メキシコ人の母のもとパナマに生まれ、米国に移ってフロリダに育ち、アリゾナのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍した後、フランスへ渡ったという女性シンガー・ソングライターのミシェル・ブラデス。なんとあのサルサのスター歌手ルベン・ブラデスは、彼女の叔父に当たるそうです(そう言われて見ると、顔立ちに面影がありますね)。本作は2019年のアルバム。曲はいず …
続きを読むメキシコ人の母のもとパナマに生まれ、米国に移ってフロリダに育ち、アリゾナのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンで活躍した後、フランスへ渡ったという女性シンガー・ソングライターのミシェル・ブラデス。なんとあのサルサのスター歌手ルベン・ブラデスは、彼女の叔父に当たるそうです(そう言われて見ると、顔立ちに面影がありますね)。本作は2019年のアルバム。曲はいず …
続きを読むいわずと知れたウエストコースト・ジャズの名トランペッター、チェット・ベーカーと数カ国語を操り、様々なポピュラー音楽を歌いこなしたカタリーナ・ヴァレンテの共演盤+αが復刻されました。録音は、1954年から1960年。1956年の共演盤アルバム1枚分に、それぞれ同時期にドイツなどヨーロッパで録音された貴重音源をプラス、全25曲77分の大ボリュームです。24ビット …
続きを読むカスカリータことオルランド・ゲーラは、ミゲリート・バルデースと共に、オルケスタ・カシーノ・デ・ラ・プラヤの黄金期を支えた歌手。特に、ペレス・プラードがピアニストとしてカシーノ・デ・ラ・プラヤで腕を振るっていた時期に、軽快かつ少しコミカルな歌い口で、プラードのトリッキーなピアノと共に音楽的に面白い相乗効果を上げ一時代を築きました。その他も、フリオ・クエバス、エ …
続きを読むギター、アコーディオン、ヴァイオリン×2によるフランスのカルテット。2019年リリースのライヴ録音です。レパートリーはいずれもインストのオリジナルですが、地中海音楽を下敷きに、曲によりブルースなども織り交ぜた内容となっています。特筆すべきはその演奏の力強さ。硬派系の緊張感あるアコースティックな地中海グルーヴを顕現させています。人とモノが行き交う港町的な懐深さ …
続きを読む1976年生まれのフランスのサックス&クラリネット奏者/コンポーザー、シルヴァン・リフレによる2019年作です。タイトルからも窺えるとおり、ドローンや勇壮な太鼓のリズムなども用いた中世のトルバドゥール音楽的世界を、ジャズ・イディオムを介した器楽曲へと翻案しています。トランペット、パーカッション、自身が奏でるハルモニウムなども交えたアンサンブルで、インプロ要素 …
続きを読む1 Le procès 4:19 2 Nénette 3:03 3 Ca Démarre Mal 4:16 4 Lali 4:05 5 La Jambe De Bois 3:29 6 That Loniless Is Mine 5:10 7 Les Îles Du Salut 3:21 8 La Ballade De Bébert Célier 6:05 9 …
続きを読む少年時代に残したピュアなハルク! 何故かFacebookに日本語ページを持つトルコのハルク系男性歌手フェルハト・トゥンチ。1964年生まれで70年代よりプロとして活動をスタートさせた彼がまだ14歳だった1978年から1985年までに残したハルクを集めた作品がこちら。伴奏はバーラマが中心で、簡単なパーカッションが入っている程度。少年時代らしい清ら …
続きを読む★ FAIRUZ’ “DABUKE” COMPILATION 1960-1993, 1997アラブのダンス音楽、ダブケに特化した選曲〜フェイルーズのコンピレーションです! 1 Dabket El Mij 2:56 2 Dabket Loubnan 4:32 3 Marakebna Al Mina 3:00 4 Ya Meg …
続きを読む1. Ya Rayeh 2. Al Bouwab 3. Waraqu el-Assfar 4. Fayiq Ya Hawa 5. Layliyye Bterja’a Ya Leyl 6. Tele’li el-Biki 7. Bi Karm el-Lulu 8. Ala Jisr el-Lawzieh
続きを読む1 Arjii Ya Alf Leila 3:51 2 Ballegh Ho Ya Kamarou 3:46 3 Law Kana Qalbi Maii 1:31 4 Ya Man Hawa 2:17 5 Ja’at Mouaazibati 0:24 6 Kad Ataka Ya’tazirou 4:04 7 Law Taalamin …
続きを読むマヌーシュ・スィングでロックする、 フランスの伊達男(国民的スター!)にして、 下ネタ好きのただのオッサン(?)、 サンセヴェリーノ (1961-) がタンゴに乗り出しました! 迎え撃つはアルゼンチン・タンゴの 革新クァルテット、タンゴモタン! 想えばサンセヴェリーノ、 ファースト・アルバムのタイトルは “Le Tango Des Gens” でしたR …
続きを読むアフリカ大陸東南部のマダガスカル島とモサンビークに挟まれた、インド洋西部に位置するコモロ諸島の4人組アカペラ・コーラス・アンサンブル。2019年作です。コモロの国教となっているイスラム教の神秘主義の担い手、スーフィーの遺産を受け継ぐということのなのですが、繰り返しのフレーズがトランスへと誘っていくのみならず、ちょっとイタリアのサルデーニャの男声合唱とかを想起 …
続きを読むイラク系イスラエル人音楽家ドゥドゥ・タッサ(1977年生)は、同国を代表するロック・アーティストとして10代の頃より活躍して来ました。そして、2011年からは、1930〜40年代に掛けてイラクで人気を博したサレハ&ダウド・アル・クウェイティ兄弟の音楽の再構築を目指したプロジェクト「ザ・クウェイティズ」を結成、その後レディオヘッドの全米ツアーの前座に抜擢される …
続きを読む世界で一番新しいアコースティック楽器!? ハングドラムの魅力を伝える珍しいCDです! しかもロシアから、 1 Last Day’s Morning 2 Сontemplation Of Emptiness 3 Snake Dance 4 Autumn 5 Space Lullaby 6 Tiny Dancer 7 Bali 8 City Jung …
続きを読むロシアはサハ共和国〜 シベリアのシャーマン音楽に通じた美人口琴奏者、 オレナ・ウタイの2017年のファーストです。 う〜ん、見たところスラブ系ですが、その一般ロシア人と見えてシャーマンに執心するサハ出身女性、確かにもろもろ半端じゃないところ、この1枚を聴けば納得します。 1 Blessing 2 Entry 3 Immersion 4 Mother Eart …
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