ヨルゴス・ダラーラス2003年作は、レンベーティカです!20世紀初頭~アテネの港街、阿片窟や娼館で生まれたという東地中海のブルース、ピレウス派レンベーティカの巨人マルコス・ヴァンヴァカリスのナンバーを、CD2枚に渡ってカヴァーしたライヴ盤です。これは事件ですねえ…。ヴァンヴァカリスと言えば、とりあえず、ブルースで言えばロバート・ジョンソンみたいな …
続きを読むヨルゴス・ダラーラス2003年作は、レンベーティカです!20世紀初頭~アテネの港街、阿片窟や娼館で生まれたという東地中海のブルース、ピレウス派レンベーティカの巨人マルコス・ヴァンヴァカリスのナンバーを、CD2枚に渡ってカヴァーしたライヴ盤です。これは事件ですねえ…。ヴァンヴァカリスと言えば、とりあえず、ブルースで言えばロバート・ジョンソンみたいな …
続きを読むいい、ジャケです。 インフォでは、ロンドン在トルコ出身のクルド系女性歌手ということですが、ユダヤ教徒家系のクルド人ということになるでしょうね(ということは、ユダヤ系と言っても同じですが…、すくなくともアスランという名はユダヤ系の名前です)。学生時代からトルコ各地のマイノリティーの民謡を学び、渡英後にはシェコヨフ・クレズマー・アンサンブルで歌ってい …
続きを読む〜Complete Recordings 1932-1937 plus Selected Recordings 1938 すごいですねえ、コンプリートですよ、ギリシャ歌謡のルーツとされるレベーティカ(ピレウス派)のイノヴェイター/ギリシャ歌謡の父とも称されるマルコス・ヴァンヴァカリス黄金期録音4CD!広沢虎造やハウリン・ウルフにも似たドスの効いたしゃがれ声で …
続きを読む“アジア・マイナー(MIKRA ASIA)” すなわちアナトリアのギリシャ側からの呼び名ということになりますが、あえてこのイスタンブール生まれの若手女性、ガムゼ・ジャンユルトが自らのデビュー作にその呼び名を冠したことの意味は、アナトリア(特にイズミール = スミルナ)からのギリシャへの帰還者達が20世紀前半に生み出した歌謡音楽、レベーティカとも親戚関係の古 …
続きを読むcafe-aman-istanbul 久々の再入荷!トルコの老舗、KALAN 制作盤です。 シブイですねえ、そこは昔からギリシャでもあり、そしてトルコでもあった土地、“ミクラ・アシア〜アジア・マイナー〜アナトリア” にレベーティカの故郷を見ようという2009年結成のギリシャ&トルコ混成男女グループのファースト・アルバムとなります。グループ名は、ずばり “カフ …
続きを読むこれはまたマニアックかつユニークなギリシャ音楽コレクションCD4枚組です!18世紀に作られた比較的に新しい発明楽器でありながら、19世紀から20世紀にかけ、ボヘミアからバルカン、そしてギリシャ、トルコ方面にササッと拡がった“クラリネット”に焦点を当てたビヨンド・レベーティカなコレクション!ま、ようするにチャルメラ / ガイタ系のダブルリード吹奏木管楽器、ガイ …
続きを読む★レベーティカ<ギリシャのブルース>と呼ばれ、現在のギリシャ大衆音楽のルーツともなったレンベーティカのヴィンテージ音源を集めた復刻編集盤が、トルコの伝統音楽の復刻を得意とするレーベル<カラン>から登場した。ここに収められているのは、港町に巣食う最底辺の人々の心情を歌った音楽レンベーティカがもっとも興隆を見せた1930年代に活躍した歌手/演奏家たちの名演が中心 …
続きを読む1 Aşk Yeniden 2 Yağmurun Elleri 3 Olmasa Mektubun (Ola Se Thimizoun) 4 Telli Telli (Teli Teli Teli) 5 Yeşilmişik 6 Destina 7 Bana Bir Masal Anlat Baba 8 Maskeli Balo (Pes Mou Pos G …
続きを読むコンスタンティノープル(イスタンブール)でユダヤ系の両親のもと、1890年代後半に生まれ(自らは生涯1910年生まれと言い続けたそうですが)、テッサロニキへ移住、家族の反対を押し切りダンサーとなり、歌い手となり、恋に落ち、そして恋に破れながら歌い続け、トルコ経由の音楽性をギリシャへともたらしたズミルナ派レべーティカを代表する存在となったローザ・エスケナージ。 …
続きを読むマーサ・フリンヅィラ、随分ヴェテランという感じがする貫禄あるお見かけですが、実はサード・アルバム~1972年生まれだそうですから、まだ40歳(もう40歳?)の女優兼舞台演劇講師兼ライカ系女性歌手ということになります。これまで数々の舞台女優をつとめたほか、ハリス・アレクシーウ、エレフセリア・アルヴァニターキ、マリア・ファランドゥーリほかの女声コーラスもつとめた …
続きを読むヴィニーチョ・カポッセラはドイツ生まれのイタリア人SSW〜家族でイタリアに帰国した後、カンタトゥーレ、フランチェスコ・グッチーニに見いだされ、90年代から本格的な音楽活動を始めたそう。で、>>前作2CDをギリシャのミュージシャン達とエーゲ海で録音したこのイタリアの異才、この2012年作ではギリシャそのもの、ギリシャのブルース=レベーティカのスタイルにおいて、 …
続きを読むA journey through the life and music of Roza Eskenazi〜ということで、レべーティカ・マニア必見のDVDが出ていたんですねえ…>こちら で知りました(さすが、マエストロ!)で、出演者がまたスゴイ!ハリス・アレクシーウと >メフタップ・デミル! >マーサ・フリンヅィラ、そして、ヤスミン・レヴィほか〜 …
続きを読むシブイです。経済破綻国家ギリシャが生み出した世界最高の阿片窟音楽レベーティカ。これまでに4枚組のレベーティカ編集盤2種類を出していたJSPレーベルから、今度はレベーティカの女性歌手ばかりを集めた4枚組コンピ盤の登場です。年代別に分けられ、1枚目は1908年から1928年、場所はコンスタンティノープル(もちろん現在のイスタンブールです)、スミルナ(現在のイズミ …
続きを読む09年にリリースされていたミノス=EMI音源のベスト4CDが入荷しました!もともと青と赤の2枚組ベスト2アイテムとして有名でしたが、合体4枚組として再発売されていたようです。1969年から2002年まで在籍したミノス社における録音をカヴァーした内容と思われます。これまで、文字通りギリシャ歌謡を代表する男性歌手=ヨルゴス・ダラーラスを聴いてみようという初心者の …
続きを読む▽ デジパック観音開き盤 / original master にて ダラーラス1975年の名作です。“レベーティカ・ソングの50年”というそのタイトル通り、20世紀前半からのレベーティカの名曲を綴ったアルバムということで、コーラス&デュエットでハリス・アレクシーウも参加~ヴァシリス・ツィツァーニスやマルコス・ヴァンヴァカリスらの作による、古典的なレベーティカ …
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