★オリジンヌ・コントロレ フィーチャリング ムース・エ・ハキム『アルジェリア移民が愛した歌』~オリジン“源泉”をコントレ“統御”するというユニット名は、つまり“移民流入コントロール”法を意味するのでしょうか?活動停止しているゼブダのフロント歌手=(マジッド・シェルフィと3者でフロントをつとめた)ムース&ハキム兄弟を中心に、南仏トゥールーズのミュージシャンが集 …
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続きを読む元ライナ・ライ&オルケストル・ナショナル・ドゥ・バルベスのヴォーカリスト、ラルビ・ディダ、なんとドバイ・メイドのソロ・アルバムがリリースされていました(“ライ大好き”の粕谷教授に教えてもらうまで、ゼンゼン知りませんでした)!その歌唱力を持ってして、アラブ世界に撃ってでるのか?…どういう経緯でドバイ・メイドなのか?よくわかりませんが、内容的には、レ …
続きを読むアルジェリア出身のユダヤ人でありながらフランスでシャンソン歌手として大成したエンリコ・マシアス、彼の叔父はアラブ=ユダヤ系音楽の巨匠~先だって当方でも評判となった>複刻3CDの主=シェイク・レモンであり、彼の父もまたレモンと行動をともにした有名なヴァイオリン奏者でした。本作はデビュー50周年にして、そんな自らのルーツを初めてたどった新録ということになります。 …
続きを読むダマーンの息子、カマル・エル・ハラシの09年作フランス・リリース盤〜既に入手困難ですが、なぜか当店には、まだ少し在庫あるんんですね、コレが… 1973年アルジェ旧市街のカスバ生まれ、90年代半ば頃、アルジェを離れパリで歌うようになり、アルジェリア盤でファースト・アルバムをリリース(96年/入手困難)、そして久々にこの待望の09年フランス・デビュー …
続きを読むラマダン開けのお祭りをイメージしてアルジェリアン・シャアビの名曲ばかり20曲を集めた2枚組コンピ盤。ダフマン・エル・ハラシをはじめ、ゲルーアビ、アマル・エル・アチャブ、アマル・エザッヒといった歴史的歌手達、どの歌手も濁声で孤独な歌い口、曲想も渋くて泣けてきます。アルジェリアン・シャアビまだまだ掘りがいあり、これだけで当分は生きていけそうですね(って̷ …
続きを読む★『アルジェリア音楽集大成』 輸入盤としても定評の高かったアルジェリア音楽編集盤の国内リリースです。解説はサラーム海上!シャアビやガルビ、カビール音楽等の古い録音がぎっしり38曲~2CDに収録されています。歌謡/伝統音楽/ベルベルやトゥアレグといった人々の音楽まで、アルジェリア音楽の多様性を貴重音源で見渡せる好盤です!2006年タハの傑作、『ディワン2』で取 …
続きを読むアルジェリア現地カビールの若い世代&在仏マグレブ系二世の支持も受ける男性SSWの05年リリース / 活動10周年BEST&未発表2曲 ~バイオによれば、“ナス・エル・ギワンとジョルジュ・ブラッサンス&ボブ・ディランに影響を受けたプロテスト・シンガー” とのこと…?一部、カビールのノンポリ(死語?)の人々には評判は良くないようですが(それは故マトゥ …
続きを読むラシッド・タハがカヴァーし、大ヒットさせた「ヤー・ラヤハ」の作曲者にして、アルジェリアのシャアビを代表する男性歌手ダフマン・エル・ハラシ(1926年生まれ1980年に交通事故で亡くなっています)の70年代頃の録音と思われる名曲集です!ダフマンのマンドーラ弾き語りを中心に、ヴァイオリンやガスバ風の笛、打楽器、女声コーラス等々といった演奏の中に、アラブ・アンダル …
続きを読む出ました!アルジェリアン・シャアビ中興の祖、ダフマーン・エル・ハラシのベスト2CD~とりあえず、唯一の国内盤 BEANS『やまうずら ~アルジェリア移民の声~』とは重複ありません。で、以前当方で売らせていただいたアルジェリア盤CDシリーズ / 現在入手困難な “EDITION SID-SID” 盤とも、ほぼ重なっていません(CD2に1 …
続きを読むこれは注目!ムース&ハキムのアルバム『アルジェリア移民が愛した歌』でも取り上げられていた、渡仏カビール系シャアビ歌手のパイオニア~スリマン・アゼム(1918-1983)の18曲収録2CDベストです!スリマン・アゼムは、1942年、8歳年下のダフマーン・エル・ハラシほか、当時の多くのカビール系歌手同様フランスに移住し、長らく働きながら歌もうたい続けました。その …
続きを読む1998年の意欲作~アラブ/マグレブ音楽をタハなりに歌った「ディワン」の続編と位置づけられたこの新作、はっきり言って傑作です、ね。パリに住まうマグレブ系移民の2世として、フランスにもマグレブにもありえないタハなりの単独性を歌い上げて来た~これまでの路線の延長線上に、ライをはじめ、シャアビや古き良きアラブ歌謡、あるいはベルベル系のダンス音楽レガーダ風、そしてタ …
続きを読む2010年フランスの300万人ゼネストのアンセムとされた「On Lache Rien(あきらめない)」を作ったHK&レ・サルタンバンク。2012年セカンド・アルバム新作はM.A.P.やスアド・マッシをゲストに迎えた全18曲を収録!シャアビやミュゼット色をやや抑え、フォーキー&ラガなアレンジを増やし、新自由経済の底辺を支える社会的弱者の声をこれまで以上 …
続きを読むミュージックマガジン別冊「プロテストソング・クロニクル」で鈴木考弥氏が紹介されていますが、〜2010年フランスの300万人ゼネストのテーマ曲となっていたのがこのHK&レ・サルタンバンクの「On Lache Rien(あきらめない)」 でした。ミュゼットとラップをミクスチャーしたグループM.A.P.の元メンバーでラッパーのHK(アッシュカー)が組んだ8人組新グ …
続きを読む1960~70年代を通じてのアルジェリアン・シャアビのコレクション2CDです!リマスターで音が良くなっているところも嬉しいところ、ですが、~要するにエイト・メンゲレット/イディール/ルーネス・マトゥーブといったカビール語で歌い始めたプロテスト系フォーク世代以前のアラビア語系カビール歌手の系譜が楽しめるナイスな選曲!しかも、ダフマーンと並び、あるいはそれ以上に …
続きを読むサンバで言えば、ノエル・ローザに当たるような人物、と田中勝則さんも言ってました…。アルジェリア/カビール系シャアビの創始者、エル・ハジ・モハメッド・エル・アンカ(1907-79)による1960年代頃のパリ録音ベスト・コレクションです!1920年代後半頃から、アラブ=アンダルース音楽を下敷きに、アルジェのカスバで使われた下町調の話し言葉を歌詞とし、 …
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