SEUN KUTI & EGYPT 80 / BLACK TIME

4年ぶり、シェウン・クティの新作です! 前作同様プロデュースはロバート・グラスパー(というのは音もはもない噂?)。話題としては、表題曲 “BLACK TIME” にカルロス・サンタナがギターで参加しています。かといって何かが変わるわけでもなくて、要するに、タフなヴォイスとヘヴィーな前傾グルーヴに翳りはありません。時に、アレンジのあり方 …

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SENGNAPHA DALANOY / SAO-BAN-NA-YONG-KOY

神奈川のHさん&アメフォン柳川さんのバッティング買付け品です〜感謝!現地ショップのおばちゃんの呼び方は、“セーンナパー” と聞こえるそーです。言うまでもなく、当店的に推している実力もサリ気なさも第一級と見ているラオスPOP女性歌手、しかも裏表、水牛ジャケです(そこは推しどころか?)。全編ミディアム・アップの飾らないラオ歌謡ナンバーが淡々と軽快に並ぶだけ、オル …

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PARK JIHA / COMMUNION

韓国の伝統楽器の数々が織りなすエクスペリメンタルな音楽体験 ! パク・ジハは朝鮮伝統楽器の演奏者であり、作曲家、そして朝鮮伝統音楽の新潮流の旗手である伝統楽器デュオ〈スーム〉のリーダー。韓国の実験音楽シーンと伝統音楽界でその名を高めた彼女の初のソロ・アルバムが本作だ。彼女はメイン楽器であるピリに加え、センファン、ヤングムを演奏。さらに現在韓国ジャズ・シーンを …

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MOLLY DRAKE / THE TIDE’S MAGNIFICENCE

詩人、シンガー・ソングライターだったニック・ドレイクの母、50年以上の時を経て封印が解かれた幻の音源に未発表音源を加えた2CD+詩集 ! ニック・ドレイクの母で詩人のモリー・ドレイク(1915-93)。彼女が1950年代に私家録音していた音源は、2011年に初めてアルバムとしてまとめられ、現代の音楽ファンを魅了した。本作はその唯一のアルバムに、書籍と今回初公 …

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MODOGO GIAN FRANCO FERRE / FESTIVAL DE CANNES

ex. VIVA LA MUSICA モドゴ・ジャン・フランコ・フェレ 突然の2枚組でした。 既にオールドタイマー、昔ながらの 不揃いなコーラスが最高ですね! スケベな低音語り?がナイのも実は嬉しい!? それに、なんてったって、サップールです。 セベン〜ダンスパートも実にイイ湯加減ですね! CD1 1. Echaffaudage 2. Muana Congo …

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TI PARIS / TI PARIS ET SA GUITARE

    ハイチ、トロバドール系ギター弾き語り 1958年作品の復刻CDです。 いわゆる今日のトゥバドゥのルーツ的存在、 チ・パリの代表作〜 シャンソン・クレオール風メロディーを、 メラング系リズムを下敷きに歌ってくれます。 カリプソ・シンガーにも似た SSWぶりをお楽しみあれ、

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V.A. / RITHMOS IN LOVE 2017

2010年代、最も売れ行きを伸ばしているギリシャのレーベル、 HEAVEN から例年リリースされるヒット・コンピレーション2017年版〜今のギリシャ・メインストリームがどんな感じだか、これを聴けばわかろうというもの。ギリシャではCD店はもちろん書店やキオスクでも売っている人気シリーズみたいです。 1.Fovame gia sena / Vertis Niko …

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LUBOYNA & ISMAIL LUMANOVSKI / SHERBET LUBOYNA

大変、お待たせしました! 全然関係ないですけど、昔ビートルズの「ヘイ・ジュード」を聴いたとき、イイけど長い曲だなあと思ったものですが、このマケドニアのグループ、ルボイナ 2015年作の冒頭曲〜 “IZLEGU DA SE RASHETA” リンクの YOUTUBE ヴィデオ・クリップでは 4分半ぐらいですが、CD 収録のオリジナルは9 …

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PIERRE PERRET & V.A. / LA TRIBU DE PIERRE PERRET…AU CAFE DU CANAL

オクシタンはカステルサラザン生まれ、ピエール・ペレ、今年83歳、方言&スラングや子供の言葉など、辞書に載っていない言葉も駆使、ユーモア込めて歌う仏国民的シャンソニエ、ソングライター、詩人、作家、食文化研究家。1957年レコード・デビューということで、去年デビュー60周年を記念しての企画盤?(タイトルは『ピエール・ペレ一族』)〜 バックはレ・ゾグル・ドゥ・バル …

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