テッサロニキ生まれのスミルネイカ・シンガー、裕福な貿易商だった父を亡くし、17歳から歌ったというステラ・ハスキル(1918-1954)が、その短い人生の中、アテネへ移り住み歌い手としてデビュー、ヴァシリス・ツィツァーニスはじめ、マルコス・ヴァンヴァカリスやヤニス・パパイオアヌウ、マノリス・ヒオティス、アポストリス・カルラダラスらと交わるようになってから以降、 …
続きを読むテッサロニキ生まれのスミルネイカ・シンガー、裕福な貿易商だった父を亡くし、17歳から歌ったというステラ・ハスキル(1918-1954)が、その短い人生の中、アテネへ移り住み歌い手としてデビュー、ヴァシリス・ツィツァーニスはじめ、マルコス・ヴァンヴァカリスやヤニス・パパイオアヌウ、マノリス・ヒオティス、アポストリス・カルラダラスらと交わるようになってから以降、 …
続きを読むヴァンゲリス・ペルピニアディス(1927 – 2003)、アテネ郊外のニカイア生まれ、父はピレウス派レベーティスのステラキス・ペルピニアディス(1899 – 1977)でした。ブズーキ弾きであり、作曲家であり、そして、もちろんレベーティカの歌い手でした。ハタチの頃から歌い始めましたが、最初のレコーディングは、アンア・フリサフィとの録音 …
続きを読むディミトリス・ミスタキディス〜1970年テッサロニキ生まれ、80年代ギリシャのレベーティカ復興ムーブメントの中、16歳で独学のギタリストとしてデビューしたそう。後年、ミュージシャンとして稼いだ自己資金で音楽院に入学、いっそうギリシャ音楽を学んだ後(〜現在では、マケドニア大学の大学院教師もつとめているそう)、当店で人気の高い故ニコス・パパゾグルやテッサロニキの …
続きを読むそのアコースティック・ギターにおけるレベーティカと演奏を研究分析、古きを知ることに歳月を費やしてきたテッサロニキ出身のギタリストであり歌い手、ディミトリス・ミスタキディスの2017年作、弾き語り&生ギター・インスト・アルバムです。ここでは、北米に移住した戦前レベーティスのナンバーをカヴァー、曰く、北米へ移民したレベーティスは、特にその生ギター演奏にお …
続きを読む自分の知る限りのCDコレクションで、一番イイ音質のローザ・エスケナージはこちらだと思います。久しぶりの再入荷です。 >こちらで紹介されていました(感謝)! 1 Λιλή Η Σκανδαλιάρα 3:15 Composed, Lyrics by Panagiótis Toúntas 2 Τράβα Ρε Αλάνη 3:14 Composed, Lyric …
続きを読む>こちらの続編、ということになるかと思いますが、廉価紙ジャケ盤ではなくて、DVDケース大のシールド盤となります。先行盤4CDと同様、各CD15曲収録中5曲はヴァンヴァカリス自身のナンバー、ほか10曲はミノスEMI系音源から様々な歌い手達によるヴァンヴァカリス曲のカヴァー名演が収録されました!それにしても、イイ横顔… CD11 Márkos Vam …
続きを読む2008年作、本アルバムのみを一作残して、消えてしまった女性歌手…、どこから来て、どこへ行ってしまったのか、何もわかりませんが…、手回しオルガン風の懐かしいような音色にしても、サラッとした歌い口にしても、なかなかイイ作ですね、 1 Άλα Της 2 Κόκορας 3 Τα Βατράχια 4 Το Καλντερίμι 5 …
続きを読む写真向かって左の人物がオデッセイアス・モショナス(サモス出身 1912-1995)ですね。この人は50年代に一時キャリアが途絶えたものの、ヤニス・パパイオアーヌやプロドモス・ツァウサキス、あるいはステラ・ハスキルらとの共演歴もあり、レベーティカの歴史にキッチリ名前を残した歌い手ですが(味わい深い歌声は勿論スバラシイものです。…ところで本作には、ア …
続きを読むマルコス・ヴァンヴァカリスらに続きピレウス派のレンベーティスとして、職業的自作自演歌手となったヤニス・パパイオアーヌ(1914-1972)の、その自作曲レパートリーを、名だたる歌い手達のカヴァーで辿ろうという、なかなか凝ったコレクション2CD、実に聴き応えありますね…。というか、歌手としても勿論素晴らしかったパパイオアーヌですが、こうして並んだ曲 …
続きを読む「首にナイチンゲールの巣を持つ男(直訳)」と渾名されたストラトス・パユムヅィス(1904-1971) 、要するにナイチンゲールが鳴くように歌うこともできる、という意味でしょうね(随分とシブイ小夜啼鳥ですが…)。アナトリアはイズミール(スミルナ)の北に位置する海辺の街、アイワルクで生まれましたが、ギリシャ・トルコ住民交換(1923)より以前に、ピレ …
続きを読むイマム・バイルディの初作、古いレベーティスの曲を現在仕様で蘇らせる意欲作、というか、何というか…、その辺は、ジャケのイラスト、DJ&エレクトロ仕様のレベーティスふたりの姿が物語っているんですが、いかがなものか?個人的には、面白い!こーゆーのがあっても当然じゃないかと思っているんですが…。その後のこのバンドのユニークな軌跡の出発点のアイ …
続きを読むCD1 1 Βαδίζω Και Πραμιλώ 2 Δεν Πρόκειται Να Παντρευτώ 3 Το Τσαρδί 4 Θέλω Σπίτι Και Λεφτά 5 Ο Εργάτης 6 Κλαίω Απαρηγόρητα 7 Αφότου Εγεννήθηκα 8 Καστανή Μικρούλα 9 Τα Λεφτά 10 …
続きを読むスタヴロス・ズアナコス、1925年ピレウス生まれの作曲家、1948-1964年の間に約140曲のレベーティカ〜ライカ曲を生み出し、自らも歌った人ですね。作曲家として知られることが多いようですが、その独特な哀調をたたえた、なめらかな歌声こそ素晴らしく、ギリシャでは、戦後男性歌手の5指に数える向きもあるようです。が、残念ながら、LP時代に入って、本1974年作1 …
続きを読むデスピナ・プササ、1992年キプロスのレメソス生まれ、マケドニア大学の音楽科学芸術学部を卒業後、大学院に進み、修士課程終了に際し、”ローザ・エスケナージへのオマージュ”という論文とともにリサイタルも催したそうです。そのライヴ録音中心に制作したのが2017年リリースの本盤だそうです(なんて有意義な学究生活!)。その後、ローザ・エスケナー …
続きを読むタイトルは “2つのシーズン”、ということで、30年代と60年代のマルコス・ヴァンヴァカリスのレアー・トラック(セッション)が、12曲並んだ内容。音質上々、ローザ・エスケナージやケイティ・グレイとも歌っています。グリゴリス・ヴィツィコツィスとの録音も嬉しいところ! それにしても、このジャケ写、もし、ブズーキをシャベルに持ち替え、ねじりハチマキしてたなら、たぶ …
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