1923年生まれのチリのフォルクローレ歌手で、女優としても活躍したシルビア・インファンタス。本作は、彼女がロス・コンドレスと共に、オデオンから64年にリリースしたアルバム『ロシータ・デ・カチャポアル』を、曲順はシャッフルされていますが全曲収めるリイシューです。 レパートリーは、本作のタイトルに示されるとおり、いずれもトナーダとクエカで、シルビアの伸びやかな歌 …
続きを読む1923年生まれのチリのフォルクローレ歌手で、女優としても活躍したシルビア・インファンタス。本作は、彼女がロス・コンドレスと共に、オデオンから64年にリリースしたアルバム『ロシータ・デ・カチャポアル』を、曲順はシャッフルされていますが全曲収めるリイシューです。 レパートリーは、本作のタイトルに示されるとおり、いずれもトナーダとクエカで、シルビアの伸びやかな歌 …
続きを読む1938年生まれのパラグアイの人気歌手アルベルト・デ・ルーケ。本作は、ケーナのファシオ・サンティジャン、アルパのマルセリーノ・ロメロ、ヴォーカル/ギターのオスカル・アグアジョ、ペドロ・オルテガ・パエスとのアンサンブル、ロス・アミーゴス・デル・アマンバイ名義で1960年代初頭にポリドールからリリースされたアルバム『カルナバリート』収録中の13曲から、12曲を収 …
続きを読むベネズエラ~コロンビアの平原地方の音楽ホローポ。本作は、ジャケットに明記されていないのですが、クアトロのアンヘルとアルパのエグベルトのチリノス兄弟によるベネズエラのアンサンブル、コンフント・エルマノス・チリノスの1960年代リリースと思われるLP『フェスティバル・デ・ホローポス』(LEON-1008)のリイシューです。クアトロとアルパ、マラカス、ベースのアン …
続きを読む1923年生まれのチリのフォルクローレ歌手で、女優としても活躍したシルビア・インファンタス。本作は、彼女がロス・バケアーノスと共に残した50年代の録音、全17曲を収めるリイシューです。ビセンテ・ビアンチ指揮のオーケストラがバックを担当した55年の代表作『ムシカ・パラ・ラ・イストリア・デ・チレ』の全12曲を収録。パブロ・ネルーダの詩にビアンチが曲をつけた3曲を …
続きを読む1923年生まれ、97年に亡くなったドミニカ共和国出身の歌手アルベルト・ベルトラン。ソノーラ・マタンセーラのフロントを飾ったことでも知られる人ですが、本作はベネズエラを代表するラテン・ビッグ・バンド、ビジョス・カラカス・ボーイズと録音した、56年の『エボカシオーン』の復刻で、曲順はシャッフルされていますが全トラック収録されています。「パロ・ボニート」をはじめ …
続きを読む1945年にデビュー、50年代に人気となったチリのフォルクローレ系グループ、ロス・クアトロ・エルマノス・シルバ。女性1人、男性3人の兄弟グループで、女声と男声のハーモニー、アルパやギターなどのアンサンブルに、曲によりオルガンやオーケストラを伴います。本作は様々なレパートリーを演じた60年代に入ってからのアルバム『15アーニョス・15パイーセス・15カンシオネ …
続きを読む★ヘンリー・オルティス / ラディオクンビア, デ・メンテ・カリエンテ ●クンビアは、南米コロンビアのカリブ海に面した都市カルタヘーナ発祥のローカル・ミュージック。それが、誰でも乗れる2拍子系リズムが受けて中南米中に広がり、北はU.S.A.のラテン・コミュニティーから南はアルゼンチンまで、庶民の娯楽音楽として定着していきました。現在、その【クンビア】が世界中 …
続きを読むヴァン・ダイク・パークスのプロデュースするという新作リリースが待たれるガビー・モレーノ、今のところ最近作です! 09年アルバム・デビュー、グァテマラ出身の女性シンガー・ソングライター、ガビー・モレーノ5作目、一昨年出ていた近作、見逃していました。メンフィス〜ナッシュビルあたりのソウルとかR&Bとかカントリー&ウェスタンを彷彿とさせる仕上がり(とはいえ、1曲を …
続きを読むクンビア以上ハウス未満の微熱な横の揺らぎとラテン・アメリカのトラディショナルなフォルクローレ要素。 ふたつの異世界に血肉を通わせた独自のクロスオーバー・スタイルを武器に躍進を続けてきたアルゼンチンの新進プロデューサー「バリオ・リンド」の最新アルバム『Albura』が、待望の初来日にあわせ国内盤リリース。 中南米音楽の「いま」をアップデートしながらボーダーレス …
続きを読むロランド・カラスコ・セゴビアは、リマのホセ・マリア・アルゲダス・フォルクローレ高等学院と国立音楽大学(CNM LIMA)で音楽学やギターの奏法と教授法を学んだ才人ギタリスト。師事したのはオクタビオ・サンタ・クルス、フリオ・ウマラ、エレオドロ・モリ、フェリクス・カサベルデ、ラウル・ガルシア・サラテなど錚々たるギタリストたちです。現在は演奏活動の傍ら母校CNMで …
続きを読む美しきソプラノ・ボイスで歌われるペルーの高原の歌! ペルー南部からボリビアに広がるアルティプラーノ(高原地帯)のプーの出身のエディス・ラモス・ゲーラ。 幼い頃から音楽好きの看護師であった母のレコード・コレクションとラジオから流れるクラシック音楽、地域の伝統音楽といった豊かな音楽文化に囲まれて成長したエディスは、クスコやリマで高等音楽教育を受けました。特に、ク …
続きを読む91年にデビュー、現代タンゴの世界にオーソドクスと革新をもたらすアドリアーナ・バレリアらしい作といえるでしょうか?レオポルド・フェデリコらの伴奏によるタンゴ王道を聞かせつつ、ウルグアイのハイメ・ロスとのコラボレーションによるモダンな歌謡に挑戦した2003年の充実アルバム! 1 AquelloLyrics, Music, Arranged by Jaime …
続きを読む1960年代後半から、ジャズやブラジル音楽要素を取り込みベネズエラ音楽を発展させたムーヴメント、オンダ・ヌエバを牽引したピアニスト/コンポーザー/アレンジャー/バンドリーダーのアルデマーロ・ロメロ。本作は、アルデマーロ・ロメロ&ヒズ・ダンス・オーケストラ名義で、1958年にRCAビクターからリリースされたアルバム『スケッチズ・イン・リズムス』(LPM-153 …
続きを読む923年トルヒーヨ生まれ、2017年に93歳にして亡くなった、カハマルカのカハバンバ育ちの偉大なルイス・アバント・モラレス。生まれは北部ですが13歳でリマに移り住み、アンデスの空気と都会のムシカ・クリオーヤの両方の香りをまとった素晴らしいシンガー・ソングライターになりました。 本作はオリジナルLPがあるのかどうか判然としないのですが、彼による12トラックを収 …
続きを読むメキシコを代表する名流トリオ、ロス・トレス・ディアマンテス。キューバのフィーリンに通じるところがあるとも言われる、モダンで洗練されたハーモニーが特長です。本作はLPで1958年にリリースされたベスト盤『ウステー・イ・オートロス・エクシトス』収録12曲中10曲をはじめ、50年代RCA音源からセレクトしたものと思われる、オムニバス形式の23曲入りリイシュー。ホセ …
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