1938年の結成で、歌手にティト・ゴメスを擁し50年代のキューバ・バンド音楽黄金時代に、フル・バンドのゴージャスなサウンドで一世を風靡した名門楽団オルケスタ・リベルサイド(リバーサイド)。93年に解散してしまいましたが、旧メンバーでサックス奏者のラウル・ナシアンセーノをリーダーに、若手メンバーを集めて復活した新生リベルサイドによる2011年の録音が、17年に …
続きを読む1938年の結成で、歌手にティト・ゴメスを擁し50年代のキューバ・バンド音楽黄金時代に、フル・バンドのゴージャスなサウンドで一世を風靡した名門楽団オルケスタ・リベルサイド(リバーサイド)。93年に解散してしまいましたが、旧メンバーでサックス奏者のラウル・ナシアンセーノをリーダーに、若手メンバーを集めて復活した新生リベルサイドによる2011年の録音が、17年に …
続きを読むトリオ・マタモロスと共に歴史的にも有名なキューバのトリオ・グループ、トリオ・セルバンド・ディアス。1937年に、リーダーでトップ・ヴォイスのセルバンド・ディエス、第一ギターで第3声のオティリオ・ポルタル、セカンド・ヴォイスでマラカスのクソ・メンドーサ(後に、マリオ・レシオに交代)の3人によって結成され、キューバ国内はもとより全ラテン・アメリカで人気を博し、ニ …
続きを読む1940年代からメキシコで人気を博したキューバ人とメキシコ人の混成グループ、ソン・クラーベ・デ・オロ。女性歌手トーニャ・ラ・ネグラのためアグスティン・ララが編成したソン・マラブーを前身とするとのことですが、バリバリのキューバン・スタイルなサウンドを聴かせてくれます。黄金期メキシコの音楽映画『コンガ・ロハ』などに登場し、オルケスタ・カシーノ・デ・ラ・プラージャ …
続きを読むキューバのサンティアーゴ・デ・クーバを代表するビッグ・バンド系名門オルケスタ、チェピン・チョーベンでも活躍したマリオ・パターソンが、1960年代初頭にパナルト・レーベルに残したアルバム(LD-3100)のストレート・リイシューです。 マリオ・パターソンは、セプテートのバンドで活躍した後、トロピカル系のバンドを経て、チェピン・チョーベンに参加。その後、自身のバ …
続きを読むキューバ録音を中心にラテン全般、ジャズや映画音楽などの1950年代以前の録音のめずらしい音源を復刻し続けるレーベル、VINTAGE MUSICのの豊富な音源を使用して編集された、キューバ音楽のコンピレーションです。といっても、さすがVINTAGEですから、他のアルバムに入っていない音源も多く含まれているようです。コンフント・カシーノ、コンパイ・セグンド、ルイ …
続きを読む最初にレコーディングを行ったルンバ・グループと言われているルル・ヨンコリ(Lulú Yonkori)を作ったシンガーでコンポーザー、マタンサス生まれハバナ育ちのアルベルト・サヤス。このグループが発展して、ググンコー・マタンセーラやロス・ムニェキートス・デ・マタンサスら著名ルンバ・グループが形作られていきました。またアルベルト・サヤスは同時に、セステート・アバ …
続きを読む★canta JULIO VALDES 1918年キューバのラス・ビジャス(ビジャ・クララ)生まれ、タンゴなども取り上げる歌手としての経歴に始まり、「カルクラドーラ」や「カイミティージョ・イ・マラニョン」「サブロソーナ」をはじめ、オルケスタ・アラゴーンらに取り上げられたヒット曲のコンポーザーとして、そして俳優/コメディアンとしても活躍し、2010年にマイアミ …
続きを読む1908年生まれの往年のキューバ名歌手ビンビことマキシミリアーノ・サンチェスが、ヴォーカル/マラカスのペドロ・フィリウ、ギター/トレスのルイス・ボッシュと1935年にサンティアゴ・デ・クーバで結成したトリオ。マタモロスに次ぐ存在として登場しましたが、こちらが得意としたのがグアラーチャのレパートリー。グアラーチャやソンのナンバーを、張りのある歌声と歯切れのよい …
続きを読む1 Retrato 2 Salcochando 3 Es Bueno Canuto 4 Lo Que Es Amar 5 Noche Buena 6 Adiós Mi Madre 7 Mi Cafetero 8 Muele De Luz 9 Mi Madre Y La Guerra 10 La Conga Del Pilar 11 Camarón 12 Ma …
続きを読む★Amaranto Y Su Orquesta “Copacabana”– Amaranto En Varadero / Maype 1961 “リトモ・タコ=タコ” で知られる作曲編曲家、クラブ・コパカバーナ専属楽団を1954年から率いたアマラントの1961年LPストレート・リイシュー/ 曲順シャッフルCDです。ソン・ …
続きを読む1955年結成、硬派なキューバン・サウンドで70~80年代に絶大な人気を誇ったコンフント・ルンババーナのヴォーカリストとしての活躍で知られるオレステス・マシーアスのソロ作のリイシューです。『アニージョ・デ・コンプロミソ』(MUSICALIA MCS-22-106)というアルバムから、曲順はシャッフルされていますが、全曲が収録されています。グアラーチャ由来の往 …
続きを読む夏の夜を彩るアフロ・キューバン・ミュージックの魅力がたっぷり! 2017年はワールド・ミュージック最大のヒット作『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』の発売から20周年。キューバ音楽の魅力を世界に広く伝えた『ブエナ・ビスタ』のアニヴァーサリーに加え、昨今はキューバとアメリカの国交再開という大きな話題もありました。本作はそんな話題に事欠かないキューバ音楽を改めて …
続きを読むご存じアルセニオ・ロドリーゲスが、SMC(スパニッシュ・ミュージック・センター)に1963年(1960年説もあり)に残したレアーな名盤(SMC-1074)の全曲復刻(曲順はシャッフル)CDです。録音場所は、ニューヨーク。キューバを出た後は、徐々にリズムを鋭角化、トレスも電気増幅して行くのですが、この録音の時期はニューヨーク生活もすでに安定した時で、サウンドも …
続きを読むメキシコはベラクルス出身のトレス弾き、エル・ネグロ・ペレグリーノと彼のトリオ。本作はそのアルバム『エル・ソン・クバーノ』(Dimsa DML-8100)を曲順シャッフルの上、全曲収めるリイシューです。ボレロ、ボレロ・ソン、グアラーチャと、トレスの響きが導き出す軽快なキューバン・フィーリングと、メキシコのトリオものの心地よいハーモニーが程良くミックス。ペドロ・ …
続きを読むもともとのオリジナルLPは、『TONY TEJERA Y SU CONJUNTO / CANTA: MEMO FURE』 (PANART LD-3115)として、パナルト・レーベルから発売されたアルバムのストレート・リイシューです。本復刻では、歌手のメモ・フレーが主役になっていますが、オリジナルは、ギタリストでバンド・リーダーのトニ・テヘーラのアルバムでした …
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