アシフ・アリー・ハーンは1973生まれの若手カッワーリー歌手、本作は彼が2005年に発表したヨーロッパにおけるデビュー作で、伴奏はハルモニウムとタブラ、そして手拍子と複数のコーラス隊~つまり伝統スタイルで歌う際のヌスラットとまったく同じ/ただしヌスラットが常に自分以外の主唱者を置き、より華やかなコール・アンド・レスポンスを試みていたのに対し、アシフの楽団では …
続きを読むアシフ・アリー・ハーンは1973生まれの若手カッワーリー歌手、本作は彼が2005年に発表したヨーロッパにおけるデビュー作で、伴奏はハルモニウムとタブラ、そして手拍子と複数のコーラス隊~つまり伝統スタイルで歌う際のヌスラットとまったく同じ/ただしヌスラットが常に自分以外の主唱者を置き、より華やかなコール・アンド・レスポンスを試みていたのに対し、アシフの楽団では …
続きを読むスミソニアン・フォークウェイズとアガ・ハーン・トラストの共同企画「中央アジアの音楽」シリーズ、第七弾はウズベキスタンの古都にして神秘主義思想の都ブハラの宮廷音楽をテーマにウズベクとタジクの伝統音楽家を集結。トルコのサズに似たドゥタールや大型のフレームドラムドイラを弾きつつ歌い語る民族の伝承や英雄譚、木訥としているようで繊細、そして時に炸裂するような歌い回しに …
続きを読む★シルク・ロード音楽探訪 本作はタイトルをご覧いただければおわかりのとおり、あのシルク・ロードがテーマ。いまさら説明は不要かと思われますが、シルク・ロードとは東は日本から西は地中海世界までを結ぶ古い交易路です。 そんなシルク・ロードは日本ではテレビで大特集が組まれるなどして大変なじみのある名前ですが、さらに音楽ファンの方々は有名チェリストのヨーヨー・マがライ …
続きを読む世界の屋根~パミール山脈を擁すタジキスタンから、弦セタール&打ダフほかの伝統楽器&男女ヴォーカルから成るバダカシャン州の民俗アンサンブルを紹介!48Pのブックレット&シリーズ紹介DVDも付いて、60分を越える現地録音がたっぷり楽しめます。伸びやかなメリスマを聞かせる女性歌手は、本シリーズ中の『バルディック・ディーヴァス』にも収録されています。
続きを読むスミソニアン・フォークウェイズとアガ・ハーン・トラストの共同企画「中央アジアの音楽」シリーズ、第9弾、今作も素晴らしい企画です。中世においては中央アジアとインドもアフガニスタンもペルシャもムガル帝国の領土でした。ムガルの初代皇帝バーブルの時代に聴かれていただろう音を、現代に伝承された楽器と音楽を通じて再現するプロジェクト。中心人物は在米若手アフガン・ルバーブ …
続きを読むインド亜大陸やヨーロッパでは「女性版ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン」として人気の高いパキスタン人カッワーリー歌手アビダ・パルヴィーンのフランス最新録音盤登場。仏accordes croisesならではの詳細な英仏語解説と美麗ブックレットジャケに10分程度のちょうどイイ長さのカッワーリーが7曲収録され、今まで彼女に手が出なかった人も欲しくなる決定盤です。通常 …
続きを読む本家アラブ人をも泣かせるプレイで知られる、日本の誇るウード・プレイヤー常味裕司の06年作!待望のウードのソロ・プレイ・アルバムです。チュニジアの伝説的作曲家&ウード奏者アリ・スリティに学んだ、いにしえのマカーム9曲。一言、素晴らしい音色です!現代の琵琶法師とでも呼びましょうか。古きアラブの宮廷にいるような気分になります!悠久の時を超えて響くアラブの楽彩~「な …
続きを読む最後の「とうようずトーク」で触れられていたアルバムです。再入荷しました。日本を代表するウード奏者、今時、こんなにオーソドクスで格調の高いウードの音色は、アラブ圏では聞けなくなっています(近年の本場録音は、ことごとくフュージョンっぽい作品ばかりで、辟易してるというのが当店の本音)。というわけで本場よりも本場らしい?ウードという楽器の王道を行く常味裕司さんの09 …
続きを読む1989年生まれのアユシタは映画やシネトロンで活躍する女優さん。一方で歌手としても2006年ごろから活躍しています。そんな彼女の初めてのアルバムが本作で、ややアンニュイなタッチのヴォーカルに似つかわしいサンバやボサ・ノーヴァ、オールディーズ風のサウンドなどが中心に収められています。ちょっとファンシーなジャケット&ブックレットの絵も可愛らしく、とてもコンセプチ …
続きを読むチョン・セヒョン(gt. vo.)、チョ・インチョル(dr.)からなる、韓国の男性2人組ロックバンド=404(サーコンサー)。韓国伝統歌の歌唱法に影響を受けた、こぶしの効いた独特のボーカル・スタイル、切り裂くようなギターリフ、表情豊かなドラミングで他バンドの追随を許さない魅力を放つ。2012末〜2013年初にリリース&来日を果たした韓国のYamagata T …
続きを読む既に廃盤となって久しいと思われていたアイテムが、再入荷しましたよ!お見逃しなく、きれいですねえ…、お顔も声も。同時初入荷のバーンイェン『ラムプルーン・デーンイサーン』よりも後の録音ですね。70年代後半頃の録音でしょうか?ピン&ケーンに加えて、ベース&ドラムス&エレキギターも聞こえます。若々しさ~少女っぽさはやや後退、しみじみした哀愁味が感じられる …
続きを読むリリース直後からはやくも注目をいただいているラフ・ガイドのニュー・ライン、〈サイケデリック〉シリーズから大人気のボリウッド音楽をテーマにした作品が登場した。インド最大の都市であるボンベイ(現ムンバイ)に花開いた映画産業であるボリウッドではその時代の音楽スタイルを貪欲に取り入れて観客を楽しませてきた。70年代も例外ではなく、西洋で生まれたサイケデリック・ムーヴ …
続きを読む向かって左から <1> チョーン・ロム・ファーク・ラック 品切れ <2> ヨムマ・バーン・チャオ・カー 品切れ <3> コン・チャーン・プート在庫あり 復刻CDどころか、カセットさえなかなか見つからない、と、一部、タイ歌謡の通人の皆さんを嘆かせていたというブッパー・サ …
続きを読むタイ復刻CD入荷~まだまだ続きます!タイ60年代末~70年代初め頃のファンキー・フィメール・ルークトゥン NO.1 !? 噂のギンダーオ・ジュンサワット再入荷です。頭のてっぺんから出してるような高音ヴォーカルで、R&B調あり、GS調あり、中華バラード風あり、モーラム調あり、チャチャチャ風あり、しょじょ寺の狸囃子?ありの多彩な展開!飽かせませんねえ、ハモンド・ …
続きを読む〇異流派異性異彩ユニット琵琶デュオの活動も、結成から早3年。やっとファースト・アルバムのリリースにこぎつけました。 〇収録曲は…説経節の題材で語り物の大作「信徳丸(六寸釘打ちの場・開眼の場)」、万葉集の中の柿本人麿の歌をポップに解釈した「月の舟」、明治時代の詩人・北村透谷の詩を歌と朗読調で奥深く聞かせる「平家蟹」の他、後藤幸浩のソロ・レパートリーだった「五木 …
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