GIORGOS DALARAS / LIVE + TA MEGALA TRAGOUDIA EP (6CD)

  言うまでもなく、ギリシャ歌謡のトップで歌い続けているヨルゴス・ダラーラスの廉価ベスト6CDセットですが、珍しいのは、これまで多くリリースされて来たライヴ・アルバムからのベスト・セレクションであること、加えてEPとしてリリースされたレアーな曲も収録されていること。その辺、単に入門盤ということでなく、この人の魅力を知るに、もう一歩踏み込んだベストと …

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NOTIS SFAKIANAKIS / 21+4 MATOMENA DAKRIA

      CD 11 Δεν Υποχωρώ2 Ήταν Τρελλός3 Άκου Φίλε4 Μπόγιας5 Εξαρτημένε Καλλιτέχνη6 Της Ζωής Μου Το Στολίδι7 Αδελφέ Μου8 Έτσι Είναι Ο Έρωτας9 Ξέχασε Με10 Ο Άλλος Μου Εαυτός11 Κλείνω …

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MANOLIS LIDAKIS / OLA DIKA MAS KI OLA XENA

82年にアルバム・デビュー、現在までに22枚のアルバムを発表、現代ギリシャで大きな人気を誇る男性歌手マノリス・リダキスの2010年盤です。クレタ島出身ながら、マノリスはレベーティカのルーツをダイレクトに感じさせます。淡々とした無愛想な歌口が、レベーティカらしさを表現します。ブズーキ、バグラマーを中心に、アコーディオン、ピアノといった完全アコースティックな伴奏 …

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HARIS ALEXIOU / I TRIPLA

12年12月12日リリース!ということで、ハリス・アレクシーウの3年ぶりのスタジオ録音新作です。今年、ディミトラ・ガラーニとの旧交をあためるようなライヴ2枚組をリリースしてくれましたが、あのジャケットの笑顔は何だったんでしょう?という、シブイお顔のジャケットが印象的ですね…。不機嫌、というか、ハードボイルドというか、が、この顔、インナー、ブックレ …

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GIORGOS DALARAS / TA TRAGODIA MOU

『わたしの歌』と題された1983年のライヴ2CDが再発されました!05年にリマスターされ、コピーコントロール盤(今どきのPCでは全く問題なしのコピーコントロールですが)で出ていましたが、もちろん、こちらは通常盤です。1969年にデビューしたダラーラス自身の血となり肉となった『わたしの歌』~文字通り彼のレパートリー~ヒット・ソングが、オリンピック・スタジアムに …

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ARETI KETIME / PINAKAS ZOGRAFIKIS

ギリシャ伝統派、若手女性歌手(23歳!)の星~アレッティ嬢も、キング&クィーン(ダラーラス&ハリス)の二人といっしょに年末ギリギリのCDリリース / スタジオ録音新譜が届きました(ダウンロードは秋口からスタートしていたようですが)。で、その内容、一口で言うなら、09年のファーストを深化させたような内容でしょうか?~10年セカンドでPOPさを纏ったアレッティ嬢 …

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VARIOUS ARTISTS / GUITARRA PORTUGUESA

ファドの伴奏といえば、ポルトガル・ギターと(クラシック・)ギターが基本。特にポルトガル・ギターはファドを象徴する楽器だ。しかしその出自には諸説あり、研究者の間でも意見は一致していません。そんなミステリアスな楽器でもあるポルトガル・ギターの名手を1枚に集めたのがこの作品で、収録されているのは「女王」アマリア・ロドリゲスの伴奏を務めた腕利きの往年の録音ほか、ファ …

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RUMBAMAZIGHA

ルンバ+マグレブ!?バルセロナらしいミクスチャー・ルンバ・カタラーナ、ルンバマシーハ。いきなり手拍子(パルマ)とアルジェリアのグナワやライ風のかけ声、リズムはカホンといった曲が飛び出します。しかし、ルンバ・カタラーナの本拠地であり、マグレブ系の移民も多いこの街では自然な混ざり具合なんでしょう。ストリートのセッションから産まれたであろうグルーヴある楽曲。フラメ …

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V.A. / LA ONDA VAMPI

世界中のレア・グルーヴ音源を紹介しているVAMPISOULの必殺サンプラーCDの登場です。US60’sR&B からスペイン・イェ・イェ・ガール・ポップ、ハイライフ、ラテン・ソウル、クンビア、トロピカリア、サイケ・インストゥルメンタル、ブーガルー、アフロビート、フラメンコ・ルンバ、イタリアン・ライブラリーまで、飛び出す20 曲に頭クラクラの …

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JOANNE MCLVER & CRISTOPHE SAUNIERE / THE CANNIE HOUR

アラン島出身のミュージシャン/作詞作曲家/民話研究家/作家のジョアンヌ・マッカイヴァーとフランス人ハーピスト、クリストフ・ソーニエールのデュオの11年アルバム。ジョアン(vo, flute, bugppie, tin whistles)、クリストフ(harp, g, p, vo, perc)に加えてアコーディオン、ヴィオラ、ストリング・スカルテットの清澄なケ …

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ANUNA / THE BEST OF ANUNA

アイルランド/ケルト音楽+現代音楽+クラシック+アンビエント+宗教音楽・・・アイルランドが誇る男女混声コーラス・グループ「アヌーナ」の全オリジナル・アルバムから代表曲を網羅したベスト・アルバム。 古くは千年以上も前の発掘されたアイルランド中世の宗教音楽/伝統音楽が、現代音楽/クラシック/音響系/アンビエントなどの要素を取り入れ、モダンにアレンジされて現代に甦 …

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ANA LAINS / QUATRO CAMINHOS

ポルトガルから新たな美人女性歌手が登場~その名はアナ・ラインス、奥ゆかしい歌いぶり、ナイーブな感性、そしてファドの伝統を受け継ぐ心意気など、ジョアナ・アメンドエイラをも脅かす存在です。この2011年最新作、従来のファドのスタイルを大きく超えたプロダクションでアコースティックなサウンドをリフレッシュさせながら、ファドらしい古風な部分を深めているのがすばらしい。 …

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AMIRA / AMULETTE

東欧の国ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエヴォで生まれた女性歌手アミーラ~同国のポピュラー・ミュージックとして知られる〈セヴダ〉の歌い手として西ヨーロッパでも紹介され大きな人気を博してきた彼女の新作が完成!今回はバルカン・ジャズの若手実力派ピアニスト、ボヤンZをプロデューサーに招き、旧ユーゴスラヴィア各地に息づく伝承曲を、ジャジーなアレンジで聞かせるとい …

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