>こちらで好評をうけたまわったCD~リマスター済みの08年EMI盤です。とてもクリアーな音で楽しめます!というわけで、このナイヤラ・ヌール、1950年インド生まれですが、印パ分離独立の際に家族と共にパキスタンへ、そして幼い頃から音楽に親しみ、ことに当時、ガザルの女王として君臨していたベガム・アクタルに憧れ、ウルドゥー語でロマンティックな恋愛詩を謡うガザル、あ …
続きを読む>こちらで好評をうけたまわったCD~リマスター済みの08年EMI盤です。とてもクリアーな音で楽しめます!というわけで、このナイヤラ・ヌール、1950年インド生まれですが、印パ分離独立の際に家族と共にパキスタンへ、そして幼い頃から音楽に親しみ、ことに当時、ガザルの女王として君臨していたベガム・アクタルに憧れ、ウルドゥー語でロマンティックな恋愛詩を謡うガザル、あ …
続きを読むミナス出身のベテラン男性シンガー・ソングライターのラドストン・ド・ナシメントが2004年に残した作品がリイシュー。耳心地の良いミナス・サウンドを踏襲しつつ、独自の色彩を重ねてオリジナリティを追求しています。冒頭には日本をイメージしたと思われる曲が収録されているほか、北東部音楽とも縁の深いベテラン音楽家エドゥ・ロボがゲスト参加したトラックも収録されています。
続きを読むいまのサンバを代表する歌姫テレーザ・クリスチーナの新作は、なんとロック・バンドのオス・オウトロスとの共演名義。しかも、それがビラジリアン・ロックの帝王ロベルト・カルロス作品集というからビックリです。帝王が60年代から80年代までに放った懐かしいヒット曲の数々を、ジャンルの違う若者たちが歌って演奏。若々しい音楽によみがえりました。
続きを読む爽やかな歌い口で1960〜70年代に人気を博したサンバ男性歌手オルランジーヴォ、1976年の代表作CD化です!サンバランソ(サンバ+バランソ)と呼ばれる独自のスタイルを開拓したオルランジーヴォは、いわばシロ・モンテイロらのサンバ・ジ・ボッサを戦後に受け継いだ人物のひとり。この76年作では、そんなオルランジーヴォらしいスウィンギーでダンサブルなサンバをメロウ& …
続きを読む人気ラッパーの2012年新作が登場しました。凝ったプロダクションで生まれたサウンドをバックに社会批判を繰り広げるところはいつもと同様。今回はジョルジ・ベンジョールやカルリーニョス・ブラウンらがゲスト参加しています。
続きを読むベベウ・ジルベルトの仕掛け人として知られたスバ(故人)の傑作『SAO PAULO CONFESSIONS』のヴォーカリストとして登場したカチア・Bは、2004年発表のセカンド作でブレイク。いまやブラジル新世代を象徴する存在として知られるようになった才色兼備なシンガー・ソングライターですね。オーソドックスなバンド・サウンドを主体にしつつ、さり気ないエレクトロニ …
続きを読むDJのマルセリーニョ・ダ・ルア、ベーシストのマルシオ・メネスカル、鍵盤奏者アレサンドロ・モレイラによるユニット、ボサクカノーヴァはリオ・デ・ジャネイロで1997年に結成され、これまで『イパネマ・ラウンジ』や『ウマ・バチーダ・ディフェレンチ』など、人気作を送り出してきました。 サンバやボサ・ノーヴァのテイストをリスペクトしつつ現代化を図ってきた彼らが、久々に新 …
続きを読むキューバのパーカッショニスト&コンポーザーで、早くからメキシコに渡って活躍したフスティ・バレートのレアー盤のストレート・リイシューCD-Rです。 彼は、ルンバ、サンテリーア系のアフロ・パーカッションから、ブーガルーまで、幅広い音楽性を聞かせる作を幾つか残していますが、この1958年録音作は、同時期のメキシコ出稼ぎ組、グラン・フェジョーベ、シルベストレ・メンデ …
続きを読むオルランド・バジェーホは、1950年代からベボ・バルデース、コンフント・カシーノ、コンフント・クババーナ、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテなど一流楽団で活躍した後、1950~60年代にソロ歌手として活躍しました。ソロとなってからは、甘い落ち着いたクルーナー系の歌唱法で、ボレロを中心にヒットを次々に飛ばしました。人気者らしく録音も多岐にわたり、前述以外にもロベ …
続きを読む50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケが1964年に発表した『CANTA LA BURKE』のストレート・リイシューCD-Rです。バックは、ラファエル・ソマビージャとアドルフォ・グスマン指揮による、ストリングスが美しいフル・オーケストラ。キューバでフィーリンの歌手といえば、まず第一に名 …
続きを読むヴィニーチョ・カポッセラはドイツ生まれのイタリア人SSW〜家族でイタリアに帰国した後、カンタトゥーレ、フランチェスコ・グッチーニに見いだされ、90年代から本格的な音楽活動を始めたそう。で、>>前作2CDをギリシャのミュージシャン達とエーゲ海で録音したこのイタリアの異才、この2012年作ではギリシャそのもの、ギリシャのブルース=レベーティカのスタイルにおいて、 …
続きを読む★マリエム・ハッサン / 棘 モロッコの南の国“西サハラ”のポリサリオ戦線において祖国独立のために音楽活動を続けて来たという女闘士マリエム・ハッサン~待望のサード・アルバムがリリースされました!西サハラ/トゥアレグ系の伝統的な歌謡スタイルの流れを汲みつつ、シンプルかつブルージー、よく練られたギター&パーカッションによるバックに、ドスが効いた、哀愁のこもった砂 …
続きを読む★マリエム・ハッサン、ヘイラナ、ファクナシュ、ナイム・アラル、etc. / メデフ -サハラ、いにしえの唄 強力!イスラムの預言者ムハンマドへの賛歌たる古謡=“メデフ”(決まった詩を自由な節回しで歌い綴る)を競い合う女性歌手達(マリエム・ハッサンを中心に、このジャンルを代表する女性歌手が3人加わっている)のパフォーマンス集!広義にはベルベル系(トゥアレグも含 …
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