GAEL FAYE / LUNDI MECHANT

  1982年、ルワンダ人の母、フランス人の父のもと、東アフリカはブルンディの生まれ、マルチニックの詩人エーメ・セゼール(1913-2008)を敬愛するSSWにしてベストセラー小説家、ガエル・ファイユの3作目となります(初作は>こちら 2作目は>こちら)。細部に東アフリカ的な音感が散りばめられもするPOPなバック、そして、諦観と希望が相半ばするよう …

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BNAT EL GHIWANE / AADA LEKHOUTE

>★ モロッコ、女声4人組1995年作の経年在庫品です。1970年代から活躍したグナワや、サハラ周縁のベルベル系のフォークロアに、ロック的な感覚をミックスした人気トラッド系グループ、ナス・エル・ギナウの影響を受けて結成された女声グループですね。キンキンとした女声ユニゾン・コーラスと、せわしなく強烈な変拍子ビートを踏みしめ、グナワともモロッカン・シャアビとは一 …

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LES OGRES DE BARBACK ‎/ CHANTER LIBRE ET FLEURIR

1994年グループ結成から四半世紀を経た区切りとして、19年末にスタートした25周年ライヴ・ツアーの記録、コロナ禍により2020年春に中途中止となってしまったものの、オリジナルメンバーの4人兄弟姉妹(フレッド、サム、アリス、マチルド・ブルギエール)の歌声、バンジョー、チューバ、アコーディオン、ダブル・ベースによるレ・ゾグル・ドゥ・バルバックならではの “シャ …

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CUCA ROSETA / MEU

人気新世代ファド歌手の最新作〜 のびのびとした歌声が持ち味の若手女性ファド歌手:クーカ・ロゼータが2020年にリリースした作品。今回は彼女の作詞作曲によるオリジナル・ナンバーによって構成されており、彼女自身も『これまでの中で最も自分自身の真実に近い非常にパーソナルな作品』とコメントしています。ポルトガル・ギターやアコーディオンと共に歌い上げられる軽やかなファ …

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ANTOINETTE KONAN

キュートなコートジヴォワールの女声シンセPOP1986年作復刻CD、なんですが、ジャケに写っている伝統的な細長い棒状の体鳴楽器(グィロと原理的には同じ、と思われます)アホコをコスリながら歌っているアントワネット・コナン、ということなんですが、意味不明ですねえ…。本作では打ち込みに見事に溶け込んでいるようで、どこがアホコの音なのかよくわかりませんで …

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PAULO FLORES & PRODÍGIO / A BENÇÃO E A MALDIÇÃO

パウロ・フローレスの新作再入荷です。アンゴラ現地盤ではなくて、今回はポルトガルSONY盤でリリースされました。パウロ・フローレスとラッパー、プロディージョ(ポル語”天才”の意)の共作アルバムです。 一聴。このシンプルさ、一切の無駄のない、ヴォイスとギターの8曲、二人の声と生ギターの弦が織りなすツートーンのグラデーションが、アンゴラ社会 …

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KRONONAUT

ギタリスト、レオ・エイブラハム(ブライアン・イーノほかと共演歴)と、ドラマー、マーティン・フランス(ニルス・ペッター・モルヴェらと共演歴)によるアブストラクトなサイケ・ジャズ 〜インプロ・アルバム、と、一応。 Leo Abrahams: Guitar Martin France: Drums Tim Harries: Bass (2, 4, 5, 6, 8) …

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M’BILIAB A / BEST OF CONGO MUSIC

★ M’BILIA BEL 10数年前から在庫のあるナイジェリア盤、”ムビリアブA”というアーティスト表記、どうせ、ムビリア・ベルかなんかだろうと思いながらも、聴く気にもなれなかったのですが、先ほど、ふと、手にとって聴いてみたら、やっぱりムビリア・ベルだったのでした。それだけのことですが…、しかし、このアフリカ …

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GEORGE WILLIAMS AINGO / ROOTS OF HIGHLIFE 1927

ガーナ、クワメ・アサレに先んじるパームワイン・ミュージック黎明期重要人物の一人、ジョージ・ウィリアムス・アインゴのゾノフォン録音SP 復刻集ですね。で、え〜っと、この中古盤、海外から入荷したように記憶していますが、なぜか?深沢美樹センセーのヴァケイション盤充実日本語解説(1992年執筆)が付いているのでした。謎じゃ、ですが、タメになりますよ〜!     1 …

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BOSSARENOVA TRIO / ATLANTICO

Bossarenova Trio 〜Paula Morelenbaum, Joo Kraus & Ralf Schmid   リオ生まれの女性歌手パウラ・モレレンバウム(ジャキスの妹さん)と、ドイツのトランペッター、ジョー・クラウス、そして、やはりドイツのピアニスト、ラルフ・シュミットによるボサノーヴァ・トリオ、13年のファースト以来7年ぶり、久々の …

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