MAMUD BAND / AFRO FUTURE FUNK

1990年代にパーカッショニスト、ロレンツォ・ガスペローニによって結成され、活動を始めたというイタリアのアフロビート・バンド、マムード・バンドの2013年新作です。前作のファーストでは、フェラ・クティ・トリビュートということで、全曲フェラの作品を取り上げていましたが、本作はオリジナル中心!ラテンやレゲエ、ソウルなどの要素も入れ込みながら、独自路線のアフロビー …

続きを読む>

PICCOLA BOTTEGA BALTAZAR / CANZONI IN FORMA DI FIORE

ピッコラ・ボッテガ・バルタザール、2000年結成の北イタリアはヴェネチアのグループです。いかにも北イタリアらしい、リリカルなフォークロア解釈を聞かせます。メンバーは以下の通り、 Giorgio Gobbo(voice and guitar) Sergio Marchesini (accordion) Toffanin Marco (accordion, pi …

続きを読む>

PICCOLA BOTTEGA BALTAZAR / IL DISCO DEI MIRACOLI

    ピッコラ・ボッテガ・バルタザール、2000年結成の北イタリアはヴェネチアのグループです。いかにも北イタリアらしい、リリカルなフォークロア解釈を聞かせます。メンバーは以下の通り、 Giorgio Gobbo(voice and guitar) Sergio Marchesini (accordion) Toffanin Marco …

続きを読む>

EUGENIO BENNATO / LIVE IN KAULONIA TARANTELLA FESTIVAL 2009

やっと再入荷しました!都市国家の時代から古い歴史を持つ南イタリアのカウロニアで毎年夏の終わりに催されるタランテッラ音楽祭において、2009年のエウジェニオ・ベンナート出演時のライヴ映像を収めたDVDです。00年代初めからタランタ・パワーを主催してきたSSWベンナートならではのギター弾き語りによる、こなれたタランテッラ表現?がじっくり楽しめる映像となっています …

続きを読む>

BACIAMOLEMANI / L’ALBERO DELLE SEPPIE

〜イタリアのシチリア島で結成されながら、バルセロナを拠点に活動しているバチアモレマーニの2ndアルバムです。 バルセロナのラ・ペガティーナの弟分のような存在なのか、どことなく垢抜けたミクスチャー・ルンバ・ポップ。さらにイタリア出身ということもあってか、ウクレレやバンジョーの響きが楽しいカタルーニャとは違う独特のユーモアと軽さが感じられます。曲によってはジプシ …

続きを読む>

MAURO PAGANI / CREUZA DE MA

イタリア~マウロ・パガーニの04年新作は、1984年のファブリツィオ・デ・アンドレとパガーニの共作/地中海音楽の傑作として誉れの高い「地中海の道程」フル・カヴァー・アルバム!(&オリジナル曲を新たに追加)=於けるシエナ AUG’04 ライヴ録音 を元に、スタジオで整理ミックスした内容!とても、ライヴとは思えない緻密な演奏なのですが、確かにライヴな …

続きを読む>

MAURO PAGANI / DOMANI

12年ぶりのソロ・アルバム新作!イタリア~地中海音楽のビッグ・ネーム=近年はサントラ制作やプロデューサー業に専念していたようですが、久々のオリジナル、嬉しいに決まってます、よね。ピアノ・イントロで始まる表題曲~その潮枯れた歌声が聞こえれば、もう、すべてOKですよね…。キューバ系ミュージシャン参加曲や、ギリシャ風ブズーキ弾き語り曲があったりして、変 …

続きを読む>

ALESSANDRO MANNARINO / SUPER SANTOS

イタリア / ローマ1979年生まれ、22歳で音楽活動をスタート、シアトリカルな音楽パフォーマンスを続けて来たそうですが、30歳でCDデビュー、ノスタルジックかつ演劇的な歌世界を繰り広げるシンガー・ソングライターのセカンド2011年作となります。たぶん、イタリア語がわからないリスナーには歌いかけていないような気もしますが、その嗄れたボソボソと囁くような歌い口 …

続きを読む>

RICCARDO TESI / CAMERISTICO

リッカルド・テージは、イタリアの蛇腹音楽の伝統を掘り下げながら、ジャズをはじめとする様々な音楽の取り込んでいる音楽家。本作は、そんなリッカルドが故郷ピストイアでの仕事からインスピレーションを得て、長年暖めてきた企画に改めて挑戦した作品だそう。演奏旅行で着想を得た曲や、依頼されて子供の為に作曲したものなど、自作を新たなアレンジで再録した作品も含み、ワルツに始ま …

続きを読む>

DANIELE SEPE / SENZA FILTRO

  『限界労働』によって、日本でも知る人ぞ知るイタリアの鬼才ダニエレ・セペ。そのニュー・リリースです。といっても、過去のアルバムからのセレクションに未発表曲6曲を加えた変則ベスト的内容。もちろんジャズ、オペラ、民謡古謡、中世音楽、ラテン、バルカン、スカなどなど、ナポリ~地中海の伝統を軸に様々な音楽が飛び出す玉手箱的・大道芸的セペの楽しさ、ストレンジ …

続きを読む>

DANIELE SEPE / ANIME CANDIDE, WAR AND LOVE SONGS

  イタリアの異才ダニエル・セーペ2003年作です!ナポリから地中海~バルカン~ラテン・アメリカまで視野に入った、これもまた、不思議な野心作!女性歌手アウリ・コッコを前面に、ファンキーなミクスチュアーを繰り広げます。ツィンバロム、カヴァル、ケマンチェなどなど各種民俗楽器に、地味なプログラミング~「戦争と愛の歌」というタイトルからも察せられるメッセー …

続きを読む>

FIGLI DI MADRE IGNOTA / FEZ CLUB

フィッリ・ディ・マードレ・イニョータはイタリア・ミラノで結成された若手グループ。“スパゲッティ・バルカン”なる異名からもわかるように、イタリア人でありながらバルカン半島の音楽に心を奪われてしまった酔狂な若者たちで結成されたポップ・バンドだそうです。バルカン・ブラスさながらのアップテンポなリズムと、クレツマーのような哀愁のメロディ・ラインを持ち、そこにサーフ・ …

続きを読む>

VINICIO CAPOSSELA / REBETIKO GYMNASTAS

ヴィニーチョ・カポッセラはドイツ生まれのイタリア人SSW〜家族でイタリアに帰国した後、カンタトゥーレ、フランチェスコ・グッチーニに見いだされ、90年代から本格的な音楽活動を始めたそう。で、>>前作2CDをギリシャのミュージシャン達とエーゲ海で録音したこのイタリアの異才、この2012年作ではギリシャそのもの、ギリシャのブルース=レベーティカのスタイルにおいて、 …

続きを読む>

SQUADRA / ITALIE – TRALLALERO, POLYPHONIE GENOISE

イタリア半島の付け根部分にあたる北西部に位置し、同国でも有数の大都市であるジェノヴァ。地中海に面しているだけあって紀元前より人類が居住していたといわれる歴史ある土地です。そんなジェノヴァで伝統的に歌われてきたのが、トラッラレロという合唱音楽です。その舌を噛みそうなジャンル名ですが、この音楽をオノマトペ(擬声語)的表現したものだとか。このラ・スクアドラ(伊語で …

続きを読む>

go top