SOKRATIS MALAMAS & V.A. / KATOPTRA

ソクラティス・マラマス、1957年生まれ、ニコス・パパゾグルのバンドでキャリアを開始、1989年ソロ・デビュー、こちら2017年作で、おそらく14作目。幼い頃から父親にブズーキを習い、後にギターを手にします。基本レベーティカのフィールを持ちながらも、ロック世代以降の作曲作法で、シンガーソングライターとして長らく安定した人気を保ち活動して来ました。ハリス・アレ …

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NIKOS PORTOKALOGLOU / EISITIRIO, 14 Nea Tragoydia

1957年生まれ〜1982年ロック・バンド、FATME でデビューのギリシャ、ヴェテラン男性ロッカー / SSW(89年からソロ活動 /ハリス・アレクシウやエレーニ・ツァリゴプールに曲提供常連)、ニコス・ポルトカーログルの今のところ、最新作となります。共作含めると15枚以上、毎年アルバムを出して来た人だけに、4年のインターバルはちょっと長いかも… …

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MANOLIS LIDAKIS / MIKRES LEPTOMERIES

1960年生まれですから既に58歳、評判を呼んだ原点回帰作>こちらに続く2017年末の最新作です。〜1982年にアルバム・デビュー、たぶん25作目のアルバムとなるかと。常にギリシャではシブイところで?安定した人気を保って来た男性歌手マノリス・リダキス、クレタ島出身ながら、レベーティカ・ルーツをダイレクトに感じさせる男(ことに前作は)。ちょっと野太い淡々とした …

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EFREN LOPEZ, STELIOS PETRAKIS, BIJAN CHEMIRANI / TAOS

ギター、サズ、ブーズーキ、シトーラ、マンドーラ、サントゥール、ウードなど20種を超える撥弦楽器を操る、スペイン、バレンシア地方のマルチ撥弦楽器奏者エフレン・ロペスとギリシャのクレタ島出身の擦弦楽器リラの名手ステリオス・ペトラキス、さらにイラン出身のパーカッショニストでザルブ(トンバク)・マスターのビージャン・シェミラニという、地中海をまたぐ音楽の名手たちが、 …

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V.A. / RITHMOS IN LOVE 2017

2010年代、最も売れ行きを伸ばしているギリシャのレーベル、 HEAVEN から例年リリースされるヒット・コンピレーション2017年版〜今のギリシャ・メインストリームがどんな感じだか、これを聴けばわかろうというもの。ギリシャではCD店はもちろん書店やキオスクでも売っている人気シリーズみたいです。 1.Fovame gia sena / Vertis Niko …

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GIORGOS DALARAS / TA TRAGOUDIA TON AGION

ダラーラスが古巣ミノス・レコーズを去る時に、ポツンとリリースされた謎の2013年リリースの2CDですね。内容的にはすべてカヴァー、それもマルコス・ヴァンヴァカリスやヴァシリス・ツィツァーニス、イオアニス・パパイオアーヌ、そしてルーカス・ダラーラス(ヨルゴスの父)…ほか、レベーティカの先達たちの曲をダラーラス自身が演じたカヴァーにおいて蒐められた3 …

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SOFIA PAPAZOGLOU / STOU ONIROU TIS STROFES

ベルギーはブリュッセルに生まれ、家族とともにギリシャはテサロニキへ移住(というか帰還?)、その後6歳の時から歌いはじめたというソフィア・パパゾグルー、1996年にCDデビュー、本作で9作目の主唱アルバムとなります。ダラーラス / グリケリア / エレフセリアといった歌手に信頼され、そのライヴにバック・ヴォーカルとして参加して来たというこのソフィア嬢、なるほど …

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STELLA KONITOPOULOU / TAXIDEVONTAS

当時、ギリシャの島唄界ナンバー1の人気女性歌手だったステラ・コニトプールの04年充実作です。クレタ/エーゲ海のニシオーティカを21曲厳選し、リラ&ヴァイオリン多用のトラッドな演奏スタイルにおいて、島唄流儀の歌い口で綴った内容。表題を英訳すれば “travelling” ということで、歌でめぐるギリシャの島々、というようなテーマなんでし …

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