ARIF SAĞ / ELECTRIC ANATOLIA

トルコ1960年代から今もって活躍中のサズ奏者、アリフ・サーによる、70年代前半〜エレキ・サズによるサイケなインスト・シングルに特化した復刻音源コンピレーション、アナログLPです! A1 Samsun’un Evleri 3:43 A2 Osman Pehlivan 3:49 A3 Misket 3:04 A4 Topal 2:57 A4 Arz …

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İNCESAZ / 10, GÜZEL GÜNLER

カーヌーン、タンブール、ケマンチェ、ダブルベース&ギターといったトルコ伝統の味わいを抽出したような弦アンサンブルによる流麗なインストを前面に聞かせる音楽集団(KALANのスタジオ・ミュージシャンからの選抜グループですね)、インジェサスの10作目、結成25周年となるアルバム(関係ないすけど当店も今年25周年…)、2022年作の登場です。 多くの曲にフロント歌い …

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FATMA SUDEM / HAKIKAT

ハルク界の注目若手が新作を発表!  トルコ民謡“ハルク”のシーンからニューカマーが登場。ファトマ・スデムはいまから6年程前にデビューを果たした比較的若手の女性歌手。バーラマやズルナ、ネイ、伝統打楽器を中心とした伝統ハルクの伴奏をバックに、華麗なコブシまわしを伴った妖艶な歌声を存分に楽しませてくれます。最近の若手でここまで伝統に根ざした歌手は珍しいかも!?(サ …

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GETRON / YOK

高校の同級生で結成されたバンドのデビュー作!  トルコ伝統音楽の総本山KALANからの新譜は、珍しくポップな曲調の3人組バンド、ゲトロンのデビュー・アルバムです。高校のクラスメートたちが90年代に結成、バンド名も彼らが通った高校の名前に由来しているのだそうです。ここでは自由、愛、嘆き、子守唄などのさまざまなテーマのオリジナルを取り上げていて、アルメニア語で2 …

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NEYZEN TEVFIK / “HIÇ”IN “AZAB-I MUKADDES”I

ネイザン・テルフィキ (1879-1953) 、詩人にしてネイ奏者、古典作曲家〜オスマン帝国下でも、共和制トルコの世にあっても、治世の不正腐敗に対しては風刺詩を持って応じ、生涯を通じて、幾度となく投獄される日々を繰り返した人です。 幼い頃、オスマン帝国末期のアルメニア人虐殺を目の当たりにして以来、てんかん発作に苦しみながらも英才教育を受け、フランス語、アラビ …

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HAKAN ALTUN / COK AGLARIZ

アラベスク、男の哀愁丸出し路線CDですね…、なぜか “個人的に” 琴線に触れてしまった1枚です。ハカン・アルトゥン~1972年の夏生まれ、1999年デビュー、本作で15作目となる2022年5月の新作~生音中心バックの良さはギリシャと双璧ですね、イガミ合ってはいても、未だCDバンバン出しているこの2カ国の生音伴奏標準の高さ、その洗練は、世界的に見て …

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YAGMUR / ISTANBUL SENIN OLSUN

その後、2014年に黒髪の横顔ジャケで1枚のアルバムをリリースしている女性歌手、ヤームル(“雨”の意)、こちらが初作と思われます。古典声楽の素養を聞いて取れますが、いわゆるサナートと呼ぶのもピンと来ないし、アラベスクっぽい曲もあり、そう呼べば呼べますけど、ちょっと違うような気もするし(ま、呼び方なんか、本来ドーでもイイような気もしますが)、いわゆるシャルク現 …

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ERDOGAN EMIR / BAVOK MIRAS

    トルコの少数民族ザザ人の音楽家!  トルコに暮らすザザ人の音楽家のひとりエルドーアン・エミル(1982年生まれ)。ザザ人とは、主にトルコ東部に暮らすイラン語群のザザキ語を話す人々のことで、トルコ国内に数十あるといわれる少数民族のひとつ。これまで様々なグループを渡り歩いて音楽活動を行ってきたエルドーアン・エミルがKALANレーベルか …

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SUZAN KARDES / BALKANIA, Bekriya 2

2nd Album !! 1960年、コソボのトルコ系ムスリムの一家に生まれた女性歌手 / メイクアップ・アーティスト / 音楽酒場、というかクラブ “ベクリヤ” のオーナーだそう…で、なんだか凄いキャリアの持ち主ですが、トルコへやって来る前は、映画の世界で生きていたようで、ゴラン・ブレコヴィッチと仕事上のパートナーだったそうです。で、1985年以降~セゼン …

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OZLEM OZDIL / HOY NANI

あるお客さまからリクエストのあった、このハルク系サズ弾き語り女性オズレム・オズディル、近年の作が配信のみになってしまっていることは残念でしたが、この10年前の作が複数入荷して来ましたので、お裾分け?ということで…。軽くも重くもなく、スッとして、たおやかにハルクの常道を歩みながらも(その美貌はともかくとして…いや、そこが大事なのかも知れ …

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