ラパの新世代サンバ・シーンを代表する若手音楽家がソロ・デビュー! 00年代より古いサンバの復興を目指した若手音楽家を数多く輩出したリオのラパ地区。アルフレッド・デル=ペーニョは、そんなラパ発信のムーヴメントをリードしてきた中心人物だ。これまでペドロ・パウロ・マルタとのデュオ作品やサンバ・ジ・ファトでの活躍などで知られてきた彼が、初めてのソロ名義作を2枚同時に …
続きを読むラパの新世代サンバ・シーンを代表する若手音楽家がソロ・デビュー! 00年代より古いサンバの復興を目指した若手音楽家を数多く輩出したリオのラパ地区。アルフレッド・デル=ペーニョは、そんなラパ発信のムーヴメントをリードしてきた中心人物だ。これまでペドロ・パウロ・マルタとのデュオ作品やサンバ・ジ・ファトでの活躍などで知られてきた彼が、初めてのソロ名義作を2枚同時に …
続きを読む00年代より古いサンバの復興を目指した若手音楽家を数多く輩出したリオのラパ地区。アルフレッド・デル=ペーニョは、そんなラパ発信のムーヴメントをリードしてきた中心人物だ。これまでペドロ・パウロ・マルタとのデュオ作品やサンバ・ジ・ファトでの活躍などで知られてきた彼が、初めてのソロ名義作を2枚同時に発表した。『サンバ・スージョ』は、彼がこれまで行ってきた古いサンバ …
続きを読むサンタ・カタリーナ州出身、ルーツ・サンバの粋を守りながら、新鮮な感覚を聞かせる女性シンガー・ソングライター、アナ・パウラ・ダ・シルヴァのキャリア20周年作となる新作/2016年作!ジャズ・サンバ的なコンボ・トリオで、曲によってはギターと打楽器のみ、ピアノと打楽器のみを背景にした楽曲も〜今作、研ぎ澄まされた音数の少なさ、一発録りの手法も含めてコン …
続きを読む北東部ペルナンブーコ出身。70年代から活躍するノルデスチ・ロック詩人が1977年に発表したソロ・デビュー作品が再発されました。アクースティック・サウンドが中心ですが、時折サイケなロック・サウンドも顔を覗かせます。ソフト・ロック系のファンにはお勧めのリイシュー!
続きを読む60年代よりボサ・ノーヴァやサンバ・カンソーンの歌手として活躍してきたベテランのクラウデッチ・ソアーレスが新作を発表。今回はバイーア派の大御所として知られたドリヴァール・カイーミの有名曲を取り上げ、ボサ・ノーヴァのスタイルを聴かせるというのがコンセプト。さらにカイーミ・ファミリーの面々も選曲やゲストで参加するなどして、作品に大きく寄与しています …
続きを読むSony Brasilが大プッシュする男性SSSW(サンバ系シンガー・ソング・ライター)のモスキート。本作は彼のデビュー・アルバムになります。ポップなサンバ・スタイルと、人懐っこいルックスが相俟ってか、すでにSNS上でかなりの話題となっているそうです。プロデュースはこれまでたくさんのアーティストを手掛けてきた事で知られるマックス・ピエーリが担当。ゲストに大御 …
続きを読む〈サイケデリック〉シリーズのカタログを国内配給化! 様々な音源で探るブラジルのサイケデリック・サウンズ! 『ラフ・ガイド』の人気ライン〈サイケデリック〉シリーズの一作としてリリースされた本作のテーマはブラジル。60年代リヴァイヴァル・バンドのラランジャ・フリークやミクスチャー・ノルデスチの先駆シバ、トロピカリアを現代に受け継ぐルーカス・サンターナら、現在注目 …
続きを読む詩人フェルナンド・ブランチの遺作、姪のマリアナ・ブランチが唄うジェラルド・ヴィアナ(g)との未発表歌曲集〜 2015年の6月に急逝された詩人のフェルナンド・ブランチ。ミルトン・ナシメントの数々の楽曲でパートナーとして知られる彼は本作のリリース・パーティーに出演することは叶いませんでした。風光明媚なミナス・ジェライスの風景に、人々の営みに、思いを寄せて詩作を行 …
続きを読むギター専門でキャリアを渡ってきたカリオカが詩的で素朴な自作ボサ・ノヴァ歌曲集を〜 ブラジルはリオ出身のギター奏者でミルトン・ナシメントのバックを務めたり、’89年に発表された女性歌手クララ・サンドローニのアルバムで作編曲を手掛けたりしたのち、近年にインスト・サンバ・ジャズで一枚、インスト・ソロ・ギターでも一枚自作品を発表しているエンヒッキ・リソフ …
続きを読むジルベルト・ジルの息子、ベン・ジルを擁する新世代ブラジル音楽のグループがトノ。以前に入荷してきていた「Aquario」も入手困難になって久しいですが、その間に母親になったヴォーカリストのアナ・クラウヂア・ロメリーノがソロ作を制作。夫にしてトノの同僚ベン・ジルがプロデュース、トノのベース奏者ブルーノ・ヂ・ルーロに加えてドメニコ・ランセロッチがコ・プロデュースで …
続きを読むパウリーニョ・ダ・アバは80年代、ベッチ・カルヴァーリョに数多くの楽曲を提供したサンバ作曲家で、さらにパンデイロ奏者としても活躍。そんな彼が自身名義の作品をこの度初めて発表しました。プロデュースはバタコトのリーダーだったことでも知られる作曲家/歌手クラウジオ・ジョルジで、マルチーニョ・ダ・ヴィラ、マルチナーリア、モルセリーニョ・モレイラ…といっ …
続きを読むホムロ・フローエスのソロ作を皮切りにアヴァンな趣向性に虜となっておりますサンパウロの通称エクスペリ・サンバ勢ですが、ジュサーラ・マルサルのアルバムがローリングストーン誌の選ぶブラジル音楽第一位になったり、メタ・メタがヨーロッパのフェスに呼ばれたり、パッソ・トルトの1st がブラジル音楽の賞をMPB部門で獲得したりと、アート性を兼ね備えた彼らの音楽は評価を高め …
続きを読むローズやアナログ・シンセを使ったレア・グルーヴ風作品! ジョアン・ジルベルト、トム・ジョビンらと共にボサ・ノーヴァの創成期から活躍を続けてきたピアニストのジョアン・ドナート。1956年のデビューですから、今年で60周年を迎えます。現在81歳のドナートですが、まだまだ現役バリバリであることを証明するアルバムを発表しました。ここでは通常のピアノでは …
続きを読む音大 UNICAMP でポピュラー音楽の修士号を取得しているハファエル・トーマスはソウザ・リマとヴィラ=ロボスの両音楽院で催されたギター・コンクールで栄誉に輝くなど、実力を認められた演奏家であり、コンポーザーでもあります。ファビオ・アウグスチーニ(drs)、ジルベルト・ヂ・シロス(b) との自身が率いるトリオの編成を基盤に、冒頭”Barra do …
続きを読む鬼才エグベルト・ジスモンチの娘さん率いるトリオが新作を発表! 先日『ナナ・ヴァスコンセロス追悼コンサート』のため来日公演を行ったばかりのエグベルト・ジスモンチ。その娘さんで、以前には「ジスブランコ」というデュオで活躍、その後ソロで華々しくデビューを果たしたのが女性ピアニストのビアンカ・ジスモンチです。日本においては『ソーニョス・ジ・ナシメント』(KING I …
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