ティナリウェンのフォロワーとなるマリ/サハラの若手トゥアレグ=タマシェクによるギター・バンドの欧州デビュー作!なるほど、ティナリウェンよりも青い!青春している!ような気もする…、で、ティナリウェンよりも、もうちょっとサイケROCKかも?~でも、それにしてもギターのトーンからコーラスや手拍子、ユーユー(ファズがかかったような喉笛、これはカッコイイ) …
続きを読むティナリウェンのフォロワーとなるマリ/サハラの若手トゥアレグ=タマシェクによるギター・バンドの欧州デビュー作!なるほど、ティナリウェンよりも青い!青春している!ような気もする…、で、ティナリウェンよりも、もうちょっとサイケROCKかも?~でも、それにしてもギターのトーンからコーラスや手拍子、ユーユー(ファズがかかったような喉笛、これはカッコイイ) …
続きを読むファーストから3年のセカンド・アルバムがリリースされました!マリ南部サハラ周縁のトゥアレグ人グループ=ティナリウェン、リビアはガダフィー大佐の元で革命を学んだこともあるという男女7人組…、90年代初め、マリ=ニジェールにおけるトゥアレグ紛争のサウンドトラックとまで言われた伝説のバンドです!エレキ・ギター弾き語り&ベース、複数女声によるサヘルの喉笛 …
続きを読むやっぱり、最高傑作でしょうね!?砂漠のブルース真打ち登場、という感じでしょうか?『マクサル』から3年、3作目となる新作がやっと届きました!プロデューサーはロバート・プラント・バンドのギター=ジャスティン・アダムス、自らもギタリストですから、エンジニアリング、スタジオ・ワークも含めて、ギターの響きを最高の仕上がりに持って行ってくれました。もう、最初のギターひと …
続きを読む2年ぶりの作となっています。往復1週間かかるマリの首都バマコのスタジオで録音するのはやめて、南サハラのホームタウンにモビール・スタジオを設営しての録音だそうです。ジャスティン・アダムスの制作からは離れて、いっそうディープになっています。前作が最高傑作だと思っていましたが、もっとイイかも知れません。呟くような歌と嘆くようなコーラス、何かを声高に訴えるわけでもな …
続きを読むアリー・ファルカ・トゥーレを慕い、彼のツアー・メンバーとしても活躍した“ブルースマン”がインタナショナル・デビュー!サンバ・トゥーレはアリーのスタイルに大きく影響されながらも、自身のバンドにおいて独自のブルースを発展させるべく、地元でカセット作品を発表し、研鑽を積んできたということですが、2006年に死去したアリーに捧げる作品を制作したのはこれが初めだそう。 …
続きを読む久々の再入荷! マリはバマコ近郊出身の女性グリオによる新録です!fbdj さんのブログで08年ベスト10入りして久しかった作ですが、やっと入荷しました!折よくMM誌輸入盤欄で、”いつものOさん”が紹介されているので、いつものように無断で参考にさせていただくと、このバコ・ダグノン、既に35年ほどのキャリアを持ち、現在、マンデカルーのメン …
続きを読む南仏マルセイユで2008年から毎年9月に開催されているエレク卜口・ヒップホップ・フェス “Marsatac”のスタッフと、マルセイユ在住のアーティス卜からなるユニット= MIXATAC のファーストです。08年にMIXATACのメンバー達がマリの首都バマコに出向き、現地のマンディング・ミュージシャン達と共演した音源をMIXATACがハイブリッドかつフォークト …
続きを読むモリ・カンテの従兄弟、サリフ・ケイタとともに名門アンバサドゥールに参加していたこともあるギニアのギタリスト&シンガー=カンテ・マンフィーラ、そして、マリの老舗楽団、オルケストル・レジョナル・ドゥ・モプティ結成にて人気を得て以来、彼の国を代表するヴェテランとして活躍、05年の夏には来日も果たしてくれた=ソリ・バンバ(シンガー&トランペットほか)~この二人が残し …
続きを読むマリ出身の若手女性歌手、今やアフリカ音楽シーンで最も注目される歌い手の一人、ロキア・トラオレ嬢の新作です。…ンゴニとギター、コラやバラフォン、そして各種民俗打楽器をベースにしたバックのあり方、力みのない自然な発声のヴォーカル、多重録音も駆使したコーラスと、基本はこれまでの2作と変わりありませんが、一言でいうなら、深化した、ということになるでしょう …
続きを読む今は亡きアリ・ファルカ・トゥーレに捧げられたマリ出身の女性歌手、ロキア・トラオレの4作目新作です。で、内容ですが、出だしの数曲がブルージーなセミアコ・ギター弾き語り風&エフェクトによる極端に内省的な雰囲気の作りなので、ちょっとびっくりします。ロキアの歌声はややブルースやR&Bっぽい発声、マリのトラディショナルな唱法に通じる歌い口等を散りばめながらも、これまで …
続きを読むもう、何も言う必要はないでしょう。今もって充実した活動を続けるアフリカ/マリ出身の女性歌手ロキア・トラオレのパリ2004年4月のライヴ(03年作のアルバム収録曲中心)を収めたDVDが再発されました。 バンド・メンバーは女性コーラス、民俗楽器担当も含め以下の通り。気心の知れた半ばパーマネントなバッキングです。KELE MANDI, SARA, DIANGUIN …
続きを読むマリ/ヴェテラン男性歌手~2002年作です。アブドゥライ・ジャバテとしては、最高作でしょう。バックのリズム処理が、ことのほかGOOD!ジェンベ他各種=生パーカッションが、タイトかつウネリのあるグルーヴを生み出し、野生的なヴォーカルを盛り上げています。 1 Sere 5:42 2 Kounandi 7:37 3 Soyere-Yere 6:18 4 Souno …
続きを読む1 Bendé 2 Balani 3 Massaya 4 Séné 5 Foronto 6 Gnoko 7 Monzon 8 Djoro Balafon – Modibo Diabaté (tracks: 1-3)Bass – Issa SamakeComposed By – Abdoulaye DiabateDjembe – Abdoulaye Diaba …
続きを読むロキア・トラオレの新譜です。〜4年前の前作でビリー・ホリデイをカヴァーしたロキア・トラオレ、何となくアフリカ出身の女性がビリー・ホリデイを歌うというのは、ややもって不似合いかな、などと思ったものですが、この2013年春の新作、なんと、プロデューサーはPJハーヴィーとの仕事で名を上げたブリストル在のマルチ・インストゥルメンタリスト、ジョン・パリッシュ!これには …
続きを読むサリフ・ケイタに代表される卓越した歌の国で知られるマリ。そこに今でも息づくグリーオ(ジャリ)と呼ばれる世襲制の芸能集団の伝統~グリーオは無文字社会のアフリカにおいて歴史を語り、ことわざや教訓的な格言を歌い聴かせ、受け継いだ重用な存在/ここで紹介されるマー・ダンバはマリでもっとも尊敬されているジャリ、ババ・シソコの娘であり、世紀最高のジャリムソ(女性グーリオ) …
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