DESPINA PSATHA / AFIEROMA STI ROZA ESKENAZY


デスピナ・プササ、1992年キプロスのレメソス生まれ、マケドニア大学の音楽科学芸術学部を卒業後、大学院に進み、修士課程終了に際し、”ローザ・エスケナージへのオマージュ”という論文とともにリサイタルも催したそうです。そのライヴ録音中心に制作したのが2017年リリースの本盤だそうです(なんて有意義な学究生活!)。その後、ローザ・エスケナージの戦前録音(1933-1938)と戦後録音(1954-1955)における、その歌、発声表現のあり方、及びパフォーマーとしての魅力を可能な限り解析した20のスコアとともに、ローザ・エスケナージ研究の成果を、ギリシャ語&英語の書籍(2020)として刊行しています(←未入荷)。と、そんな風に書くと、頭でっかちなムードが漂よってしまいますが、なかなかどーして本格派?もちろんエスケナージをそのまま真似ようとしているというより、エスケナージの魅力、その節づかいの機微を自分なりに消化し、できることをやっている感じ、好感が持てますね。その容姿から想像される端正な歌声はそのままに、発声や呼吸、抑揚において、エスケナージのヴォーカル・パフォーマンスを再現している、という感じでしょうか…?もちろん、歌というものは身体的なものでしょうから、別物となって当然、ディープな涼やかさ、とでも云いますか、デスピナ・プササなりに、それはそれ、ナカナカ魅力的です。(何人かいらっしゃる当店顧客のハラダさんのお一人からご教示受けたCDです。感謝!)

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