ミャンマー伝統音楽学校 ” カレッジ・ミュージック・ソサイティ” 在籍(研究演習局長だそう)、“ビルマの竪琴” サウンの現役名人、フライ・ウィン・マウンによるアルバムです。タイトル通り、インストながらブッダを讃える曲が並ぶ作となりました。ベースと見紛う低音サウン、ピアノ演奏と見紛うサウン連弾ほか、サウンの可能性を十全に探ろうという意欲作かと思います。ほか、パ …
続きを読むミャンマーのチャルメラというかオーボエにもたとえられる、ダブルリードの管楽器 “フネー”の匠、マンダレー在のセイン・ムヤ・ポー率いるサインワイン楽団アルバム全12曲収録CDです。各種青銅ゴングや旋律環状太鼓のパ・ワイン、舟形木琴のパッタラーなど旋律打楽器群による変拍子リズム・アンサブルのシャワー、というか、リズムのつづら折り的連鎖の中 …
続きを読む自ら “サウン・ザウ・ウィン・マウン” と名乗る現役サウンの名手、1959年にマンダレーにて、音楽家の両親のもと、生まれたそうです。幼い頃からパッワイン(環状旋律大鼓)を習っていたそうですが、14歳の頃から歴代の名人、故インレー・ミント・マウンらにサウンを教えられ、パッワインとサウンの腕を磨いて来たそうです(現在は双方の教師、演奏家として活躍)。といわけで、 …
続きを読むで、もう、なんにもわかりませ〜んね!お手上げです。ウズベクでもってオムニバスですね…。で、聞くところによると(誰からだ?)、 “УМРБОКИЙ НАВОЛАР”と呼ばれる音楽祭がタシュケントで開かれているそうなので、そんな音楽祭参加者によるオムニバスかも知れません。 余談ですが、表題を google 翻訳でウズベク語とし …
続きを読む70年代の初期段階にてすでにインドネシアの民族色ある音楽から、プログレッシヴロックやテクノ、フラジルや南米のアコースティックサウンド風からサイケデリック、とてもメロディの美しい曲まで、幅広い音楽性で表現した問題作を発表し続けた天才ハリー・ルスリの1997年フィジカル最後の作品。元々カセットで発売され、のちにCD化された作品で(写真はカセットの写真ですがCDで …
続きを読む東南アジア系ヒップホップのイノヴェイター、と言ってイイと思います。クアラルンプール出身、1979年生まれのジョー・フィゾウとジョホール・バル出身、1977年生まれのマリックという二人の出会いから生まれたマレイシアのトゥー・ファット〜00年から06年まで5作のアルバムを残し解散してしまいましたが、そのベストがこちら、カメリア、シティ・ヌールハリザ、シャ …
続きを読む世界でもっとも知られるタブラ奏者をラフ・ガイド! 北インド古典音楽シーンにおいて、もっとも重要なパーカッショニスト(タブラ奏者)、ザキール・フセイン。著名なタブラ奏者ウスタード・アラー・ラーカを父に持ち、幼少よりその父のもとで古典音楽とタブラ演奏を学ぶ。十代で北インドのプロ・ミュージシャンたちとの競演を開始。世界的なシタール奏者ラヴィ・シャンカールのツアー・ …
続きを読む俚謡山脈監修の民謡シリーズ第三弾、今度は群馬だ!異常なブースト低音と歪んだ木霊が渦を巻くヘヴィーウェイト盆踊り決定版「木崎音頭」を、現地保存会のオリジナル版と当世TRAP版の新旧ダブルでリリース。これで貴方の民謡観が覆る!? 我が国で初めてレコードになった民謡であり、民謡界最大級のダンクラとして親しまれる「八木節」、その直接的な源流が群馬県太田市新田木崎町に …
続きを読むクラブ・シーン発、サルサ~ラテン・ミュージックの新たな道を切り開くBANDERAS待望のファースト・フル・アルバム! ファンク、R&B、レゲエ、キューバン、サルサ、アフロビートなど様々な音楽の現場で独自のスタイルを持ち、活躍するメンバーがサルサの名のもとに集まった。1stシングルが2018年3月にスイスのレーベル、Matasuna Recordsより …
続きを読むマレイ・ロックの女王、1992年作の復刻! 現在もナンバーワン女性ロッカーとして君臨し続けているエラ。この所その過去の作品の復刻が続いていますが、本作もその流れで再発された92年作品です。ハードなロック・アレンジとアクースティック・アレンジとを上手く使い分けた緩急のあるサウンドは、その後のマレイ・ロックに大きな影響を与えました。(サプライヤーイ …
続きを読むアフガニスタン、ペシャワールのパシュトゥン国民的詩人とされる〜ハムザ・バーバー・アーヒリ・ヤドゥーナの詩を、やはりペシャワールのヴェテラン男性歌手、ラフィーク・シンワーリーが歌い綴ったアルバム。パシュトゥン歌謡の典型と言えるかも知れません。非スーフィー系ですが、カウワーリにもガザルにも似て微妙に非なる、パシュトゥンならではの歌い口が楽しめます。
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