オズキュン系の女性シンガーソングライター、らしいんですが、…音楽的にはいわゆるハルクをベースにしているようで、サズ、ネイ、ガイタ、フレームドラム、ギター、ハープによるアコースティックなもの、ゆったりとした男声コーラスも聞こえます。どこかダウナーなメロディーをたどる少し掠れた地声ヴォーカルには、ちょっと黒海周辺あたりの感覚も聞こえます。CDのブック …
続きを読むオズキュン系の女性シンガーソングライター、らしいんですが、…音楽的にはいわゆるハルクをベースにしているようで、サズ、ネイ、ガイタ、フレームドラム、ギター、ハープによるアコースティックなもの、ゆったりとした男声コーラスも聞こえます。どこかダウナーなメロディーをたどる少し掠れた地声ヴォーカルには、ちょっと黒海周辺あたりの感覚も聞こえます。CDのブック …
続きを読むいや~、ヨレヨレのAOR&スカスカのPOPロック風バックにベタベタのメリスマ女性ヴォーカル、なんかの間違いで入荷してしまったんですが…、が、しかし、これもまたトルコ、実にかえって演歌でロックですなあ…、って、マイッタまいった。入荷した瞬間、京唄子ばり?ジャケに漂う不敵な笑みにゾッとしたものでした…。
続きを読む“BEKRIYA 3” に続く新作が、なぜ “BEKRIYA 6 BEKRI ” なのか全然不明ですが、コソボ生まれのマルチタレント / メークアップ・アーティスト、熟女歌手にしてクラブオーナー=スーザン・カルデシの新作(たぶん6作目)です。で、こちらは前作の南バルカン変拍子路線とは打って変わって、前世紀初めの …
続きを読む近年はレベーティカの再発が好評だったJSPが今度はトルコの20世紀初頭SP複刻を元にした4枚組CDをリリースしました。一枚目の冒頭はもちろんミュニール・ヌーレッディン・セルチュクから始まり、映画「クロッシング・ザ・ブリッジ」にも登場していた女性サナート歌手ミュゼイエン・セナル、アルメニア系の盲目のウード奏者ウディ・ハラントなど、古典~ガゼル~チフテテリ~サナ …
続きを読むトルコ/グループ・トラキヤ率いるクラリネット奏者セリム・セスレルの99年作です!濃厚なジプシー系クラリネットと高速弦アンサンブルが疾走しています。トルコにもジプシー楽団があること、再認識させられますね!ジプシー音楽ファンは要チェック!
続きを読む1 Tarsus’lu Abdülkerim– Gazel: “Bekledim Kaç Gece” 3:15 2 Safiye Ayla– Gazel: “Yârin Bu Kadar Cevri Gelir Miydi Hayâle” 3:20 3 Hafız Şaşı Osman Efendi …
続きを読む映画『クロッシング・ブリッジ』で元気なところを見せてくれた、イスタンブール往年のラジオ・スターにしてオリエンタル・サロン・ミュージックの女王=ミュゼイエン・セナールの貴重なSP音源復刻CDです!1940年代末~50年代録音ということで、正直なところ60~70年代以降、やや大仰な歌い口、というか、あのトルコ女性歌手に多い、喉にギュッと力をこめて、サビのところで …
続きを読む1 Bu Böyle (Mustafa Ceceli) 2 Bu Böyle (Alper Erinç / Akustik) 3 Bu Böyle (Alper Erinç) 4 Bu Böyle (Hakan Özer) 5 Bu Böyle (Murat Uncuoğlu & Emre Dündar / Remix)
続きを読む英文対訳ライナーノーツと貴重な写真が掲載された豪華なブックレット付き/KALAN レーベルのトルコ古典音楽アンソロジー・シリーズ “MASTERS OF TURKISH MUSIC” 最新盤は、20世紀後半期、古典音楽のみならずJAZZ系のオカイ・テミズあたりとも共演し活躍したネイ(葦笛)奏者=アカ・ギュンデュズ・クトバイ (1934 …
続きを読む『修羅のごとく』TVテーマでもお馴染み(って、古い話ですが)、オスマン・トルコの軍楽隊のアルバムです。が、こちら、なんと1904年から1930年代前半あたりのSP音源を楽しめるヴィンテージ録音復刻集、演じるのは、Odeon Orkestrasi, Hafiz Yasar, Mizikay-I Hümayun Orkestrasi といった楽団になります。 8 …
続きを読むこちらもイスタンブールの音楽院で声楽教育を受けたという女性歌手ジュレイハによる、アナトリア地方のフォーク・ソングを集めたカヴァーアルバム~トルコ の良心、カラン・レーベルからの新譜です。で、いろいろなフォーク・ソング / 民謡の中から集められたのは、女性の立場から歌われた謡ということで、なるほど、ララバイのような柔らかな曲もあれば、嘆き節のような沈んだ曲調も …
続きを読むメリ・キバル(1951-2005)1975年以来、273曲、9のミュージカル、32の映画サントラを作曲〜トルコを代表する作曲家の一人、遺作となった2003年のCDです。豪華なゲスト参加曲と、ほかピアノ中心のインストとなっています。 ま、イージー・リスニング、ですね、場末のスナック(死語?)かなんかで、こういう音楽聴きながら、ブランデー・グラスとかを傾けたいも …
続きを読むイラストレイターの若山ゆりこさんが >>『ガールズインディア』に続く 書き下ろし第二弾『はじめてのイスタンブール』を出版しました !! ▼活気あふれるバザール、いい匂いのする食堂、そして猫たちに誘われて…ヨーロッパとアジア、2000年の歴史と最新のサブカルチャーが交差するコスモポリタンな街、イスタンブール。 ▼この街にどっぷり恋し、15年来通続け …
続きを読む1984年作の複刻!今もってタトルセスの代表的なヒットともされる表題曲を含むアルバムでした。曰く~誰一人信じられねえ、オレの命はここで終わる、誰も知らないオレの人生~というわけで、相当に絶望的な歌詞内容の ” BENIM HAYATIM (オレの人生)”…それにしても、大型TVカメラを背にヤンキー坐り、タバコをふかすタトル …
続きを読む強靱なノドと自ら経営するピザ屋(タトルセス・ラフマジュン)でトルコ国民の身も心もトリコにするヒゲオヤジ。服は大分あか抜けたが、口ヒゲがそのままなとおり、音もいつも通りのアラベスクド演歌。灰色の海、高波ザバーンみたいな旅情を誘います。
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