ELENA BURKE

50年代にデビュー以来キューバ国内では他の追従を許さない一番人気の”センティミエントの女王”ことエレーナ・ブルケが1964年に発表した『CANTA LA BURKE』のストレート・リイシューCD-Rです。バックは、ラファエル・ソマビージャとアドルフォ・グスマン指揮による、ストリングスが美しいフル・オーケストラ。キューバでフィーリンの歌手といえば、まず第一に名 …

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ORLANDO VALLEJO / NO PIRDAS ESE DISCO

1950年代からベボ・バルデース、コンフント・カシーノ、コンフント・クババーナ、ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテなど一流楽団で活躍した後、1950~60年代にソロ歌手として活躍しました。ソロとなってからは、甘い落ち着いたクルーナー系の歌唱法でヒットを飛ばし、かなりの枚数のアルバムを発表したその時代を代表するキューバン・ボレロの歌手です。時代はフィーリンが芽生 …

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OKAN YORUBA

★オカン・ヨルバ マンボからサルサ、ルンバ、キューバン・ジャズ~ラテン・ジャズまで、表情豊かなアフロ系キューバ音楽を根底から支え続けてきた、アフリカはヨルバ族の宗教歌をルーツにもつ音楽サンテリーア。その現代の重鎮アンヘル・ボラーニョスを中心とした演奏集団オカン・ヨルバ初めての録音集は、ポリリズムの陶酔と多神教の神々と地上の人間を繋ぐチャントの力強さが交差する …

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KIKO MENDIVE / UN CUBANO EM MEXICO

  ペレス・プラードとの録音で知られるキコ・メンディヴ1943~52年のメキシコ録音復刻CD化!メキシコに渡ったシルベストレ・メンデスも参加している名門コンフントです。革命前、キューバのミュージシャン達の最大の出稼ぎ先の一つだったメキシコ・シティの活況ぶりを、今に伝える知られざる名演集!  

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CACHAO / DESCARGAS, THE HAVANA SESSIONS

冥福を祈りたいと思います。キューバ音楽の長老、カチャーオ・ロペスが亡くなりました。2008年3月22日 永眠/89歳でした。 ご存知、デスカルガの帝王!カチャーオの全盛期/渡米前1957~1961年のハバナ録音全150分超!LPにして、おそらく5枚分~パナルト/マイペ/ムシカリア/ルンバ/カネイといったレーベルに残された録音も含む決定盤です!これはオールド・ …

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MANOLITO SIMONET Y SU TRABUCO / TRABUCO 1 UNA, VEZ MAS+

ソン・テイストのキューバン・サルサのトップ・バンド、マノリート・イ・ス・トラブーコの2010年新作です。前作は、ラテン・ジャズ・アルバムでしたが、本作は完全にキューバン・サルサでしめられています。キューバ・オリジナル盤。美麗デジパックです!

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V.A. / TROVA , TRADICIONAL ESPIRITUANA

19世紀末から20世紀初めにかけ、ソンの成立にも大きな影響を与えたキューバの“トロバドール”といわれるシンガー・ソングライターたち~彼らが主にギター弾き語りで歌った音楽をトローバといいますが、本CDは、その中心地の一つであった古都サンクトゥ・スピリトゥスの歴史的なトロバドール達であるミゲル・カンパニオーニ、テオフィリートらの有名曲を、今なお、いにしえのトロバ …

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MANUEL GALBAN / BLUE CHA CHA

ポスト・フィーリンのコーラス・グループ=1960年代にドゥーワップ / R&B感覚をキューバンに取り込み人気を誇ったコーラスグループ=サフィーロスのメンバー(一番端でギターを引いていた人ですね~)マヌエル・ガルバンの遺作にして初ソロ12年作です(01年にはブエナビスタ出演がきっかけとなったライ・クーダーとの共作もありましたが、このアルバムが初ソロ、で、この作 …

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OMAR SOSA / EGGUN

人気アフロ・キューバン・ピアニスト、オマール・ソーサが久々に自身率いるセクステットで録音した通算23枚目となる作品。マイルス・デイヴィス『カインド・オブ・ブルー』へのオマージュ的内容で、同作にある無限の音楽表現への解釈や希求といったものが、西アフリカで祖先の精神を意味する『エグン』というテーマのなかで展開され、壮大なアフロ・ジャズとなっています。モザンビーク …

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GRUPO MANGUARE / SINCRETISM

1971年に結成された、フシオーン~ミクスチャーのはしりとなるグループ、グルーポ・マングアレの2011年録音アルバムです。ヌエバ・トローバに代表される新しい歌を求めるムーヴメントと同調して活動を開始したグループですが、初期のメンバーには、トレスの名手パンチョ・アマートも参加していました。久しぶりの本作では、メレンゲっぽいリズムで始まるオープニング曲から、バン …

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LAZARO & VALDES / SON JAZZ, MANTECA

バンボレオのドン、ラサロ・バルデースの父親のアルバム=子供の七光り?と早合点は禁物~ご存じの方も多いと思いますが、このラサロ・バルデースSr.(父親の方です、本当はバンボレオのラサロがJr.を付けるべきなんでが)こそ凄い人。ベニー・モレーのバンダ・ヒガンテでキャリアをスタートさせ、その後カシーノ・デ・プラージャ、リバーサイド、ニーニョ・リベーラなどの一流バン …

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RUMBATA / LA RUMBA DEL SIGLO

ルンバとバタ(サンテリーアで使用するタイコ)というキューバのアフロ系ルーツを代表する2つのジャンルを組み合わせ、1996年カマグエイで結成されたというヴォーカル&パーカッション・グループのセカンド。前作はマノリート・シモネーがプロデュース、溌剌としたアンサンブルと一工夫ありのアレンジが印象的でしたが、今作は、そんな前作からのイメージを残しつつも、よりパーカッ …

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HAILA / ESTO SI SABE A CUBA

本作は、2枚のCDと1枚のDVD(リージョン:ALL/NTSCですので、一般の家庭用器機で視聴可)という大ヴォリューム。CD1は、『レガエトネアンド・コン・ハイラ』と題されたとおり、レガトンやバチャータ、ラテン・ポップスなど汎カリブに人気のあるジャンルを、そのキューバのスペシャリストたちをフィーチャーして披露しています。CD2は、『ハイラ・ドゥエトス』と題さ …

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BAMBOLEO / TODO LO QUE SOY

相変わらずのラサロ・バルデース節が全編で炸裂しています。トリッキーなブレイクとパーカッションのからみからスタートし、ブラス、ベースとリズム隊が一丸となったトゥンバオのリズムとジャジーなメロディー・ラインが一体となってグルーヴ感一杯に突き進む1曲目。次の曲では、ラサロのメロディー・メーカーとしての才能を発揮し、メランコリックで耳に残るミディアム・テンポを披露。 …

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