ANDY BROWN & THE STORM / PASSAGE OF TIME

  ジンバブウェ若手有望株~アンディ・ブラウンの新作です。アンディ自らのギターと、ムビーラのアダム・チスヴォを要としたバックは、やはりチムレンガ風ですが、先人マプフーモに較べると、やはりよりポップ、ブンドゥー・ボーイズあたりから受け継いただろう~ダンサブルさも光ります。若々しい中にも陰影がこもるヴォーカルも、ジンバブウェらしくてOKですね。

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SOM IMAGINARIO

ミナス/ミルトン・ナシメントのバック・バンドとして結成されたソン・イマジナリオの、1970年=ファースト・アルバムがCD化!当時として、トロピカリア風にサイケですが、現在にまで至るミナス・サウンドの誕生の瞬間をとらえているかも知れない作?ワグネル・チゾ、タヴィート、ロベルチーニョらが参加しています。

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BOMBAY ROCKERS / CRASH AND BURN

冒頭、ディジョリドゥー使いのデシ・ロックで始まる~デンマーク在住のインド系のナフとデンマーク人のトーマスの二人をヴォーカリストに据えたユニークなユニットのセカンドです。07年夏のインドで大ブレイク中!バングラ発展形のR&Bマナーにパンジャーブ語の歌、NRI版デフテックと申しましょうか。サウンドもUS産R&Bに全然負けてませんね。とにかく、これ …

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ANAIS ABREU / ALMA

  フィーリンです。オマーラにも似た歌声の持ち主、若手実力派女性歌手アナイス・アブレウの新作です。フィーリンの大御所セサル・ポルティージョの曲や、プエルトリコ=ボレーロの大御所ボビー・カポ作品、ブラジルのジャヴァン!やヌエバ・ソンのアダルベルトの曲などなど、自由な選曲もOK。柔らかなストリングスを配した端正なバックも、いかにもフィーリン、ですね。

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CEYLAN / SANA SOZ

ジェイラン、子供時代から歌ってますから、既にヴェテランですね。元来アラベスク系の女性歌手ですが、この新作、聴き応えあります。サズとネイをフィーチュアーしたほぼハルク的な感触のバッキングに終始、いかにもトルコらしい雰囲気の中で、切々としたメリスマを重ね、演歌なムードを醸してくれます。不況に苦しんでいるというトルコのポップ音楽シーンの中でも、こういう実力派が、息 …

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