これは、ちょっと驚き!どうしたんでしょう…、ナワルが変わりました!EMI-NOW系アラビック・ディスコ路線から一抜けて、成熟のアラブ歌謡伝統派に変身??聞き応えのある充実アルバム06年作です。自らCD折り込みジャケにて英語表記で語ってもいるように、自身の希望によってアラブ歌謡の伝統、歌詞と演奏スタイルを重視した作りのアルバムを作ってみた、とのこと …
続きを読むこれは、ちょっと驚き!どうしたんでしょう…、ナワルが変わりました!EMI-NOW系アラビック・ディスコ路線から一抜けて、成熟のアラブ歌謡伝統派に変身??聞き応えのある充実アルバム06年作です。自らCD折り込みジャケにて英語表記で語ってもいるように、自身の希望によってアラブ歌謡の伝統、歌詞と演奏スタイルを重視した作りのアルバムを作ってみた、とのこと …
続きを読む歳を取るにつけ、ますますサダム・フセインに似てきたトルコの大スター兼タトルセス航空社長、イブラヒム・タトルセス、07年作は会心作です。オーケストラルなアラベスクから民俗パーカッションが大活躍のハルク、チフテテリまで、近年の作品中最も打ち込みが少ない音作り。彼のサズと歌もいつになく泣けます!ジャケのグラサンも憎いぜ!
続きを読むこちらもイイCDでした〜アラブPOP最盛期を代表する1枚、久々の再入荷です!レバノン出身、90年代以降、長らく全アラブPOPシーン最高のヒットメイカーとして君臨して来たナワール・エル・ゾグビーですが、ナンシー嬢やルビー嬢の追い上げに応えるかたちとなった前作=06年のアルバムでは、汎アラブ的なトラディショナル・ソングを歌い綴り、新境地を見せながらも、どこか気負 …
続きを読むレバノンのマライア・キャリーことナワール・アル・ゾグビーの2001年作。もちろんアル・ジール(現・シャバービー)なのですが、ラテン度、フラメンコ度、キャッチー度アップ!アラブを飛び出し、南欧、南米にも飛び火するか!?(って、結局、飛び火はしませんでしたが、それにしてもたまらん美人ぶり、昔から)。
続きを読むシルショー(という読みでいいんでしょうか?)1987年生まれのアルメニア女性歌手、ロシアや在米アルメニアンの間でも大きな人気を持つ若手スターだそうですが、この2006年作USディストリビュート盤で聞かせてくれるキュートな哀愁、そのしっとり感はどうでしょう!ギリシャ系~中東系~スラブ系の旋律が織り交じったような、アルメニアならではの伸びやかでミスティックな旋律 …
続きを読むこれが自己名義のデビュー作になります。トルコ音楽の良心、カラン・レーベルが送り出した弦楽器サズを弾き語る若手女性歌手のアルバムですが、カルデシ・チュルクレール→アイヌール→フェリアル・オネイといったモダーンなトルコ少数民族音楽の再生路線上に送り出された作、と言っていいでしょう。アイヌールほど、アクが強くなく、フェリアルほどアヴァンギャルドでもなく、通りよく澄 …
続きを読むこの美人、またレバノン?と思いきや音を聞いてビックリ。ベタな湾岸演歌だ!「トトスト、トトスト」と鳴る湾岸パーカッションとおなじみの演歌風なストリングスをバックに、ナワル似の声で歌い上げています。アラビア半島南端のイエメン出身女性歌手だそう! 1 Ya Maleehah 4:19 2 Hanoun Il Galb 4:07 3 Akhirha 5:11 4 …
続きを読む1972年カサブランカ生まれ、子供の頃からシャアビを歌ってスター、その先陣を飾る2000年の大ヒット曲 “AYTA DAOUDIA!” を皮切りに、多くのヒット・ナンバーを取り揃えた3CD!(アルジェリアのシャアビがメロディーの偏重ならば、モロッコのシャアビはベルベル系リズム偏重、繰り返しと掛け合いの中で上りつめていくベルベル系庶民パ …
続きを読む11のタクシーム(トルコの古典旋法)に則った即興演奏をウード一本で聞かせるミタット・ジョムレクチェの13年リリース / 独奏CDです。1983年に、トルコの古都コンヤで、やはりウード奏者であった父のもとに生まれたそうですが、その後2001年に古典音楽を学び大学を卒業、その後はインストラクターとして、ウードやタンブールを教えて来たといいます。そして本作がソロ・ …
続きを読むターキッシュ・ロマーニの濃厚な匂いを漂わせる哀愁のクラリネット(ヒュスニュ・シェンレンディリジ)、神秘的な音色を響かせるサズ(イスマイル・トゥンチビレク)とカーヌーン(アイタチ・ドーハン)〜トルコを代表する名演奏家3人よるセッション〜弦の音、演奏家の息遣い…、静謐な「音」の対話から湧きおこってくる洗練された温かな律動、多層な歴史と文化をもつターキ …
続きを読むこれがファースト・アルバムだそうです。2005年まで教師になるための勉強をしていたそうですが、父親がトルコのフォークロアを大学で教えていたこともあり、もともとトルコの古代の詩に興味を持っていたこともあり、古い詩を口語に訳し民謡のメロディーに乗せ歌うようになったとのこと。その後、歌のレッスンも受け、2009年には音楽コンテストで賞をもらい、このデビューアルバム …
続きを読むトルコ古典音楽家、ギョクセル・カルテルによるカヌーン演奏CDです。 曲によってネイ演奏家がつく展開。 十二分にカヌーンの繊細優雅な調べが楽しめます。 こういうCD、お探しだった方、多いんじゃないでしょうか?
続きを読むターキッシュ・ロマ・アルバムですが、久々に裸のジプシー音楽に出会いました。例によって、何処の誰ともわからない情報の無さ、ネット調べても時間の無駄状態ですが、クラリネット/カヌーン/ダルブッカ/両面太鼓のアスマ・ダヴル/ターキッシュ・バンジョー他による演奏も実に野生ですが、歌声も野放図!この裸の歌、裸のクラリネット、いったいどこから響いて来たものか… …
続きを読む中央アジアのカスピ海南東岸、多くは昔ながらの遊牧生活を営むトルクメン人の血を受け継ぐ女性歌手/バーラマ奏者オズレム・タネール。8歳よりバーラマの演奏をはじめ、その後音楽学校でしっかりと伝統音楽を勉強したというアカデミックな経歴も持つ彼女は、2007年に>『トルクメンの娘』においてデビュー、民謡をベースに巧みなミクスチュアーを聞かせるアレンジと曲想で、当店的に …
続きを読むメニス・ダニッシュメンド、イスタンブールの女性SSWです。紫のベレーをかぶったジャケがトルコ離れしたキュートさですが、これもまた今のトルコですね…。2010年にアルバム・デビューするまで、雑誌記者をしていたそうです。そのデビュー・アルバムはピアノとギター中心のドラムレス、ベースレスのバックで歌っていましたが、どこかの雑誌主催のベスト女性歌手賞をも …
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