WALDEMAR BASTOS / PRETALUZ

ヴァルデマール・バストス(1954-2020)アンゴラ生まれ、ポルトガルに渡り活動したシンガーソングライターでした。83年デビュー・アルバム、2010年までに6作のアルバムを残しています。ファドやブラジル音楽への傾倒も云々される人ですが、やっぱり根に息づいているのはアンゴラ音楽であることは、その歌、節まわしのリズム感でわかります。本作は、アート・リンゼイのプ …

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SOLA ALLYSON / IRI THE ALBUM

    1971年生まれ〜03年、レゴスのバスで乗り合わせた映画プロデューサーにサントラで歌うチャンスをもらいデビューし大成功、本作は2019年の8作目。こうしたPOPも勿論、ナイジェリアにもあるわけですね。どこか、ゴスペル風にも聞こえますが…、本人はムスリムとのこと(ナシュードみたいにも聞こえますが…)。

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KIMI DJABATE / DINDIN

西アフリカ〜ポルトガル系音楽を体現する驚異のアーティストが14年ぶりにカンバック! 2022年には『V.A./Mista Savona Presents ハヴァナ・ミーツ・キングストン part 2』、『ウェスリ/トラディション』といった作品のリリースで大いにファンを喜ばせてくれた米国のワールド・ミュージック・レーベル、Cumbanchaが、新年早々またまた …

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PILANI BUBU / FOLKLORE Chapter 1

久々の南ア新譜、しかもアコースティックで、とびきりPOPかつトラッドでオーガニック(?)、そして、なんてキュートな歌声でしょうね!?独り多重録音コーラスもOKだし、コサ人ということで、その歌声にはちゃんとクリック音も聞こえています。しかも、ソング・ライティングがまたイイじゃないですか。で、ピカピカの新人、と言いたいところですが、デビュー作(ミニ・アルバム配信 …

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CHEIKH LO / BALBALOU

セネガルを代表する”孤高の大物“シンガー、シェイク・ローの新作(5th)アルバム。〜ゲスト:イブラヒム・マーロフ、フィクシー、フラヴィア・コエーリョ、ウームー・サンガレ! セネガルの音楽に根差しつつもそこだけに留まることのない多彩なバックボーンに裏打ちされた音楽性で、いい意味で典型的なセネガルらしさに縛られない独自の立ち位置を確立してきた“孤高の大物”と呼べ …

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JULIEN JACOB / COTONOU

ヨーロッパから不思議なアフリカ音楽が登場。ジュリアン・ジャコブは西アフリカのベナン共和国(ダオメー共和国)の出身。4歳の頃にフランスに渡り、そこでロックやジャズなどに出会い音楽に目覚めた人物。このアルバムはそんな彼が、やはりヨーロッパに移民してきたさまざまな出身母体を持つ音楽家たちと一緒に作ったユニークな音楽。ゲストにはアルジェリア出身のラシッド・タハも迎え …

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HABIB KOITE & BAMADA / MUSO KO

★アビブ・コイテ&バマダ / ムソ・コ   トレード・マークのセミ・アクースティック・ギターを抱えて歌い踊る様は、マリのミュージシャンの中でも一際個性的だ。メッセージ性に富む歌詞、パーカッション類の躍動感、そしてアクースティック・ギターから紡がれる叙情性。これまでのアフロ・ポップのイメージを打ち破る、異端とも言える強烈な才能。1995年にヨーロッパで発売され …

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GERALD TOTO / SPRING FRUITS

リシャール・ボナ、ロクア・カンザとの “TOTO BONA LOKUA” の一員、またはニューウェイブの名曲をボサノヴァ風にカヴァーして大ヒットした”NOUVELLE VAGUE”にヴォーカリストとして参加していたフランスのアフリカ系SSW ジェラール・トトの10年新作初入荷です。テテやアシャなどと同様にアフリ …

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