ORQUESTA RIVERSIDE / TIENES QUE LLEGAR

1938年の結成で、歌手にティト・ゴメスを擁し50年代のキューバ・バンド音楽黄金時代に、フル・バンドのゴージャスなサウンドで一世を風靡した名門楽団オルケスタ・リベルサイド(リバーサイド)。93年に解散してしまいましたが、旧メンバーでサックス奏者のラウル・ナシアンセーノをリーダーに、若手メンバーを集めて復活した新生リベルサイドによる2011年の録音が、17年に …

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ORQUESTA MELODIAS DEL 40 (Perlas Cubanas)

1939年に結成された名門チャランガ・バンド、メロディアス・デル・クアレンタ。本作はプチートからリリースされたアルバム『チャチャチャ』(MLP-512)=後にアンティージャから『メ・ボイ・パ・モロン』(AP-5)のタイトルでLPリイシュー=を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収めるリイシューです。 50年代半ばのリリース作のようですが、創設メンバーでグイ …

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ALDEAMARO ROMERO y Su Orquesta

1960年代後半から、ジャズやブラジル音楽要素を取り込みベネズエラ音楽を発展させたムーヴメント、オンダ・ヌエバを牽引したピアニスト/コンポーザー/アレンジャー/バンドリーダーのアルデマーロ・ロメロ。本作は、アルデマーロ・ロメロ&ヒズ・ダンス・オーケストラ名義で、1958年にRCAビクターからリリースされたアルバム『スケッチズ・イン・リズムス』(LPM-153 …

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AMARANTO Y SU BANDA DE CARDENAS / DAME UN CHANCE 

マタンサス州カルデナス出身のピアニスト/アレンジャー、アマラント・フェルナンデスが1960年代前半にエグレムに残したレア盤(LD-3198)を、曲順はシャッフルされていますが、全曲収録するリイシューです。 サックス・セクションを含む、いわゆるバンダ・ヒガンテ(ビッグバンド)で、ジャケットにサックス奏者が描かれていますが、アレンジにもサックス奏者がアレンジに加 …

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SEXTETO LA PLAYA / RITMOS CUBANOS

セステート・ラ・プラヤ名義となっていますが、こちらは1950年代にエレキ・ギターを導入した、後のブーガルーにも繋がっていくような音作りでチャチャチャやマンボを演じ人気を得たラ・プラヤ・セクステットのアルバムから、12曲を収めたオムニバス形式のリイシューです。 デスカルガ・チューンの「ラ・プラヤ・スペシャル」にはじまり、お馴染みのブラジル名曲「バイーア(サパテ …

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TITO GOMEZ Y LA ORQUESTRA RIVERSIDE / COLECCION MEMORIAS

以前、エグレムから発売されていた『LAS VOCES DEL SIGLO. TITO GOMEZ Y LA ORQUESTA RIVERSIDE』と同内容です。 ティト・ゴメスは革命前から活躍するキューバの大歌手。白人ながらモントゥーノ(コール・アンド・リスポンス)も完璧にこなし、ボレロなどでは独特な乾いた声質を駆使し、甘くもさらっとボレロを歌いこなし、人気 …

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ORQUESTA HERMANOS CASTRO

1929年に、カストロ4兄弟によって結成された、キューバで最も早いジャズ系ビッグ・バンド、オルケスタ・エルマーノス・カストロ。このグループが1931年にニューヨークで録音した「セントルイス・ブルース」がキューバ音楽とジャズをミックスした最初の録音といわれているそうです。また、このバンドにいたメンバーの何人かが独立し、あのオルケスタ・カシーノ・デ・ラ・プラヤや …

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LOS HERMANOS BRAVO

革命キューバの1960〜70年代にかけて流行したニュー・リズムのムーヴメントの中、ページョ、パチョ・アロンソとならんで人気者だったエルマーノス・ブラボ(ブラボー兄弟)!その1960年頃にリリースされたキューバRCA盤LP(LD 564)は、RCAビクトールが革命キューバから完全撤退した後に米国でもRCA盤(LPD-558)としてリリースされていました。が、と …

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ENRIQUE JORRIN & ODILIO URFE / CUBA BAILA -OST 1960 

1960年にキューバの映画公社(ICAIC)で製作されたフリオ・ガルシア・エスピノーサ監督の映画『CUBA BAILA キューバ・バイラ』のオリジナル・サウンド・トラックとして製作されたアルバム(ICAIC-1003)のストレート・リイシュー盤です。音楽監督は、オディリオ・ウルフェで、彼が指揮した楽曲を4曲。さらに当時絶大な人気のあったチャ・チャ・チャ、その …

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LITO PENA & HIS ORCHESTRA PANAMERICANA / A NIGHT AT THE TROPICORO

プエルトリコ1959年、 ホテル・サンファン int.専属時代の パナメリカーナ楽団録音です。 いかにも!っていう感じですが、 こんな専属楽団のいるホテル、 メチャ泊まりたかった… そういうホテルはもこの世のどこにも、 金輪際存在しないことに思いを馳せて聴くと、 得難いものがあります、ね。

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AMARANTO

★Amaranto Y Su Orquesta “Copacabana”‎– Amaranto En Varadero / Maype 1961 “リトモ・タコ=タコ” で知られる作曲編曲家、クラブ・コパカバーナ専属楽団を1954年から率いたアマラントの1961年LPストレート・リイシュー/ 曲順シャッフルCDです。ソン・ …

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EL GRAN FELLOVE / AFRO-CUBANO Y TROPICAL

フィーリン・ムーヴメントにも深く関わり、ホセ・アントニオ・メンデスと同時期にメキシコに活動の場を求め渡った朋友、エル・グラン・フェジョーベ。その初期録音であるメキシコRCAのアルバムから、12曲を復刻盤です。スキャットを多用した歌い口と、ファンキーなキャラクターが、キューバ音楽~ラテン音楽では異彩を放っていますが、勿論しっかりキューバ音楽をベースにしています …

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RENE TOUZET

FIESTA Lp Fiesta 1263″Blue bongo” の復刻CDですね(オリジナル盤と曲順変わってますが…)。おそらくは1960年前後のリリースで、自作曲なし、ポピュラー曲のチャチャチャ化に終始した作ですが、それだけにラウンジな魅力が引き立つ1作となっています。変わらずこの人ならでは、流麗にして弾き過ぎないシ …

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PERUCHIN Y SUS BIG LEAGUERS / CAN CAN CHA

フリオ・グティエレスの『キューバン・ジャム・セッション』を始めとするデスカルガやページョ・エル・アフロカーン、エンリケ・ホリンのバンドへの参加、さらにアルセニオ・ロドリーゲスのバンドにも一時期在籍していた、キューバの歴史的ピアニスト、ペルチーンの激レア、LP『CAN CAN CHA』(Velvet VE-1100)のストレート・リイシュー(曲順はシャッフル) …

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LOS RIVERO

ベリサリオ・ロペスでのピアノ奏者を経て、オルガ・ギジョーのオーケストラやコンフント・シボネイ(イソリーナ・カリージョやマルセリーノ・ゲーラらが参加)のリーダーを務め、セリア・クルースのサンテリーア・アルバムにも参加した、キューバの伝説のピアニスト兼作編曲家、ファクンド・リベーロが結成したクァルテート・ロス・リベーロの記念すべきファーストLP “M …

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