まったタウン49番=“2014’s new year album”。歌うはニサ、ケーム …

続きを読む>

PREAP SOVATH, SOKUN KANHA, SOUKUN KANHA / KROMON 360, Khmer New Year Song 2014 (RHM 511)

コレを聞かずに真夏のアジアで何を聴く!? でも、このCD、2014年のクメール正月アルバムですが(クメール正月は4月中旬ですが)、カンボジアの民俗的音感に満ち満ちたダンス音楽です。ちなみにタイトルの“クロモン360” は『360°(どっちを向いても)女子』というタイトルだそう(アホですな)…。 *なお、こちら簡易ケース入りペラ紙ジャケ状態でお売り …

続きを読む>

ELVY SUKAESIH / THE DANGDUT QUEEN

★エルフィ・スカエシ/ザ・ダンドゥット・クイーン インドネシアが生んだアジア最高のダンス歌謡がダンドゥットだ。1970年代から大都市ジャカルタを中心に人気を集め、国家を代表するポピュラー音楽に発展した。そのシーンを引っ張り続けた女王様がこのエルフィ・スカエシ。インドネシアのみならず、アジアでも、いや世界中探しても、こんなに魅力的な歌手はそうはいない。  これ …

続きを読む>

INNA ZHELANNAYA ‎/ VODOROSL’

モスクワ1965年生まれの女性SSWにして、トラッド系バンド、ファルランダーズ(1994-2004)のフロントだった、インナ・ジェランナヤのファースト・ソロ、1995年作の復刻盤となります。いかにもロシアの大地に響くミスティックな歌声、ピーター・ガブリエル主催のWOMEXに参加、世界を巡り、スラブ女声の魅力を広く知らしめた時期のアルバムだけに、フォークロアな …

続きを読む>

SUNNY ADE & HIS GREEN SPOT BAND / DR. ADENAIKE (OLOLU)

1960年代末〜1970年のシングル・コレクション!ですね、ハイライフ風味は残りながらも勢いがあります。新世代の登場を印象づけるにはあまりある前傾ジュジュ、とにかく会話を交わすようなツインギターが印象的。 Sunny Ade & His Green Spots Band 1971 Vol.4 (LP; African Songs LPAS 8010) …

続きを読む>

SUNNY ADE / ISU JOBA LORI IYAN

イイですねえ!もう80年代前半世界進出の体勢は完全に出来あがってますね。サニー・アデ、1978年のアルバム、久々の再入荷です。オリジナルLPの原題は “The Golden Mercury of Africa(意訳=アフリカの黄金の神々の使者)”ということで、既に自分たちの音楽が、当時のアフリカ音楽の最先端に踊り出ていたことを自覚していたんでしょうね。スティ …

続きを読む>

EBENEZER OBEY / AIYE WA ATORO

いや〜、何て自由闊達でいて完成度の高い音楽 / ギターバンド&パーカッション&ヴォーカル・ミュージックなんでしょうね、ホント。この定常開放系ダンス・ミュージックの素晴らしさ、真似できませんよねえ(って、テキトーなこと言ってますが)、しかも夏向き!適度にユルイ、ビールがうまい!言うこと無しですねえ… Chief Commander Ebenezer Obey …

続きを読む>

go top