マレイシアの女性歌手シティ・ヌールハリザと一瞬間違えそうですが、こちらはフィリピン出身のボサ・ノーヴァ女性歌手のシッティ。2006年に発表したデビュー作『Cafe Bossa』が国境を越え、東南アジアで広くヒットを記録。以後コンスタントにアルバムを発表してきた彼女の2014年最新作がこちら。今作よりユニヴァーサル系のMCAに移籍し心機一転、よりお洒落でジャジ …
続きを読むマレイシアの女性歌手シティ・ヌールハリザと一瞬間違えそうですが、こちらはフィリピン出身のボサ・ノーヴァ女性歌手のシッティ。2006年に発表したデビュー作『Cafe Bossa』が国境を越え、東南アジアで広くヒットを記録。以後コンスタントにアルバムを発表してきた彼女の2014年最新作がこちら。今作よりユニヴァーサル系のMCAに移籍し心機一転、よりお洒落でジャジ …
続きを読む2002年にスリランカのシンハラ系コミュニティーで、フランス人学者によってフィールド録音された伝統世俗音楽集。演奏しているのは伝統音楽家Harold Madapatha Rodrigo。弓奏楽器とアフガンルバーブに似た鈍い音の撥弦楽器がインドとは異なる東南アジア的なゆるい旋律を弾き、拍の頭に「チン、チン」と鉦が鳴らされる。同じ仏教国であるミャンマーの仏教音楽 …
続きを読む90年代から何度か来日もして、日本国内でもフィリピンを代表する才女、伝統継承派のタガログ語SSWとして知られているミンダナオ島生まれ、グレース・ノノ(1966 -)ですが、2010年にこんなCDを出していたとは知りませんでした(通りすがりのKさんご教示いただきました)。その特徴的な歌い口がプログレファンに絶賛されたり、エンヤ風エレクトロ路線な静謐路線のアルバ …
続きを読むお洒落ポップ・バンドのポートレート(ポトレット)のドラマーであり俳優でもあるアクサン・スジュマンがジャズ・フェス等で度々ライヴを披露していたプロジェクト、ザ・コミッティー・オブ・ザ・フェスト。2007年にレコーディングされていた唯一のスタジオ・レコーディングが彼ら名義の初作として今年3月に発売されました。これが凄い事になってます! ヘヴィなツイン・ギターのサ …
続きを読む今年デビュー20周年を迎える、インドネシア・ナンバー1の実力と人気を持つ4人組ロック・バンド、ギギ。彼らの通算13枚目のオリジナル・アルバムはタイトル通り、渡英してあのアビー・ロード・スタジオでレコーディングされました。ハイ・テクニックを誇るメンバーで演じられるのは貫禄のポップ・ロック。スケールの大きいサウンドが魅力でしょうか。
続きを読むインドネシア / プルティウィから2006年に発売された『ガムラン・ドゥグンの結婚式』(サンビーニャ)〜隠れた人気作ながらしばらく流通が途絶えていましたが、同作品がジャケットとタイトル、曲順を変えて再登場しました。そのコンセプトはずばり<結婚式のためのガムラン・ドゥグン>。ドゥグンの故郷スンダ地方で行われる結婚式のBGMとして使われることを目的とした編集盤で …
続きを読む90年代からジャズ・シンガーとして活躍するシャハラニは2007年からセルフ・プロデュースでクィーンファイアワークスというバンド名義の作品を発表してきましたが、本作はその3作目。ポップなギター・サウンドやピアノ・ロックに深みある渋いシャハラニの歌声がのる一枚です。 >http://www.demajors.com/album/view/359
続きを読むBRENDAN DONNELLY & BENT FUENTES / Music Inspired by China Field Recordings After spending almost two years traveling throughout China making field r …
続きを読む久々オススメPOPなインドネシア充実作です!音楽番組「アジア・バグース」をきっかけに若干14歳でデビューした天才少女歌手アンディエンも今年で28歳。3年振り、5枚目2013年末のアルバムはセルフ・タイトルで、前作同様の布陣での制作です。洗練された粒ぞろいの楽曲と軽やかな彼女の歌声が見事に調和して、全てのアジアンガールズPOPファンにお勧め出来る軽快爽快ほんの …
続きを読む1. Yak mee klai hai kid tueng : อยากมีใครให้คิดถึง 2. Warn mai pen : หวานไม่เป็น 3. Kae yak hai roo wah ruk : แค่อยากให้รู้ว่ารัก 4. Pee ta lay : ผีทะเล 5. Kid tueng pee plao : คิด …
続きを読む★渦巻く音、渦巻くリズム…。個性派実力ミュージシャン3人が結成した話題のユニットのデビュー作。アイルランド〜モンゴル〜アパラチアを渡る”草原系NOMAD(どこにも属さない)音楽”! ★カルマン Karmanとは、気象用語の「カルマン渦」からとられている。流れの中に障害物を置いたときなど、その後方に渦の列が交互に出来る。3人それぞれの音楽 的バックグラウンドが …
続きを読むもう、何も言いません!この日をお待ちになっていた方も多いはず!テレサが1967年の14歳のデビュー作『鳳陽花鼓』以来、1971年まで所属した台湾宇宙唱片時代LPアルバム復刻CD(紙ジャケ黒盤 / オリジナルデザイン / numbered limited CD)のリリースです。音質も上々(当たり前ですが、以下 のyoutube 音源よりも全然イイです)! とこ …
続きを読むインドネシアで人気沸騰!?ザスキア嬢新作、タイトルは『ゴチック』!前代未聞、とうとうゴス・ダンドゥット登場か!?と思ったら…、ファンコット未満ハウスダンドゥット系ゴヤンイヌル姐さんフォロワーとでも。中には正統ダンドゥットと言ってもいいようなナンバーもあり、ウィスパー&カマトト系の歌声も、よくよく聞くとかなりの実力。ま、トラッドなダンドゥットを好ま …
続きを読むインドネシア、新人ダンドゥット系女性歌手~インドネシアのテレビ局「TPI」が主催するダンドゥットのオーディション番組、KDI(コンテス・ダンドゥット・インドネシアの略)の優勝者ということで、シティKDI=隣国マレーシアの歌姫シティに憧れての芸名となったようですが、なるほど大器の片鱗を見せてくれます。バックにジャズ系のミュージシャンを迎えたムラーユ色濃いシック …
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