キューバのシンガー・ソングライター、トニー・アビラによる2013年作です。ということで、全曲自身のオリジナルですが、音楽監督やアレンジを担当するトレス/ギター奏者、リノ・ロレスと創り上げたサウンドは、世界標準を目指すというよりは、ソンやボレロ、ルンバ、サンテリア、フアン・フォルメルの影響を感じさせるダンス・チューンなど、キューバ色を纏ったものが多く配分されて …
続きを読むキューバのシンガー・ソングライター、トニー・アビラによる2013年作です。ということで、全曲自身のオリジナルですが、音楽監督やアレンジを担当するトレス/ギター奏者、リノ・ロレスと創り上げたサウンドは、世界標準を目指すというよりは、ソンやボレロ、ルンバ、サンテリア、フアン・フォルメルの影響を感じさせるダンス・チューンなど、キューバ色を纏ったものが多く配分されて …
続きを読む1968年生まれ、仏領ギアナのズークラヴ・シンガーということに。1994年にアルバムデビュー、こちらが4作目だそう。でも、長らく仏領ギアナのピアノバーで歌っているそうですから、ズークラヴ専門というわけでもないでしょうね。本作にもそこはかとないジャジーな味わいが漂うし、何となく、アジア系の歌い口も感じさせるような(仏領ギアナには印僑も多い)。そういう意味でも、 …
続きを読むペルー最高峰の音楽家の1人で、アンデス音楽全般においても最高のチャランゴ奏者といわれるハイメ・グアルディアが、女性歌手ペピータ・ガルシア・ミロと組んでいるユニット、エンカントス・アンディーノスのセカンド作が入荷しました。2人の他に、ギター、ヴァイオリン、アルパ奏者がバックを付けるという、ハイメの故郷アヤクーチョ地方の典型的編成で、ウアイノ、ヤラビ、カルナバル …
続きを読むブラジル出身で、1990年代からバルセロナ音楽シーンで暗躍し、当時勃興しつつあったこの街の多文化的なメスティーソ・サウンドの機運にサンバの国の風を運んできたヴァグネル・パ。彼率いるブラズーカ・マトラカの13年作です。ギター、ベース、トランペット、トロンボーンなど曲により入れ替えつつ、小ぶりのアンサンブルによるアコースティック中心の音作りで、小さなバーなどでの …
続きを読む来日記念国内盤リリース! SUKIYAKI MEETS THE WORLD ‘16出演決定!!マダガスカルの伝統音楽“ツァピック”に乗せて、超絶技巧のギターとハイテンションなリズムが生み出す計り知れないバイタリティー!! ●アフリカ大陸の東の沖合い、インド洋に浮かぶ世界で4番目に大きい島、マダガスカル。キツネザルなどの固有種が数多く生息する島として有名です …
続きを読むキューバの人気コメディアンにして、ロス・バン・バンやマノリート・シモネー、アダルベルト・アルバレス・イ・ス・ソンなどに曲を採り上げられてきたソングライターでもあるホルヘ・ディアス・バレーラの曲集です。ロス・バン・バンのエル・レレとロベルトン、マジート・リベーラ、タニア・パントーハ、エル・インディオ(シスト・ジョレンテ)、バニア・ボルヘスら人気歌手たちが曲毎に …
続きを読むシェヴァル・サム2015年6月の新作が届きました!トルコ古典歌謡(サナート)はもとよりターキッシュ・タンゴ、アラベスクやアナトリア民謡(ハルク)、そして黒海フォークロアやミクスチュアーPOPまでアルバムごとに歌いこなしてきたシェヴァルですが、ここに来て、もう一つのステップを踏む野心作とでも言えそうな今作〜そこにはアナトリア周辺に住まう様々な人々、民俗、言語に …
続きを読むキャトル・セゾンCDシリーズで「Le Pain du soleil 太陽のパン」、「Hotel Romantique ホテル・ロマンティーク」「Passage vivant パッサージュ・ヴィヴァン」を歌うANANDAがついにソロ・アルバム『ANANDA』をリリース。プロデューサー サエキけんぞうお墨付きの「フレンチポップスの新星」、ついに登場です。(メーカ …
続きを読む歴代最高の自作自演シャンソン歌手、ブラッサンスの歌が新たな響きで2010年代に甦った! ペルーのクンビア“チーチャ”を発掘し、いにしえのアメリカ音楽を独特なミックス感覚で現代に提示したルーツ・ミュージック・バンド“ハズマット・モディーン”をリリースしたニューヨークのレーベル、バルベスからまたまたユニークなサウンドが登場しました! ピエール・ド・ガイヤンドはフ …
続きを読むフランス~ディアトニック・アコーディオンの名手=ステファヌ・ドリックによる室内楽的=マズルカ~ワルツ作品集新録!短調&スロウな憂愁系アコーディオンの響きが、ヴァイオリン、コントラバス、フルートのアンサンブルを得て、静かに、リリカルかつフォークロア&クラッシーなメロ&ハーモニーを奏でます。
続きを読むフランス/本職はエンジニア=ラピエール=ルイ・バッセの単独プロジェクト~多彩な曲の並び、ベックを想わせるヴォーカル・ナンバー、ダフトパンク系のポップ・インスト、トッド・ラングレンを連想させるノイズの使い方、トニー・ヴィスコンティ風のプロデュース…と、大器の片鱗だらけのデビュー・アルバム! 01STARSYSTEM 02LA SEMAINE 031 …
続きを読む日本では”シャンソン”という名前で早くから親しまれたフランス歌謡音楽ですが、その黎明期=20世紀初頭の独自な詩情を湛える名曲群が新解釈によりコンパイルされた歴史的名曲集!ベル・エポック時代の劇場音楽から、ダミア、エディット・ピアフらによる下町のディープ・ソング、さらにフランスならではの植民地ソングから、戦後に登場した大詩人ブラッサンス …
続きを読む英国イングランドのフォークロックグループ、フェアポート・コンヴェンションの1968年2ndにして、サンディー・デニーが初めてフィーチャーされたアルバム。トラッドとサイケデリックロックの融合〜 半世紀にわたる歴史の重みを実感させる素晴らしいライヴ・アルバム! UKのフォーク・ロックの歴史の中でもっとも重要なバンドと言えるのがこのフェアポート・コンヴェンション …
続きを読む双子のケフェレアン兄弟を中心にしたブルターニュ・ケルト音楽グループ、トリスケルの1998年作。双子ならではのユニゾンヴォーカル、ケルティックハープやハーディーガーディーを使った伝統的なサウンドもすばらしい仕上がりです。
続きを読むイングランドの誇るフォークロックバンドの1997年作。タイトルはサンディー・デニーがバンド在籍時1960年代に書いた名曲から。1995~1997年に行われたライブ音源とスタジオ音源を交えた作品。 この当時のメンバーは〜 Simon Nicol – guitar, vocals Dave Pegg – bass guitar, voca …
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