アラブ歌謡の女王として、今もってアラブ圏の人々から絶大な支持を受けている故ウム・クルスーム。今度は仏BUDAレーベルから30~40年代の録音を7曲集めた複刻盤が届きました。好評 CHANSONS A L’ECRAN~1935-1946 同様、映画主題歌が中心で一曲6分程度のちょうどイイ長さ。LP時代の片面一曲とは異なる、軽やかなウンム・クルスーム …
続きを読むアラブ歌謡の女王として、今もってアラブ圏の人々から絶大な支持を受けている故ウム・クルスーム。今度は仏BUDAレーベルから30~40年代の録音を7曲集めた複刻盤が届きました。好評 CHANSONS A L’ECRAN~1935-1946 同様、映画主題歌が中心で一曲6分程度のちょうどイイ長さ。LP時代の片面一曲とは異なる、軽やかなウンム・クルスーム …
続きを読むアラブ歌謡の女王として、今もってアラブ圏の人々から絶大な支持を受けている故ウム・クルスームですが、その最初期録音~トーキー映画初期にスクリーンで披露された歌を集めた復刻CD!これはオススメできます。後年に較べると全然かわいらしい歌声が、まず嬉しいし、LP1枚1曲、CD1本1曲が当たり前という感じの後期録音にはない軽妙さ、ポップな味わいも楽しめる…、あの前奏ば …
続きを読むある時はキング・カーティス、またある時はアルバート・アイラー~ソウル・ジャズからフリー・ジャズまで飲み込んだメクリヤのマジック・ワールド全開2006年ライヴ録音です!エチオピアの伝統楽器のフレーズをサックスに置き換え、1960年代にはこのスタイル確立~まさか新たな録音が聴けるとは!?バックに徹するというよりは、ゲタチュウのサイケ&ノイズ感覚を増幅させたユーロ …
続きを読む“ザンジバラ”シリーズ第1集=1905年に結成されたというザンジバルの“ターラブ”名門ミュージカル・クラブ=イクワニ・サファーの2004/5年録音アルバム~この1作目を皮切りに、今後およそ20作のリリースが予定されているという~仏BUDAレーベルによる“ザンジバラ”シリーズが開始されました!アフリカ東海岸地帯のスワヒリ大衆音楽=インド洋で出会ったインド/アラ …
続きを読む“アラブ・アンダルシア音楽のように雅やかで、ペルシャ湾岸音頭のように海の香りが漂い、インド映画主題歌のようにメロディアスで、古のマレーシア歌謡のように親近感がわく。これぞインド洋東アフリカの至宝・ターラブ!”by サラーム海上(かつてリリースされていたオルターポップ国内配給盤の帯タタキより)~ということで、アフリカ東海岸地帯のスワヒリ大衆音楽を紹介する画期的 …
続きを読む発売の順序が逆になりましたが、ザンジバル4=ビ・キドゥデのベストの次にリリースされたザンジバル3は、タンザニア~ザンジバルの“ムジキ・ワ・ダンシ”(ダンス音楽)1968~1973年までの人気バンド・コレクションとなりました。リンガラ音楽(ザイーレアン・ルンバ)と似ているようでも、また一つ異なるアフリカに回帰したラテン風味を謳歌する、聞き応えある6楽団/17曲 …
続きを読むとうとう亡くなってしまいました….。 ザンジバラ・シリーズ最新作はターラブの女王=ビ・キドゥデ(1910s - 17 April 2013)のベスト盤!70歳代後半とも90歳代とも言われる??ターラブ音楽の生き証人です。~というのも、20世紀前半にターラブ音楽をポピュラーな歌謡音楽として確立したとされる伝説の女性歌手=シティ・ビントゥ・サアードの …
続きを読むザンジバラ第3弾の『ウジャマー』は1960年代の人気バンドを集めていましたが、今回は1970年代後半から80年代初めに録音された、まさに黄金時代のタンザニア/ダンス音楽が楽しめます。収録されているのは、ミリマニ・パーク・オーケストラ、ダル・インターナショナル・オーケストラ、ヴィジャナ・ジャズ・バンドの3バンド。この時代はコンゴ(当時はザイール)のいわゆるリン …
続きを読むメキシコなど中南米でも活躍したキューバのボレーロ系歌手で作曲家でピアニストでもあったルイス・ガルシアが1963年に録音発表した(たぶん)セカンド・アルバムのストレート・リイシューCD-Rです。キューバ録音で、バックのオーケストラは、1970年以降も多くのアルバムで共演する朋友フエニート・マルケス指揮。何曲かでコーラス・グループのロス・ブカネーロスが参加してい …
続きを読むベリサリオ・ロペスでのピアノ奏者を経て、オルガ・ギジョーのオーケストラやコンフント・シボネイ(イソリーナ・カリージョやマルセリーノ・ゲーラらが参加)のリーダーを務め、セリア・クルースのサンテリーア・アルバムにも参加した、キューバの伝説のピアニスト兼作編曲家、ファクンド・リベーロ。彼はまた、ロス・リベーロというモダーンなキューバン・コーラス・グループもプロデ …
続きを読む「幻のヒュー・トレイシー・レコーディング・シリーズ」のプロデューサーとして、また SWP RECORDS の主催として、そしてパーカッション/ドラムス・ミュージシャンとして活躍するマイケル・ベアードの作品。前作 ”THE RITMOLOOG CONTINUES” は即興的ジャズ要素と確信犯的なアフリカン・ミニマリズムの不思議なアンサンブルでユニークなアンビエ …
続きを読むその筋では有名なテクノDJだったりダブマスターだったりレコード店オーナーだったりするベルリンの人物らしいのですが知りませ〜んでした…(by店主)マーク・エルネストゥスなる男。でも、あのUKオネストジョンズ・レーベルからリリースされた “シャンガーン・エレクトロ” のコンパイラーと聞いて、なるほどとも思うわけですが、今度はセネガル!ということで、エ …
続きを読む東欧ベラルーシを代表するロック・バンドがリアピス・トルベツコイ~結成はベラルーシが旧ソ連から独立したのと同じ1990年。そして共和制を導入し民主化していった同国の発展と共に歩み続けた彼らは、今では同国で、カラオケ人気曲ナンバー1だそう。本作はそんな彼らの代表曲を、ドイツの東欧音楽専門レーベル “Eastblok” が編集したベスト盤。 …
続きを読むエレフセリア・アルヴァニタキの2010年作はライヴ!ディナー・ショー風の会場で、ブズーキ&キーボード&パーカッション&ギター&ベースというシンプルな編成のバックにおいて、淡々と近年のレパートリーを歌い綴るライヴ/3枚組CD全41曲~DVDはAB両面にて、CD収録曲すべての歌唱が映像で収められました。いかにも涼しげ、透明な歌い口ににじむ、プライヴェートな感覚に …
続きを読む新世代ファドを代表する歌姫ジョアナ・アメンドエイラは09年にアマリア・ロドリゲス杯を受賞。その勢いをそのままに、傑作『思いあふれて』(ライス HJR-5042)以来4年ぶりスタジオ録音アルバムを発表してくれました。アルバム・タイトルは通算で7枚めのアルバムという意味~もちろんレパートリーは新世代の優れた作曲家たちを総動員した豪華な内容。さらに今回は伴奏にピア …
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