>こちらで紹介されています。というわけで、やっとのことで、アゼルバイジャンの古典音楽 / 声楽、ムガームの歴史的音源をまとまった形で聴くことができるわけです。その現在のムガームの名人、アリム・ガスモフが忽然と登場したときには、よくぞソヴィエト70年の全体主義的統治をかいくぐり、この歌声、歌唱スタイルが生き続けていたものだ、と、感慨深いものがありましたが、民族 …
続きを読む>こちらで紹介されています。というわけで、やっとのことで、アゼルバイジャンの古典音楽 / 声楽、ムガームの歴史的音源をまとまった形で聴くことができるわけです。その現在のムガームの名人、アリム・ガスモフが忽然と登場したときには、よくぞソヴィエト70年の全体主義的統治をかいくぐり、この歌声、歌唱スタイルが生き続けていたものだ、と、感慨深いものがありましたが、民族 …
続きを読む再プレスされたようで装いも変わり、紙箱入り3CDとなりました(中身いっしょですが)。北インドやトルコ、あるいは、パキスタン、ウズベキスタンをはじめとするスタン国家群はもとより、アラブの古典音楽成立にも、大きな影響を及ぼした~最も古くに成立した音楽様式を保って来たペルシャ古典音楽の、素晴らしい復刻3CDが届きました。ペルシャ古典音楽の華 “アーヴァーズ” (= …
続きを読むエジプト出身のウード奏者モハメド・アボゼクリーとフレンチ・ジャズ・ユニットHEEJAZ EXTENDEDによる超絶演奏が聴ける一枚。ジョン・コルトレーンとピアソラの邂逅を見るようとはいいすぎか? フラメンコやラテンのグルーヴも取り入れている。(インポーター資料から) なかなかに活きの良いアラビック・ユーロ・ジャズ作品です。
続きを読む1986年のミス・レバノン、90年代初頭から活躍する元祖セクシー系女性歌手パスカル・マシャラニの2015年最新作。アラブ音楽の最大手ROTANAからのリリースです。オマル・スレイマンやアナドゥル・ロックの再評価、Boom Pamなどからの影響もあるのでしょうか? これまで都会性を売りにしてきた彼女も改めてダブケを取り入れた曲が増えています。 & …
続きを読むクウェート在イエメン出身の、ややナンシー・アジュラム似の女性歌手アルワの2014年アルバム初入荷です。土着的なハレージーリズムとストリングスオーケストラ、男性コーラス隊を従え、湾岸訛りのアラビア語でセクシーにコブシを回す基本王道湾岸ポップアルバムですが、中には(母親はエジプト系の人だったそうですが)、その伝なのか、つややかな本道アラブ歌謡も歌います。流麗な旋 …
続きを読むチュニジア出身のベテラン女性アラビックポップ歌手ラティーファの2013年作、初入荷です。四つ打ちラテンハウスあり、レバノン的なアーバンなアラビックシティポップあり、チャカポコな民謡調あり、エレポップありと今時のアラビックポップ万華鏡のような作品に仕上がっています。
続きを読む同じく Accords Corises より06年にアンジェリク・イオナートスとの共演盤をリリースしていた、ギリシャ系ユダヤ人女性歌手、カテリーナ・フォティナキの初ソロ・アルバム。アナトリアのセファルディム系音楽やタンゴ、そしてギリシャ歌謡などなどから紡ぎだしたじい作曲を、ユダヤ系らしい透明な生演奏、平明なメロディー、仄暗い歌で聞かせます。 ▽参考
続きを読むアルメニアは黒海とカスピ海の間に位置し、トルコやイランなどに隣接した国。同国の映画監督セルゲイ・パラジャーノフの映画でも描かれた伝説的な吟遊詩人に憧れて音楽を始めたというガグイク・ムラディアンは、現在はフランスを拠点にジャズ系レーベルなどからもリリースがあるカマンチェ奏者~本作に収録されているのは、そんな彼が長年追い続けてきた伝統的な吟遊詩人の音楽であり、ア …
続きを読む西アフリカの伝統弦楽器コラを操るセネガル出身の若手演奏家セク・ケイタが世界の仲間とともに新しい音楽を作り出した。現在UK在住のセクはケルト音楽とアフリカ音楽とをミクスチャーさせたバンド〈バカ・ビヨンド〉のメンバーで、ソロとしても高い評価を受けている注目株。その彼がイタリア、エジプト、ガンビアの音楽家らと組んだこのバンドでは、マンディング音楽をベースにジャズや …
続きを読むマリの古都トゥンブクトゥーを舞台に、イスラム過激派の弾圧に立ち向かう家族の戦いを描き、フランスのセザール賞で最優秀作品賞を含む7部門を獲得したモーリタニア・フランス合作映画「TIMBUKUTU」のサントラ盤が届きました! 以下、映画のあらすじ〜ティンブクトゥ近郊の街で暮らす音楽好きの男性キダーンは、妻サティマや娘トーヤ、12歳の羊飼いイッサンと共に幸せな毎日 …
続きを読むミュージックマガジン2015年1月号でも、今年注目の音楽家として取り上げられていたアルメニアのピアニスト、ティグラン・ハマシアンの2015年新作は老舗ノンサッチからリリース。昨年秋に行われた来日公演と同じ、ピアノ・トリオ編成を基本に、前作「シャドー・シアター」にも参加していた女性歌手をはじめ、数名のゲストが加わったもの。ピアノ・トリオと言っても、ドラマーはエ …
続きを読むレバノンのアルジール系人気男性歌手、ワエル・クフーリーが2014年の末に発表した通算15枚目となる最新作。流行に左右されることなく自身のスタイルを貫くかのようにロマンティックなムードを醸し出しています。アップテンポな曲ではポップ過ぎず、情感豊かなバラードもベタ過ぎず、この絶妙なバランス感覚はアラブ歌謡の指針といってけっして大げさでは無いように思います。(サプ …
続きを読むレバノン出身にもかかわらず、ハリージー(湾岸歌謡 / 変拍子ビート)ブーム以前からドバイへ移住、ドバイ〜クウェートを拠点に活躍するハリージのトップスター、ディアナ・ハダッド3年ぶりの新作(2014年12月リリース作品、で、とうとうロターナへ移籍!名だたるスターでありながら非ロターナを守り通していたディアナですが)。ディアナのセルフ・プロデュース含めて12名の …
続きを読むレバノンのトップスター、ミリアム・ファリスが自身のレーベルを設立してからの2作目〜4年ぶり通算5作目の最新作アルバムです!当店を訪れるアラブ系ガイたちが一番欲しがるのがこの人!なるほど、本CD発売に先行してスタートしたストリーミング・サービスではアラブ圏歴代のダウンロード記録を更新したということなので、その人気のほどが伺われようと言うもの。で、満を持して20 …
続きを読む>こちらで紹介されています(無断リンク陳謝)!モロッコ出身、若手セクシー系女性歌手シャザ・ハッスン、3年ぶりのセカンド作(2014年末発売)です。ハリージー・ブームに乗ってリリースされた2011年のデビュー作同様、ストリングスを多用したゴージャスな変拍子サウンドをバックに、コネくるような本格的湾岸節を聞かせています。またレバノン風?アラビックなバラードにおい …
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