HIM SIVON & PICH PONLEU / RASMEY HANG MEAS CD VOL.61

こちらも>RHM 60番と全く同じ感想ですね、いいですねえ、ミレニアムなカンボジア田園歌謡の佳作ということに! で、本盤の目玉は、途中〜リンク22分過ぎの曲、若き(融通のきかない区役所年金課職員風の出で立ちの)ピッチ・ポンルー君が、往年の歌謡芸人メアス・サランばりに(あのノイ・ヴェネットあたりも時に披露した)、ダミ声でコブシをこねくり回すように歌うミディアム …

続きを読む>

HIM SIVON & PICH PONLEU / RASMEY HANG MEAS CD VOL.60

またまた当店在庫から、掘り出し物?…コレ、未紹介だったんですねえ、“2000”とありますから当然2000年のリリースなんでしょう、たぶん。ハム・スィーウォン&ピッチ・ポンルー(という表記でイイんでしょうかね? 現在も活躍中>★ しっかり中高年男に変貌)という当時の人気男女歌手による、純正民謡調カンボジア歌謡がたっぷり楽しめる佳作です。ま、最近のフ …

続きを読む>

ZOUFRIS MARACAS / BLUE DE LUNE

“ズーフリス” というのは、1950年代のフランスにおけるマグレブからの移民労働者の呼称、ということで、基本マジッド・シルフィとかHKとか、マグレブ / カビール系移民二世三世よるヴァリエテ・フランセと考えていただいてOKですが、もともとこのズーフリス・マラカス、長らくパリの地下鉄で歌っていたギター・トリオだったそう。全体トロピカル指向もあり、そこはかとなく …

続きを読む>

DJE BALETI / PANTAI

キューバ系の父とシチリア/チュニジア系の母の間にカラカス(ベネズエラ)で生れ育ち、6歳の時にニースに移り住んだという、カリブと地中海を血と肉の中に持ってしまったジェレミー・クーロー率いるトリオ、ジェ・バレティのサード作です。 ニース~ジェノヴァのリヴィエラ地方に伝わる瓢箪の胴の撥弦楽器「エスピーナ」(電気アンプリファイド)をブルース・ロック・ギターのようにあ …

続きを読む>

EFTIHIA MITRITSA / TO PROTO VLEMMA

>こちら2010年のファーストと>こちらは2015年のセカンドとなるデュオ作、そしてまた5年後、本作は2020年の3作目ということになります(そのほかシングル録音2曲という10年間のキャリア)。ピアノ弾き語り、エフティヒア・ミトリツァ、また一人になって1作目っぽく、ショートなアルバムですが、いいメロディー、いい歌声、ちょっと苦い味も聞かせるようになりましたね …

続きを読む>

V.A. / LUCHSHIYE TSYGANSKIYE PESNI I ROMANSY NACHALA XX VEKA

タイトルを訳せば、”The best gypsy songs and romances of the early 20 century” ということで、ロシアに住まったジプシー達のSP時代音源集ということに。これが、なかなか素晴らしいのでした…(どう、素晴らしいかと問われても、説明が難しいのですが、ま、何というか、実にエモーショナルで …

続きを読む>

RAY LEMA / HOMMAGE A FRANCO LUAMBO, JAZZKIF KINSHASA, on entre ko-on sort ok

コンゴ民主共和国出身で、30年以上海外で活動してきたアフリカ音楽の鬼才レイ・レマ。そんな彼が祖国で、「コンゴ音楽のグランド・マスター」ともいわれる巨星 “フランコ” に捧げた記念碑的コンサートを収録したアルバムの登場です。 ● 1946年、現在のコンゴ民主共和国の首都キンシャサに生まれたレイ・レマ。彼は、若くから音楽の才能を認められ、ピアノとオルガンをミサな …

続きを読む>

NAMGAR ‎/ HATAR

ロシア、モンゴル、中国の3か国が出会う国境地帯出身のブリヤート共和国の音楽家 Namgar Lhasaranova 〜ナムガル・ラサラノヴァを中心に、17世紀モンゴルのダンス・チューン(現在では演じ手がいないそうです)や、20世紀未満のブリヤートの古謡などをミックスした歌と演奏を繰り広げるグループ、2003年の作です。近年作は>こちら、 1 Yookhor …

続きを読む>

VA-TA-GA ‎ / MIKULINY GORY

2000年に結成された(結成当初はケルト系音楽を演奏)ロシアの音響派フォークロア・バンド、VA-TA-GAの4作目にして最終作品となったO7年作(その後、無期限の活動停止、10年に再結成され幾つかのLIVE / コンサートを催した後、再び活動停止)。ギター、ダブルベース、フルート、ザレイカ、カリュカ、ソー、ボログダホーン、ドラム、パーカッションから成るグルー …

続きを読む>

V.A. / SHADES OF SORROW, Rare Chicano & Blue Eyed Soul Ballads, Volume 1

極上のブルー・アイド・ソウル・バラード集!その存在さえも知られてこなかった激レア・シングル、そして未発表音源も含めた驚愕の20曲。チカーノ/ラティーノ系と思われるシカゴ発(2)、ハワイ産ブルー・アイド・ソウル歌手として知られるマイク・ランディの貴重1stシングル(5)、まるでシッティング・イン・ザ・パークのイントロを想起させる哀切溢れるギター・リフで始まる( …

続きを読む>

SHIRLEY COLLINS / HEART’S EASE

数年前のこと、久々カラオケ行って歌ったら、昔は難なくウタえた歌が、ウタえなくなっていると知って、ちょっとショック受けました。声が出ないんですね、高音域というほどのこともない音程がウタえなくなっている、しかも声量というより発声じたいに全然、力がない、フヤけている。もはやコレまでと歌手生命(というかカラオケ生命)の終わりをマザマザと見せつけられることになったワケ …

続きを読む>

OTAVA O ‎/ LYUBISH’ LI TY

オタヴァ・ヨ、2009年、バルト海に面したロシアの港湾都市、サンクト・ペテルブルグで結成されたグループ、バグパイプ、ハープ、ヴァイオリン、パーカッション、ギターを伴奏に、バルト海沿岸ロシアのフォークロアをベースにした歌を男女コーラスで聞かせます。本作は7枚目となる最近作(2018)。WOMAD はじめ、様々な国でライヴ活動を展開しているそう。 1 Как Н …

続きを読む>

BADMA KHANDA / TRADITIONAL MONGOLIAN & BURYAT MUSIC

グループの名前は、ブリヤート人の歌手、バドマ・ハンダに由来。 ロシアでは “インナー・モンゴルの声”と呼ばれています。中国の内モンゴル出身のブリヤート人です。その声、一度聴いたら忘れられない声、かも知れません。 1 Улиринга 2 Ёхор 3 Ага, ты родина моя 4 Родная сторона 5 Рома …

続きを読む>

go top