MDOU MOCTAR / FUNERAL FOR JUSTICE

この米国NY州北部の空き家で、たった5日間で仕上げたというこの2024年の新作、生ギター仕様の2曲、テハルダント演奏によるインタールード風の曲を挟みながら、トゥアレグならではのギター音楽として一層ブルージーに烟っているような印象も漂わせつつ、引くところは引きつつ、決めどころではエムドゥのギターが一気に持っていく攻勢において、メリハリの効いた砂漠のブルース・ロ …

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STUDIO SHAP SHAP / LE MONDE MODERNE

ニジェール、チャド、レユニオン島という異なる出自の5人のミュージシャンが、独自な伝統楽器類とエレクトロ音をミックスし独特なルーツ・ミュージックを展開〜本作は22年12月のセカンド・アルバムだそう。 1 45° degrés 2 Le marché 3 La porte 4 Le monde moderne 5 Le parc 6 L’entente 7 Le …

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TISDASS / AMANAR

2015年に Sahel Sounds からファースト・アルバムをリリースしていたニジェールのトゥアレグ・バンド、こちらが2作目となるそうです。砂漠を渡る風に吹かれて、揺れているような歌、まったくリキミのないサウンドは、砂漠の “ブルース” とも “ロック” とも形容し難いところがありますが…、強い …

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DAG TENERE / ISWAT

>こちらで紹介されていました(無断リンク陳謝&感謝)!流石、これは見っけものですねえ、ニジェールをベースにブルキナ・ファソ、マリ出身のトゥアレグも集ったグループとのこと。このダグ・テネレ、ちょっとコレまでの砂漠のブルースとは違う感じですね、…う〜ん、というより、その“ブルース”という言葉が、このダグ・テネレの音楽をストレートに受け取るのを、ちょっ …

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ETRAN DE L’AÏR / AGADEZ

エトラン・ド・ルアイル、古くからトゥレグのキャラバンが行き交いした、サハラ砂漠の交易の中継地として栄えたというニジェールのアガデス、そのアガデスで90年代半ばから現地のトゥアレグを聴衆とし活躍して来た老舗バンドだそう(CDとしては18年作に継ぐ2作目とのこと)。それにしても、2コードの反復に徹したそのバンド・サウンド、単音奏法の綺羅びやかさと、シャラシャラと …

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LES FILLES DE ILLIGHADAD / AT PIONEER WORKS

レ・フィーユ・ド・イリガダッドの新作は昨年のNYライヴ録音!ニジェールの女性だけのトゥアレグ音楽トリオ、そしてギターも女性ということで、ただでさえ飾りないトゥアレグ / デザート・ブルース系の音楽性、訥々としたタタズマイの歌&コーラス、打楽器、そしてギターが、乾燥地帯の慕情を綴ります!彼女達の音楽は打楽器の名前 “ティンデ” にちなん …

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MDOU MOCTAR / AFRIQUE VICTIME

砂漠のブルース新世代、ニジェールのジミヘンと呼ばれた男、アガデス出身〜トゥアレグ系のギタリスト、エムドゥ・モクタール、自らのレーベルを立ち上げての新作です !! が、ジミヘンならぬ?「前作がZZトップならば、今作はエディ・ヴァン・ヘイレンだ、進化しているんだ」みたいな発言をしている模様(ま、どっちも好きだからOKですが、どっちかってーとZZ路線の方が&#82 …

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ALHOUSSEINI ANIVOLLA & GIRUM MEZMUR / AFROPENTATONISM

Afropentatonism by Alhousseini Anivolla & Girum Mezmur ニジェールのデザート・ブルース・バンド、エトラン・フィナタワのギタリスト、アルフセイニ・アニヴォラ(曲によりタマシェク語の歌も)と、エチオピアのギタリスト、ムハマド・アハメド・バンドの音楽監督でもあるギルム・メズムルによる “ペンタトニック …

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BIBI AHMED / ADGHAH

グループ・イネラネのリーダーが放つ、静かなる反逆のメッセージ!砂漠音楽の新しい扉がいま開かれた!! サハラ砂漠に暮らすトゥアレグ人の代表的なバンドとして知られるニジェールの〈グループ・イネラネ〉のリーダーで、ヴォーカリスト/ギタリストのビビ・アフメッドが、ソロとして初めてのアルバムをリリースした。トゥアレグの武装蜂起でリビアの難民キャンプに参加した経験を持つ …

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MDOU MOCTAR / ILANA, THE CREATOR

これが初のオフィシャルなスタジオ・アルバムになるそうです。ニジェールのトゥアレグ系ギタリスト、エムドゥ・モクタールの新作です。(>☆こちらで、早くも紹介されていて、その名はエムドゥと読むそう、無断リンク陳謝&感謝!)。 >前作は弾き語り、ほかリリースされているLP2作もライヴ〜セッションでしたから、こちらが、エムドゥ・モクタールのバンドを率いての本領発揮アル …

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HAMA / HOUMEISSA

Houmeissa by Hama 西アフリカはニジェールの “TRADITIONAL ELECTRONIC DESERT FOLK SONGS” だそう…。要するに、トゥアレグ音階に調律された(?)90年代初頭の YAMAHA のシンセ一つで紡ぎ出された砂漠のワンマンバンド、とでも言うか? 実にイイ味出しているじゃないで …

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KEL ASSOUF / BLACK TENERE

☆ケル・アスーフ/ブラック・テネレ 間違いない、これぞ2019年最強のワールド・ミュージックだ!〈アマール808〉のソフィアンが、最上級に刺激的な〈砂漠のヘヴィ・ロック〉をプロデュース! ティナリウェンが築き上げた〈砂漠のブルース〉を数段アップデートさせた音楽性を聴かせてくれるのが、ニジェールのトゥアレグ人音楽家アナナ・アルーナ率いるケル・アスーフだ。新作を …

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MDOU MOCTAR / SOUSOUME TAMACHEK

ニジェールはトゥアレグの村、アガデスのギタリスト、 エムドゥ・モクタルのソロ・アルバムです。 ニジェール出身のデザート・ブルース・バンドが、 ロック化していく中、00年代後半には、 同じように電化したバンド・アンサンブルで ヘヴィーな砂漠のブルースを演じていたという エムドゥ・モクタルでしたが、ここでは、 乾燥地帯の木陰で過ごすティー・タイムに爪弾くような、 …

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TAL NATIONAL / TANTABARA

ありゃ〜、まいったなあ、またまた見逃し重要アイテムですねえ(仕事ボロボロ)、まるでタイムスリップして来たかのような、生々しいことこの上ない一発録りマンデ系ヘヴィードライヴィンなLIVEバンド、結成15年タル・ナショナル欧州リリース3年ぶりの3作目(通算5作目、そして録音はいつものようにニジェール、ミックス&マスタリングはUS)!ゲストにニジェールの誇る若手女 …

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