世界的なコンテンポラリー・フォルクローレのギター奏者キケ・シネシの楽曲に唄を載せたデュオ作「Cancion Hacia Vos」の透明感溢れるヴォーカリゼーションで俄然注目を集めた’78年コルドバ出身・在住の女性S.S.W.グアダルペ・ゴメス。共に国際ジャズ・フェスティヴァルに参加したルイス・レビン(p)と作り上げた前作「Estelas」、マグノ …
続きを読む世界的なコンテンポラリー・フォルクローレのギター奏者キケ・シネシの楽曲に唄を載せたデュオ作「Cancion Hacia Vos」の透明感溢れるヴォーカリゼーションで俄然注目を集めた’78年コルドバ出身・在住の女性S.S.W.グアダルペ・ゴメス。共に国際ジャズ・フェスティヴァルに参加したルイス・レビン(p)と作り上げた前作「Estelas」、マグノ …
続きを読む現代フラメンコにおける、もっともアーティスティックなカンタオール(歌い手)の一人、エンリケ・モレンテ(若手スター、エストレージャ・モレンテの父親でもある)。元来、フラメンコの家系出身というわけではなかった彼は、若き日より古典に耳を傾け、当時健在であった巨匠たちと直に接することでカンテの研究を重ねてきました。フラメンコ世界の拡張にも意欲を燃やすモレンテですが、 …
続きを読む3歳から40年以上も歌い踊ってきた体中にフラメンコのエネルギーが溢れるアーティスト、カルメリージャが自己の活動を集大成したアルバム、2011年作。 多くのフラメンコ・アーティストを輩出している名門モントージャ一家に生まれ、カマロンやパタ・ネグラとも活動してきた本物なので、伝統をもちろん尊重していますが、エレキ・ベースやキーボード、ピアノ、ドラムなども活躍する …
続きを読む1946年生まれのベテラン男性フラメンコ歌手ディエゴ・クラベルによる2014年作。重量感があって、泣き節でもベタついたところのない歌声は、これぞフラメンコなソウルです。クラベルをもり立てる、アントニオ・カリオンとマヌエル・エレーラの力強いタッチのギターがまた、素晴らしい! マラゲーニャ、ファンダンゴなどの曲集別CDシリーズも発表しているクラベルですが、全24 …
続きを読む1 Esos Bichos Que Nacen De Los Claveles 3:32 2 A La Luz Del Lorenzo 4:09 3 Uno Más 4:04 4 Duende Garrapata 3:35 5 El Aire De La Calle 3:02 6 Tabanquero 4:35 7 Nube De Pegatina 3:32 …
続きを読むかつてパコ・デ・ルシアに「バルセロナにとんでもないやつがいる」と言わしめた現代フラメンコ界を代表するカンタオール(歌手)、デュケンデの2012年新作です。ペペ・デ・ルシア(パコの兄)のプロデュースによる意欲作。独特なスモーキーでコブシの効いたスパイシーな歌声と抜群のリズム感、思わず「Ole!」と声をかけたくなる、やはりデュケンデは唯一無二の存在です!共演のギ …
続きを読む現代フラメンコにおける、もっともアーティスティックなカンタオール(歌い手)の一人、エンリケ・モレンテ(若手スター、エストレージャ・モレンテの父親でもある)。元来、フラメンコの家系出身というわけではなかった彼は、若き日より古典に耳を傾け、当時健在であった巨匠たちと直に接することでカンテの研究を重ねてきました。フラメンコ世界の拡張にも意欲を燃やすモレンテですが、 …
続きを読むドミニカのJAZZピアニスト、ミシェル・カミロとフラメンコ・ギタリスト、トマティートのデュオ・インスト・アルバム〜1999年NY録音盤再発!ラテン系ジャズ・ピアノとヌエボ・フラメンコギターの叙情派デュオにおいて、(ジャズでもフラメンコでもない)上々の汎イスパニックなインスト音楽に仕上がってますよ。何か、スペインとかラテンとかに特化した聞きやすくも程よい哀愁味 …
続きを読む>★ マニュエル・バジェーホ、ニーニャ・デ・ロス・ペイネス、アントニオ・チャコン、マノーロ・カラコル、アントニオ・マイレーナ、テレモト・デ・ヘレスといった戦前戦後の大御所、名歌手から、1960年代以降のヌエボ・フラメンコの立役者、パコ・デ・ルシアやカマロン、トマティート、そして、フラメンコの前衛、エル・レブリハーノやディエゴ・デ・シガラ、そして、若手、エスト …
続きを読む>★ フラメンコの若手カンタオーラとして注目のロシオ・マルケスによる2017年作(3作目)〜前作で、アルバム収録曲の半分の制作を受け持ったラウル・フェルナンデス・ミロが、今作では全曲をプロデュース。なので、ややもってエクスペリメンタルな仕上がりであることは>こちらや>こちらと同様(ジャケもみんな白黒だし)。ま、これをフラメンコと呼ぶかどうかは別として、ブレリ …
続きを読むスペイン・ネタの中でもレアーな部類じゃないでしょうか? “フラメンコ・ジャズ” のコンピレーションですよ! セロニアス・モンクの曲をフラメンコで演じるピアニスト、チャノ・ドミンゲスのクールなナンバーを冒頭に、ジャズとフラメンコの幸福な出会いを演出する全24曲!20ページのブックレット付きで、世界初? のテーマ選曲に取り組むのはNUBA主催のフェルナンド・ロサ …
続きを読む★チクエロ&マルコ・メスキーダ / コネクシオーン フラメンコ・ギターとジャズ・ピアノによる自由闊達で洗練された音の対話! ●チクエロは、1968年生まれのカタルーニャを代表するフラメンコ・ギターの名手。ドゥケンデやミゲル・ポベダ、マイテ・マルティンら現代フラメンコ界のスター歌手のバックを担い、元オホス・デ・ブルッホの女性歌手マリーナとの双頭作もリリース、シ …
続きを読むジブラルタル海峡を挟んだ、スペインとモロッコの2人の女性歌手によって生まれた、伝統と革新の交差! ●スペインの実力派ベテラン歌手カルメン・パリスは、アラゴン地方に育ち、その地を本場とする民謡ホタの現代化・混淆化を企てポピュラーな人気を得、05年のセカンド作は『いつかホテーラに』の邦題で日本でもリリース。日本でも高い評価を受けました。2014年には、グレッグ・ …
続きを読むフラメンコの大物歌手、エンリケ・モレンテの娘という「血統書」付きのエストレージャ・モレンテ、2001年にCDデビューした後、2014年までに5作のアルバムをリリースしていますが、本2CDはそのベスト編集盤。CD1には自らのアルバムから、そしてCD2にはエストレージャが他アーティストの作に客演した曲が集められました。ホンドなカンタオーラによる純フラメンコとは言 …
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