V.A. / L‘AGE D’OR DU JAZZ BELGE 1949-1962

ベルギー・ジャズ・シーンの“黄金時代”を振り返る、仏フレモー社の3枚組コンピレーション。1949年から62年にかけての録音、62トラックを収めています。 ベルギー人のジャズメンとして真っ先に思い浮かぶのは、ハーモニカ&ギター奏者のトゥーツ・シールマンスではないかと思うのですが、そのシールマンスをはじめ、パリやニューヨークで活躍したものの早逝したサックス&フル …

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JANUSZ PRUSINOWSKI TRIO ‎/ SERCE

中欧の深奥、ポーランドの村々に伝わるトラッドを現代に蘇らせる4人組、ヤヌシュ・プルシノフスキ・トリオ〜トリオからコンパニャに編成が変わり、国内外で(来日もしています)話題となた>こちらの新作から遡ること9年前の作ですね(セカンド・アルバムでした)。変わらず、素晴らしかったんですねえ! 1 Serce 2 Wiwat Halina! 3 Oberek Stef …

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CHŁOPCY KONTRA BASIA ‎/ OJ TAK !

“ホープツ・コントラ・バーシャ” こちら以前、英国盤CDもリリースされていたと思いますが、その後、どーなってしまったんでしょうか?フロントに立ちクラリネットも演奏するバーシャと、ダブル・ベースとドラムスをそれぞれ演奏するミュージシャンの3人組です。小気味よいスウィングからドラムンベースを通過したようなグルーヴまで聞かせる3ピース・バンド、女声バーシャの早口な …

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MACIEJ MALEŃCZUK Z ZESPOŁEM PSYCHODANCING ‎/ PSYCHOCOUNTRY

マチー・マレンチュク&そのグループ、サイコダンシングによる2012年作『サイコカントリー』〜曲名は英語ですが、ちゃんとポーリッシュ・カントリー・ソングですよ!コレを日本で聞くことは、マニアックにもホドがある、ということになるんでしょうか?が、カントリーソングにお似合いのスラヴィックな低音ヴォイス、なかなかイカシてますよ! 1 Od Jodłowej Idzi …

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JUSTYNA JARY & POMPADUR ‎/ KRWAWE BALLADY, Piosenki Miejskich Podwórek

そのタイトル、“血に塗られたバラッド、裏町の唄”…とでも訳せるんでしょうか?ジャスティナ・ジャリィ&ポムパドール、と読んでいいんでしょうか?アコーディオン&金管、ダブルベースに、バーレスクっぽい雰囲気漂う女性ヴォーカルが印象に残ります。これもまた、ポーランド…。 1 Ballada Więzienna 2 Antek Psianoga 3 Apa …

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STRUG, SOYKA ‎/ LESMIAN

70年代末から活躍するヴェテラン、ジャズ系ピアニストにして歌い手、スタニスワフ・ソイカと、>こちらでおなじみのSSWにしてアコーディオン奏者、アダム・ストラグによるデュエット・アルバム2014年作初入荷です。主にソイカのピアノで、ストラグが淡々と歌うアルバムです。 1 Z Dziennika I 2:38 2 Klęska 3:25 3 Mrok Na Sc …

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ANIA BRODA / THOUSAND LAKES

アニア・ボルダ(1973−)ポーランド北部、オルシュテイン出身のピアノ、フープドラム、ペンタトニックベル、カリンバ、シンバル、ハープ、ハンマー・ダルシマー奏者にして歌い手、こちら2016年の4作目、今のところ最近作となります。ポーランド各地、ことに故郷に近い北部湖沼地帯の民謡に取材しながら作りあげたというアルバム『千の湖』。 1 Biwat – …

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MARTHA FRINTZILA / 2 NYCHTES STA MEGARA

マーサ・フレンヅィラが、アッティカのメガラ(古代ギリシャの都市国家だったメガラの地)で2夜に渡って催されたスタジオ・ライヴを収録した2009年の2CD (セカンド)となります。 随分ヴェテランという感じがするマーサ・フレンヅィラ、貫禄あるお見かけですが、実はセカンド・アルバム~1972年生まれだそうですから、この時まだ37歳の女優兼舞台演劇講師兼女性歌手とい …

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VERKA SERDYUCHKA / CHITA DRITA

★Верка Сердючка / Чита дрита ウクライナのドラァグ・クィーン、 ヴェールカ・セルジューチュカ03年作! なぜか、在庫ありますよぉ〜 意味不明ながら、 現地お笑い感覚ほとばしる? 新喜劇風クリップも秀逸! かもしれませんよぉ〜 1 Елки 2 Новогодняя 3 Чита Дрита 4 Гулянка 5 Тук, Тук …

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MARIE MIFSUD / RECIF

>★ シャンソン、スキャット、ロックやPOPを解体横断しながら自由なヴォーカル・パフォーマンスを聞かせる、ジャズ・シンガーにしてSSW、マリー・ミフシュドの2作目。その分身とも言えそうなドラマー、エイドリアン・ルコント率いるクァルテットの変幻自在な演奏に交感呼応しつつ、「何よりも人生と私たちを通り抜ける感情の高まりについて」歌った作とのこと。 Adrien …

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RODOLPHE RAFFALLI & RENEE GARLENE / AVEC GEORGES BRASSENS, J’ai Rendez-Vous Avec Vous 

コルシカ出身でパリ郊外で育ったギタリスト、ロドルフ・ラファリの代表作となっているのが、ジョルジュ・ブラッサンス作品集ですが、2018年の本作はシャンソン/ジャズ系の女性シンガー、ルネ・ガルレーヌをフィーチャーしてのブラッサンス作品集となっています。ラファリのギター・スタイルはユニークなもので、マヌーシュ・スウィングの影響を受けつつ、カリブ海やサンバ、ショーロ …

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NOVELTY FOX / FORGOTTEN DREAMS

マリンバ/ヴィブラホン他のジャン・ミシェル・ダヴィがディレクターを務めるフランスの軽音楽アンサンブルの2009年作。日本でもお馴染みのアコーディオン奏者ダニエル・コラン(ピアノとバンドネオンも担当)をはじめ、ヴァイオリン、クラリネット/サックス、コントラバスなどのアンサンブルで、ギターのドミニク・クラヴィクらがゲストで参加しています。アメリカ軽音楽の巨匠と賞 …

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CATHERINE SAUVAGE / ANTHOLOGIE 1951-1959 

レオ・フェレの歌を世界に知らしめた女性歌手カトリーヌ・ソヴァージュの50年代アンロソジー40曲2CD。選曲監修ダニー・ラルマン。24頁ブックレット。 後に映画に出演するほどの美貌。無名作曲家の作品をピック・アップし有名にするバイタリティー。60年代には厳しい世相を表した歌を歌う勇気。そういった意志の強い女性アーティストの姿が、この初期の作品からも伺えます。シ …

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