ESMER / SEV U ROJ

エスメル、現在26歳の彼女はクルド人が多く暮らすトルコ南東部ディヤルバクルの出身。本作でデ ビュー、クルド語によるフォークロアっぽい曲を歌い綴っています。が、その多くは伝承曲でなくオリジナル〜中には彼女自身が作曲したものも含まれています。先代 “クルドの娘” アイヌールよりもソフト、きめ細かいコブシまわしが特徴で、歌唱力は充分〜今後注目されそうな 逸材と見ま …

続きを読む>

BURITACA / BARAWANIZ

バルセロナのミクスチャーシーンをサポートするレーベル、カスバMUSICの2011年作~バルセロナらしいアフロを中心にレゲエ / ラテングルーヴ(ブーガル、メレンゲ、クンビア)をベースにしたミクスチャーユニットです。同じくバルセロナ、マヌ・チャオ周辺のコロール・ウマーノや好評のテラコタ、あるいはラジオオチャンゴ等のファンは要チェックのアフロ・ミクスチャー秀作で …

続きを読む>

SUNNY ADE / APALA SYNCRO

カセット起こしでしょうか?音質はあまりにも悪いんですが(ボロなラジカセから流れるような音でナイジェリアっぽいと言えばナイジェリアっぽいんですが…)、ま、でもトーキングドラムのウネリがスゴイ!タイトル通りアパラとシンクロしてますよ。レアーですね! 1975 -Sunny Ade & His African BeatsVol.2 (LP; S …

続きを読む>

HO NGOC HA / 24 GIO 7 NGAY (’04)- CO NHO DEM NAO ANH DA RA DI

現在、ベトナムでナンバー1人気の女性歌手=ホー・ゴック・ハー(米・越僑コミュニティーでCDをリリースしているゴックハーとは違う女性です)、モデル出身というだけあって、ご容姿先行の人気なんじゃないかとも思いますが、歌唱力はまずまず、香港ポップや北米ディスコあたりを参考にしているのではないかと思われる、あっさりとしたバラード&アップ・ナンバーを展開しています。ジ …

続きを読む>

ABEBA DESALEGN / YELEHUBETIM

<US “NAHOM” PRESS 同内容 CD  品切れ なぜか、ジャケに “2005 #3” という意味不明の数字が書いてありますが、2005年作ではありません、2013年作です(と書いたら、D さんからご指摘メールいただきました。今年はエチオピア歴で2005年だそうです。ハァ〜情けない、気づきませんでした …

続きを読む>

CHICANO BATMAN / CYCLES OF EXISTENTIAL RHYME

コンボ・オルガンやヴィンテージ・アンプなど古い機材を駆使した摩訶不思議でメロウでサイケデリックなサウンド… カリフォルニアで今最も注目される4人組によるセカンド・アルバム。傑作1st『チカーノ・バットマン』の路線を継承しながら、ロマンティックに展開するソフト・ロック風、ヴィンテージ・ソウルを彷彿させるホーン・セクションが加わったメロウ・チューン、ブリーズ溢れ …

続きを読む>

MARIOS STROFALIS / EUROPEAN TAXIM

なるほど、ギリシャでしかありえない “ヨーロピアン・タクシーム”!ピアニスト、マリオス・ストロファリスを中心に、アコーディオン、ヴァイオリン、チェロという変則的な編成で奏でられるアラブ〜オリエントな音感が横溢するインスト音楽です。 Marios Strofalis quartet〜 Vangelis Vergotis  / accordion L …

続きを読む>

Giórgos Koumentákis, Loudovíkos Ton Anogeíon, Níkos Xydákis, Psarantónis & V.A. / EROTOKRITOS

“ΕΡΩΣ”〜日本で流通している言葉でいえば、“エロス” そして本CDの表題 “ΕΡΩΤΌΚΡΙΤΟΣ”〜日本で流通している言葉でいえば、“エロティック” ということになるわけですが、この場合、そーじゃないんですね。Erotokritos は、17世紀初頭のクレタ島で、ヴィケンティオス・コルナロスによって作詩さ …

続きを読む>

K’KOUSTIK / REVIVISCENCE

生ギターと男声コーラスをフィーチャーしたグァドループのアコースティック・ズーク・クアルテット “カクースティック” ファーストです! 1 Klé A Titin 2 Zouti La 3 Anmwé 4 On Vyékò 5 Man Nounoun 6 Zandoli 7 Pèwsèn 8 Bébéléka〜 -1 Loto La -2 Faya Faya …

続きを読む>

AYLIN SENGUN TASCI / HATIRLA…

トルコ、POPとしてのサナートではなく、オスマン古典声楽を学んだ今様のトルコ古典歌謡、とでも言えるでしょうか?本国では古典歌謡の第一人者のひとりとされている既にヴェテラン女性歌手、アイリン・センギュン・タシュチュ、何とも優雅に洗練された歌い口、そして何より、やわらかでしとやか、自己主張がないところが自己主張(?)

続きを読む>

ALI RIZA ALBAYRAK & HUSEYIN ALBAYRAK / BOYLE BUYURDU ASIK

アリ・ラザ・アルバイラクがフセイン・アルバイラクが出会ったのは2002年ということですから、同じ名字ですが兄弟というわけじゃないんですね、で、同じアナトリアのフォークロアを追求している歌い手であり器楽奏者、作曲も志す者同士ということで、フォークロア、そしてスーフィー音楽系デュオとして活動を始め、2004年には同じくKALANレーベルよりデビュー・アルバムを出 …

続きを読む>

MAGYD CHERFI / PAS EN VIVANT AVEC SON CHIEN

久々に再入荷して来ましたよ!今となっては売れっ子小説家になってしまいましたが、当店としては00年代ベスト20に入る音楽的な名作です。~南仏/トゥールーズのマグレブ系二世ユニット、ゼブダのヴォーカル&作詞をつとめて来たフロント・マン=マジッド・シェルフィの07年セカンド・ソロ・アルバムが届きました!曲ごとにオールド・シャンソン、ミュゼットやルンバ、ホンキートン …

続きを読む>

MININO GARAY Y LOS TAMBORES DEL SUR / ASADO

ブエノスアイレスとパリを行ったり来たりで、そろそろ四半世紀となるアルゼンチンのパーカッショニスト、5枚目のリーダー・アルバムとなります。楽しいアルバムですねえ〜、ブエノス、コルドバ、パリでのセッション録音、それぞれの地でそれぞれのセッションにおいて、スカ、フォッホー、クンビアからグナワまでイロイロやってますが、基本ミクスチュアー云々というより、ミニノ・ガラー …

続きを読む>

go top