DEBASHISH BHATTACHARYA, WOJTEK TRACZYK, HUBERT ZEMLER / JOY​!​GURU

JOY!Guru by Debashish Bhattacharya, Wojtek Traczyk, Hubert Zemler 一切、音楽の話も、これから録音する作品の話も何も交わさず、2018年のある晩、ポーランドはワルシャワのスタジオへ入り、さあ、行ってみようか〜!という感じで、まさに一発録り、終夜のセッションを繰り広げた3者のミュージシャンによる即 …

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KYRIAKOS KALAITZIDIS / EXIL-EXILE

ウードが奏でる流浪の民の世界! ウードの名手であり作曲家、そしてメディタレニアン・ミュージック界の重要人物とも称されているキリアコス・カライジヅィス。今回のアルバムは亡命/国外追放によって流浪の民となった人々がテーマです。叙情的で知性溢れるキリアコスのウード演奏とカーヌーン、ベンディル、ネイなどの伝統楽器が奏でる哀愁に充ち満ちたハーモニーは必聴。全体的に施さ …

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DIMITRIS GAKIOPOULOS / CHRONIA TORA S’AGAPAO

テッサリア南東部、エーゲ海に面した港町、ヴォロスの民謡歌手、ヴァシリス・ガキオプールの息子、ディミトリス・ガキオプールの17年作初入荷です。いや〜、咽ぶようなバス・クラリネットに誘われて発せられる、ディミトリスのその浮遊感ある?ディープな節まわしに驚くことしきり。こんな優男(失礼)が、こんな歌をうたうヴォロスってどんな街なのか?といえば、オスマン・トルコが終 …

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JUAN CARLOS INGARAMO / CANCIONES CON AMIGOS

アルゼンチン・コルドバ出身、稀代のコンポーザー/鍵盤奏者フアン・カルロス・インガラモの新作はレジェンダリーなゲストらとの交歓・共有した時間を余すことなく収めた作品。 二枚組大作「Imaginario」とよりフュージョニックな「Improvisaciones」がここ日本の音楽好きの中で局地的にヒットしたフアン・カルロス・インガラモ。80年代にグルーポ・エンクエ …

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SANDAYAR CHIT SWE / HIS MEMORABLE IMPROVISATION

村上さんに買い付けていただきました(感謝)!サンダヤー・チッスウィ、完全インプロヴィゼーション、ピアノ演奏アルバムです!先にご紹介した>こちらが、“ミャンマー・タンズィン” 調も含む、ややPOPな作品だとしたら、こちらはミャンマーの古典音楽ケールに即したフリー・インプロ・アルバム、ということになるでしょうね。アヴァンギャルド、と言っても過言ではありませんね! …

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MADAM ANONIMO / IL SALONE DI ANONIMO

『齢70超の老嬢が歌い示す事象の水平線』 これはいったい何なのか!? 謎の匿名女性歌手「Madam Anonimo (アノニモ夫人)」から届いたファースト&ラストCDアルバム。出所不明で解説不能ながら、アカペラ一発録りのその歌声に、森田潤が歓喜の一人集団エレクトロ即興楽で呼応した奇蹟の作品だ。60年代にアングラ劇団のディーバを務めてから半世紀、世界とジャンル …

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V.A. / VOZES DO ZAIRE E AMIGOS Vol.1

なんで、センバでアンゴラなのに “ザイール” なのか? と思ったら、そうか、“ザイーレ” なんだ、と気づきました。アンゴラ大西洋側、北西の端っこの州 “ザイーレ” の仲間たちの歌声〜という企画なんですね、本盤は。が、しかし、首都ルアンダのセンバ&キゾンバと一味違うところは、やっぱりどこかしら、コンゴ国境ならでは…、ルンバ風のリズム感やダンスパート …

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PANOS GAVALAS

パノス・ガヴァラス(1926-1988)、元はアコーディオンを楽しむ漁師だったそうです。が、ヴァシリス・ツィツァーニスに見いだされ、1956年に初録音、以降、特に60年代にはシングル録音多し、そして70〜80年代を通じても録音を残しました。本作は、1970年リリースのLPアルバム(おそらく60年代のシングル録音集ですね)復刻CDとなります。まあ、なんと言いま …

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V.A. / CONGO REVOLUTION

☆REVOLUTIONARY AND EVOLUTIONARY SOUNDS FROM THE TWO CONGOS 1955-62 深沢センセイ流に言えば、ルンバが “リアル・ルンバ” になった時期のナンバーを 1955〜1962年のシングル・リリースから編んだCDということに…。ザイール / 現在のコンゴ民主共和国の 1960年の独立前後の動 …

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