アマリア・ロドリゲスの歌に出会いファドを志し、リスボンのファド・ハウスで歌い続けて来たというアナ・モウラ嬢、03年のファースト・アルバムがコレ。ちょっと鼻にかかったようなアンニュイな発声ですが、なるほどジョルジ・フェルナンド肝入り、クリスチーナ・ブランコに続いて、ユーロ・デビューとあいなりました。ギターラ&ヴィオラン、ベース・ヴィオランのみのバックで、どこか …
続きを読むアマリア・ロドリゲスの歌に出会いファドを志し、リスボンのファド・ハウスで歌い続けて来たというアナ・モウラ嬢、03年のファースト・アルバムがコレ。ちょっと鼻にかかったようなアンニュイな発声ですが、なるほどジョルジ・フェルナンド肝入り、クリスチーナ・ブランコに続いて、ユーロ・デビューとあいなりました。ギターラ&ヴィオラン、ベース・ヴィオランのみのバックで、どこか …
続きを読むブカレスト/ジプシー系ユニット、セカンド・アルバム!Tハイドゥークス・メンバーの孫たちと、モルダヴィアのブラスバンド若手が合体し結成されたというユニット~トラディショナルな感覚と、若手らしいミクスチュアー感覚が混在した意欲作に仕上がってます!バルカン・レゲエやバルカン・クンビア?哀愁のヴォーカル・ナンバーもキッチリ楽しませながら、ダンサブルな生音アルバムに仕 …
続きを読むブカレスト/ジプシー系ユニット、ファースト・アルバム!タラフ・ドゥ・ハイドゥークス、ブコヴィナ・クラブ/シャンテルも参加!~Tハイドゥークス・メンバーの孫たちと、モルダヴィアの軍楽隊出身の若手が合体し結成されたというユニットということですが、トラディショナルな感覚と、若手らしいミクスチュアー感覚が混在した意欲作に仕上がってます!高速ブラスや、ゴリゴリのジプシ …
続きを読むロベルタ・サー2012年作です。ヴァラエティに富む多彩な曲想が、ロベルタの歌声につながれて、まったく違和感なく自然に並びます。~サンバあり、カンソンあり、北東部リズムあり、MPBあり、ショーロもガフィエーラもあり、フォーキーもロックもエレクトロもあり、アフリカもウルグアイもあります…etc etc ということで、~ルビーノ・ジャコビーナ / ウィ …
続きを読む…ロバに乗った男が、遙かアトラスをいただく砂漠のマーケット・プレイスへ降りて行かんとするジャケットも秀逸ですね。タイトルは”イスラム市場原理”とでも訳すんでしょうか…。(スークとはイスラム圏のマーケット/市場のことで、雑多なモノ、様々な要素がミックスしながら共存するというようなことも意味するでしょう。)メジャー移籍第一弾にして、フラン …
続きを読む日本語訳詞付きにて国内リリース!マトゥーブの遺作/ラスト・アルバムが入荷(07年のオリジナル・ジャケ再プレス盤で、今回、同時再入荷のベストCD “UNE VIE”とは1曲のみ重複)!~その死(射殺)の直接的な原因を生んだともされる問題作であり、1998年、亡くなった年にリリースされた正真正銘の“遺作”となります。常と変わらずアラブ・ア …
続きを読む最後のライヴ・アルバムとなりました。 ここでは大編成 / 伝統的なカウワーリー伴奏とロック的なバンドとの折衷スタイルの中で歌っています。そうした演奏において特に何かヌスラット自身に変化があるわけでもなく、まったく、こだわらず、いつも通りの歌声を聞かせています。ヌスラットにとり、実験的であることや伝統的であることは、とりたてて意味がなかったのかも知れません。最 …
続きを読む「ヒマラヤのナイチンゲール」と呼ばれ、数々のヒット曲を残した女性歌手、故アルーナー・ラーマーのさわやかかつ透明な歌声による70〜80年代名唱集。誰もが思い浮かべる高山の楽園ネパールらしい歌唱といえるでしょうか。インド / プレイバックの女王、ラター・マンゲシュカールの影響も見ることができますが、やっぱりインドとは一味違うわけですね。 △参考
続きを読むソーサーダトンの先輩格と言ってもいいでしょう。1980年代から活躍するヴェテラン人気歌手、ヘーマネーの伝統歌謡の名作として有名な1枚ですね(2000年頃のアルバムと思われますが…?)!伝統楽器から成るサインワイン編成の演奏に、独自にチューニングされた超絶技巧ピアノが加わり、暴力的と言ってもイイ?めまぐるしい転調を聞かせながら、滅茶滅茶な変拍子を次 …
続きを読むウスタード・ビスミッラー・カーンは、インドの民俗楽器であったシャハナーイー(ダブル・リードの縦笛)を、古典音楽の楽器として、その地位を確固たるものに築き上げた第一人者です。既に現地廃盤の70年代グラモフォン録音CD、特別価格でご提供です。
続きを読む先月ロンドンを訪れた渋谷Li-Poのマダムが、たまたま入った繁盛しているペルー料理レストランでこのCDが売っていて、なんで?という感じで尋ねてみたら、そのレストランのオーナーがDJタイガーズ・ミルク(昔ジャイルズ・ピーターソンとかとDJやっていたペルー系英国人、だったそう)で、最近タイガーズ・ミルク・レコーズを設立してリリースしたCDがコレとのこと。お料理も …
続きを読むいま、明かされる「浪曲河内音頭」誕生の瞬間。 現代河内音頭に至る礎を力業で築いた偉大な老舗会派・初音家。1950~60年代、元老・太三郎。 正嫡・小太三丸(賢次)らの音頭風景を私家録音した音源は「浪曲音頭」誕生の瞬間を生々しく伝える。 伝説の音頭取りたちの歌声が夢幻の彼方から、いま鮮やかに蘇る。 ●CD6枚組/豪華ボックス入り/ブックレット120頁付き 監修 …
続きを読むターキッシュポップの女王セゼン・アクスの09年新作は二枚組大作CD。1973年生まれの映像作家ジェヴデト・エレクの四つの作品を収めたDVDが付属。彼はアイデ・モリの一員でもあるようです。CDはかつてのターキッシュポップから彼女のお気に入りの曲を自他ともにカヴァーした全29曲を収録。一枚目はアコースティックで穏やかなアレンジ。二枚目はジェザやクヴァンチKら、ト …
続きを読む西アフリカのマリで毎年開催されている<砂漠のフェスティヴァル>と呼ばれる音楽フェスティヴァル。その名のとおり砂漠の中で行われ、砂漠に住む遊牧民たちのために企画された地元密着型の野外イヴェント。2003年1月に行われた第3回目の模様を収録したCD盤『砂漠のフェスティヴァル』(TUR-534)の映像ヴァージョンこちら。いま話題沸騰中のティナリウェンをはじめ、ウム …
続きを読むトルコのユーミン、という風評もありますが、どちらかと言うと中島みゆき?ま、どっちでもイイんですが、彼の国でもっとも重要な歌手のひとり、セゼン・アクスが3年ぶりとなる新作をリリースしてくれました(08年作)。通算21枚目となる本作のオリジナル・タイトル“デニズ・ユルドゥズ”とは海の生物ヒトデのことだそう。どういうタイトルなんだか、よくわかりませんねえ。が、とに …
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