ヴァシリス・フローロス2018年12月末の3作目となるアルバムです入荷が遅れてしまいました…(って、誰も待ってない?)。1982年、アテネ郊外のイミトス生まれ、ふたつの大学で、数学とフォークロア、神話、伝説を研究し、ごく若いころから弾き続けたギターをはじめとし、アテネ音楽院でブズーキ、ウードを習得したソングライターにして歌い手、形容矛盾かも知れませんが、現代 …
続きを読むヴァシリス・フローロス2018年12月末の3作目となるアルバムです入荷が遅れてしまいました…(って、誰も待ってない?)。1982年、アテネ郊外のイミトス生まれ、ふたつの大学で、数学とフォークロア、神話、伝説を研究し、ごく若いころから弾き続けたギターをはじめとし、アテネ音楽院でブズーキ、ウードを習得したソングライターにして歌い手、形容矛盾かも知れませんが、現代 …
続きを読む1930年から62年にかけて、ラジオの放送にのせて送り届けられたフランスのコマーシャルソング、88トラックを収める2枚組アンソロジーです。乳製品メーカーのベル、チョコレート飲料のバナニアなど、消費社会の到来を迎え、さまざまな商品のパブリシティが音声を通じ、魅力的な楽曲と共に流布されていきました。レイ・ヴェンチュラ楽団、シャルル・トレネ、モーリス・シュヴァリエ …
続きを読むフランスの女性シンガー・ソングライター/ギタリスト/チェリスト、アルマンド・フェリー=ウィルチェックによる2021年の初ソロ作。ポルトガル系フランス人のマルチ・インスト奏者コルデオンことロイク・ダ・シルヴァのポルトガル・ギターやアコーディオンなどをフィーチャーしたポルトガル的ニュアンス=サウダーデ感漂わす楽曲をはじめ、フォーキーなサウンドを創り上げています。 …
続きを読む★マリア・デル・マール・ボネット & ボルハ・ペナルバ / ライヴ・アット・ミカレ劇場 地中海の歌姫マリア・デル・マール・ボネット、約4年ぶりの新作は、近年共演を続けて来たバレンシア生まれの男性S.S.W.ボルハ・ペナルバとの気心の知れたライヴ盤。 ● スペイン地中海岸のマジョルカ島に生まれた女性歌手、マリア・デル・マール・ボネット。カタルーニャの「 …
続きを読む1898年トルコのトゥルグトル生まれで、1975年に亡くなった作曲家アルベルト・ヘムシ。彼は、ハンガリーにおけるバルトークのように、自身のアイデンティティであるセファルディ(イベリア半島系ユダヤ人)の民謡を採集し、ピアノ伴奏付に編曲しました。本作はそのヘムシによるセファルディ歌曲を16曲収録。スペインのムルシア出身でフランスで活躍するペドロ・アレドの歌。ルド …
続きを読む個人的な事情で、60年代をカナダ〜米国で過ごすことを余儀なくされ、70年代にギリシャへ戻ると、本物のレベーティカを歌う稀有の女性歌手と、絶賛されもしたケイティ・ダリの代表作とされる06年作です。ライヴでこその臨場感で発揮されるそのディープな歌い口、ということになるんでしょうか?ちょっとディープ過ぎるような気もしますが…、時にマレーネ・デートリッヒやジャニス・ …
続きを読む1 Katerína Tsirídou / Πενήντα Χρόνια Στάχτη Κι Αλάτι2 Antónis Xintáris / Κοκκινιά3 Sotíris Papatragiánnis / Έγκλημά Μου Η Προσφυγιά Μου4 Lákis Papadópoulos / Βούρλα (Κρατικά Πορνεί …
続きを読む実質ソロとしては75年のファーストに続く76年のセカンド・アルバムとなります。ファーストがポピュラー〜アートソング(エデフノ)な作曲家系アルバムだったのに較べ、こちらセカンドはチフテテリ〜ゼイベキコ、シルトスにディモーティカ風の曲調も聞こえるフォークロア、レベーティカ路線。後年とは異なる高音域で浮遊するような、ややファルセット風唱法をたっぷりと聞かせます。こ …
続きを読む1.Niavent manes 03:32 2.I Kammomatou 03:14 3.Matzore manes 03:15 4.Den me toumbaris 03:12 5.Ola ta meri skoteina 03:07 6.S’ena glenti ta mplexa 03:17 7.Arnaki 03:01 8.Peismat …
続きを読むスタヴロス・ズアナコス、1925年ピレウス生まれの作曲家、1948-1964年の間に約140曲のレベーティカ〜ライカ曲を生み出し、自らも歌った人ですね。作曲家として語られることが多いようですが、その独特な哀調をたたえた、なめらかな歌声こそ素晴らしく、ギリシャでは、戦後男性歌手の5指に数える向きもあるようです。本盤は50〜60年代の自唱シングル・コレクションで …
続きを読むシリア難民としてトルコを経由してベルリンにやってきたウード奏者、ワシム・ムクダッド、ベルリン在住のマルチ・パーカッショニスト、フォルカー・ランコウ、ジャズ・クラリネット奏者にして北米で音楽 / 哲学の教鞭を取るデヴィッド・ローゼンバーグの3者による即興演奏アルバム / ベルリン録音〜 1 Once Upon A Time In Damascus 5:35 2 …
続きを読む1 Pródromos Tsaousákis, Sotiría Béllou / Synnefiasméni Kyriakí Music & Lyrics – Vasílis Tsitsánis 3:15 2 Pródromos Tsaousákis, Maríka Nínou, Vasílis Tsitsánis / O Nikólas …
続きを読むグループ名 “ちょっとした放浪”、で、タイトルは “な〜んにもしない日々” …アテネ拠点のレベーティカ・グループ(男性3人女性1人の四人組)1996年の3作目ですね、1992年結成、2013年までに6作のアルバムを残しています。そして、グループのプロデューサーはニコス・パパゾグル(CDもニコスの制作)、彼のもとに集まった若手達、ということでしょう …
続きを読むOriginally released on Odeon LP 1968. プロドロモス・ツァウサキス、1919年イスタンブール生まれ、3歳で両親とともにテッサロニキに移り、若くしてプロレスラー として活躍するも、ギリシャ・イタリア戦争(2次大戦)が始まると志願兵として戦い、イタリアを支援したドイツ軍に捕らえられ拷問を受けるも、耐え抜いたそう。その後、テッサ …
続きを読むORIGINALLY RELEASED IN 1968 on LP by Olympic プロドロモス・ツァウサキス、1919年イスタンブール生まれ、3歳で両親とともにテッサロニキに移り、若くしてプロレスラー として活躍するも、ギリシャ・イタリア戦争(2次大戦)が始まると志願兵として戦い、イタリアを支援したドイツ軍に捕らえられ拷問を受けるも、耐え …
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