カエターノ・ヴェローゾ、アルナルド・アントゥネス、イタマール・アスンサォン、これらブラジルの音楽史をつくってきた錚々たる面子とコラボレイト、楽曲を採り上げてこられたクリチーバの作家/詩人/教授パウロ・レミンスキ。80年代末に亡くなっているのですが、生きていれば丁度70歳ということで、父と同じくもの書きとして、ミュージシャンとして活動する実娘のエストレラ・ルイ …
続きを読むカエターノ・ヴェローゾ、アルナルド・アントゥネス、イタマール・アスンサォン、これらブラジルの音楽史をつくってきた錚々たる面子とコラボレイト、楽曲を採り上げてこられたクリチーバの作家/詩人/教授パウロ・レミンスキ。80年代末に亡くなっているのですが、生きていれば丁度70歳ということで、父と同じくもの書きとして、ミュージシャンとして活動する実娘のエストレラ・ルイ …
続きを読むタイトルは “人々の遺産” とでも?フンド・ジ・キンタル出身、国民的サンバSSWアルリンド・クルス、3年ぶりのスタジオ録音新作です。 1. Herança Popular (feat. Hamilton de Holanda) 2. Sinceridade 3. Não Penso em Mais Nada 4. Ilicitação 5. Isso É F …
続きを読む1 Na Batucada Da Vida 2 Três Apitos 3 Choro Bandido Vocals – Chico Buarque 4 João Ninguem 5 Janelas Abertas 6 Samba Do Carioca 7 Pra Machucar Meu Coração Vocals – Edu Lobo 8 Chega …
続きを読む01. Voc E Eu 02. Samba de Uma Nota S 03. Desafinado 04. Meditao 05. O Amor Em Paz 06. Amorcertinho 07. Rosa Morena 08. O Barquinho 09. Saudade Fez Um Samba 10. Outra Vez 11. Chega …
続きを読むアフロ・ブラジル、都会的なサイケデリック、幻想的なアコースティック・ブルース、様々なカラーを持った楽曲のどれが次に来るかを楽しめるように、「アルバムをシャッフルモードで再生」推奨の文言の入ったアルバムでトラックナンバーも入っていません。[ブラジル直輸入三折ペーパー・スリーヴ入工場製CD-R盤]シンコ・ア・セコの新作やト・ブランヂリオーニがお好きな方にお薦めし …
続きを読む1 Maria Solidária 3:05 2 Feira Moderna 3:45 3 Paisagem Da Janela 3:16 4 O Sal Da Terra 3:29 5 O Medo De Amar É O Medo De Ser Livre 4:07 6 A Página Do Relâmpago Elétrico 5:30 7 Nasc …
続きを読む夏頃にはCD完成との報を受けていたのですが、チケット完売が続出するコンサートの度に売り切れてしまっていたというのが、サンパウロのノーヴォス・コンポジトーレスのシーンから登場したユニット – シンコ・ア・セコの新譜。既にS.S.W. として2作をリリースしているト・ブランジリオーニやヴィニシウス・カルデローニを中心に、若手ピアニストとの傑作デュオ作 …
続きを読むブラジルのノルデスチ(北東部)音楽を主武器に、ロックやブルース、ジャズ、ファンクなどを掛け合わせたブルックリンを拠点とするユニークなバンド、マトゥトによる2009年のデビュー作です(本作は11年のドイツ盤)。仕掛け人は、打楽器奏者シロ・パチスタのもとでブラジルのリズムを身につけたギタリストのクレイ・ロスと、こちらもやはりシロ・バチスタとの共演歴を持つ、リラ・ …
続きを読むキンシャサ出身の異才ピアノ&ギター&低音ヴォーカル、そしてソングライターでもあるレイ・レマを中心に、ブラザヴィル出身のバルー・カンタ&フレディ・マッサンバの歳の差ヴォーカル・デュオ(パーカッション)に、ブラジル出身のギタリスト、ロドリーゴ・ヴィアナが加わった、名付けて「ンジンブ」プロジェクトの初アルバムとなります。キンとブラザの都市のフォークロアとでも呼べそ …
続きを読むこの季節、あったかい部屋でぬくぬくと聴いていたいCDですねえ…。サンパウロの女性SSW、ハイッサ・ビッタールの二作目、舞台女優として賞も獲得している彼女ならでは、ビッグバンドからショーロまで、サンバ、タンゴ、デキシー、スウィング、ラグタイムと、どんな歌詞なのかわかりませんが、ストーリー性満載?飽かせませんねえ。オールドタイミーで一本筋を通しながら …
続きを読む生ギターの演奏と読み聴かせるように詩的に柔らかく歌われるメロディ、そこにアンドレ・メマーリの流麗な運指のピアノ・アレンジとアコーディオンなどもこなすマルチ・プレイヤーとしての才、ネイマール・ヂアスのコントラバスやビオラ・カイピーラ、アントニオ・ロウレイロのヴィブラフォン(m-7 “Passarim Miguilim”) や、ヴィトール …
続きを読む霜を踏みしめるようなコントラバスのベース・ラインと流麗なピアノに導かれるようにリム・ショットを刻み始め、透明感のある艶っぽい女性ヴォーカルが顔を覗かせると、上質なキャンパスに鮮やかな絵の具が載せられていくかのような風景が眼前に。新鮮で詩的なサンバ・ジャズ・ヴォーカルが持続する格別な一枚。 ルイス・エサ(タンバ・トリオ)に師事しギンガとも共演を果たすなど、ジャ …
続きを読む1st の「Berlin, Texas」ではフォーキーなサウンドでヴィム・ヴェンダースの世界観を、2nd 「Estrela Decadante」では退廃的なセルジュ・ゲンズブールの世界観を体現して来たサンパウロのS.S.W. チアゴ・ペチ。ヴィンセント・ムーンの映像プロジェクト「A TAKE AWAY SHOW」にも採り上げられています。三作目となる本作では …
続きを読むサンバ、パゴーヂ、ボサ・ノヴァ、ブラジル音楽を解体してみせたエストゥダンド(学習)・シリーズなどエクスペリメントで奇抜なブラジル音楽を代表する存在のトン・ゼー。新作が届きました。世代やカテゴリーを超えて意欲的にコラボレイト、ブラジル音楽という銀河の中、自らも光を放ちながら交信し旅するという作品。ミルトンやカエターノといった大御所からクリオーロやキコ・ヂヌッチ …
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