GRACE BARBE / WELELE !

お見逃しなく!セガと言えばセイシェル、セイシェルと言えばグレース・バルベ(って、今オーストラリアで活躍してるらしいんですけど)!インド洋上でフランスの前々世紀の舞曲が生まれ変わったハチロクのセガ・ビートを、本作でグレース・バルべはアフロビートとミックスすることを生演奏本位で試みています。そのミックスの作法がとても自然なのは、アイデアよりもノリの良さ、つまり秀 …

続きを読む>

ROCIO MARQUEZ / FIRMAMENTO

>★ フラメンコの若手カンタオーラとして注目のロシオ・マルケスによる2017年作(3作目)〜前作で、アルバム収録曲の半分の制作を受け持ったラウル・フェルナンデス・ミロが、今作では全曲をプロデュース。なので、ややもってエクスペリメンタルな仕上がりであることは>こちらや>こちらと同様(ジャケもみんな白黒だし)。ま、これをフラメンコと呼ぶかどうかは別として、ブレリ …

続きを読む>

FERNANDO KABUSACKI / LA MARAVILLA, Kabusacki 6.1

*フェルナンド・カブサッキ/ラ・マラビージャ 今年、また来日してくれるアルゼンチンのギタリスト=フェルナンド・カブサッキ通算6作目2005年作が再発されました!独特な音色の繊細なギターを要に展開するポスト・ロック的音響世界~万華鏡にも似た刻々と変化する多彩さ、全23曲、とはいえ目まぐるしさは全く無く、流麗な多彩さ、とでもいいましょうか。 〜以下、メーカーイン …

続きを読む>

MOCCA GARDEN / MODERN REGGAE-SKA IN THAI STYLE

久々の再入荷です!当店的にも、ハイファイ・タイ・カントリーと肩を並べる人気グループですよ! トゥクトゥクに乗るジャケット写真がサウンドをしっかり物語る9人組、サブタイトルにMODERN REGGAE-SKA IN THAI STYLEと書かれている通りなかなかに濃くて楽しい内容!ジャマイカならナイヤビンギ的サウンドをダンスホールやラバーズに取り入れた?(なか …

続きを読む>

PHAM PHUONG THAO / TRI AN

  収録曲中3曲を自ら作詞作曲しているとのこと。ベトナム独立戦争(1946-54)や対米抗戦(1955-75)と長く続いた戦乱の中、亡くなっていった母親たちに捧げた、ベトナムのマザー・ソングを歌ったアルバムだそう。いかにも北部のザンカーといった曲が並びますが、女性の立場、視線というものからベトナムを歌う、たおやかなベトナム賛歌ということになるでしょ …

続きを読む>

HA VAN / TIENG HAT 2

    上の写真、そしてこのページの一番下にある写真は、ハー・ヴァンその人とご懇意にされている立命館アジア太平洋大学の田原洋樹先生経由でハー・ヴァンから送られて来たPR用ポートレイト写真です(ファンの皆さんへのプレゼント!?)。 そして以下、歌手の道に進むのを特に反対していたというハー・ヴァンのご尊父に、田原洋樹先生がお会いになった時の談 …

続きを読む>

ALAGA IBILE / REMINISCE

  ナイジェリア簡易紙ジャケ盤、道端や屋台とかでも試聴OKで売られている関係上、CDにはスリキズ、ジャケは使用感たっぷりということも珍しいことではないのですが、音楽内容はともあれ、こちらは、今まで入荷のナイジェリア盤CDの中でも、特にドイヒーですね、そんじょそこらの中古盤では太刀打ちできない経年劣化、が、一応、当方のCDプレイヤーでは動作確認済み、 …

続きを読む>

V.A. / AMANEDES 1928-1934

“アマネーデス” (もしくはアマーン・ソング or アマネス or カフェ・アマーン)とは、トルコ語に由来する “アマーン” という慈悲や哀れみを意味する言葉を、オスマン・トルコやアラブ、そしてセファルディ等の伝統音階に沿って、独特に引き伸した節まわしで聞かせる即興的要素が濃い歌のスタイルかと思われます。本CDは、そんなアマネスのギリシャに於ける1928-1 …

続きを読む>

V.A. / RWANDA, Les chants du grelot et de l’arc au pays des esprits chasseurs

1954 年のスコーイ・ストロバント& 1970 年代のジョス・ガンセマンスとアレクシス・カガメによるフィールド録音をカップリング〜鐘、角、ツィター・イナンガ、またはフルートの伴奏による、ルワンダの3つの民族グループ (トワ、フツ、ツチ) の伝統的な狩猟歌を収めたCDです。 フランス語、英語、オランダ語のブックレット(&PDF)が付されています。 1 UMW …

続きを読む>

ANDRE VAZ / FADO

★アンドレー・ヴァス/ファド この秋来日公演も! 情熱のファディスタ、待望の日本デビュー盤! 復興の気運が高まる現在のファド・シーンにおいて、その中心的存在のひとりと言えるのが男性歌手アンドレー・ヴァスだ。ファドを愛好する家庭に生まれ、家族だけでなく周囲の影響もあって幼少期からファドに親しむ。その後名門ファド・ハウスや映画、ファド歌劇などに参加し頭角を現した …

続きを読む>

LOS NUNEZ / 3FRONTERAS

アルゼンチン北東部リトラル地方の民衆音楽チャマメを代表するスター、チャンゴ・スパシウクのバックを担うなどしてきたフアン&マルコスのヌニェス兄弟による2017年作。ロス・ヌニェスの過去2作はパーカッションのルイス・ギニャスとトリオによるものでしたが、本作ではフアンのバンドネオン&アコーディオン、マルコスのギターに、ネルトル・マルコーニやディエゴ・スチッシらが参 …

続きを読む>

WADO / IVETE

新世代ブラジル音楽サンパウロ側からイヴェッチ/バイーアのルーツ・リズムへのオマージュ 9枚目のアルバムにはイヴェッチと題してありますが、アシェー・クイーンのカヴァー集などではなく、バイーア音楽を総体としてとらえた時のアイコンとして著名な女性シンガーの名を冠してあるとのこと。前作「Samba 808」ではヴィンテージなリズムボックスの特徴的な音色とサンバ・ホッ …

続きを読む>

BANDA KUBAVANA, GRUPO AFRO-CUBANO / CONGAS Y COMPARSAS DEL CARNIVAL HABANERO

キューバのカーニヴァルの音楽、コンガ、コンパルサを2つの一流バンドが演奏し、キューバ、パナルト・レーベルから1959年に発売された、同名アルバムのストレート・リイシューCD-Rです。演奏するのは、最初にレコーディングを行ったルンバ・グループと言われているルル・ヨンコリを作った、アフロ・キューバ系の重要人物アルベルト・サヤスが、ルル・ヨンコリと同時期に結成した …

続きを読む>

LO’ JO / FONETIQ FLOWERS

★ロ・ジョ/フォネティック・フラワーズ 貪欲なまでにワールド・ミュージックを体現する人気老舗バンド! フランスを拠点とするワールド・ミュージックの老舗グループ、ロ・ジョの通算15枚目となる本作は、多彩な音楽性をその看板としてきた彼らのこれまでの歩みを凝縮したかのような内容に仕上がった。ジョージア(グルジア)の弦楽器バンドゥリや朝鮮半島の伽耶琴をはじめ、ダフや …

続きを読む>

go top