1977年生まれのバレンシアのシンガー・ソングライター、ホルヘ・ペレスのソロ・プロジェクトであるトルテルの2014年作。トルテルとしては、これがサード作のようです。デジタル処理されたセピア色とでもいうか、ラヴ&ピースなヴィンテージ感を現代に召喚したサウンド。曲は全曲自らのオリジナルで、アンデス・フォルクローレを取り入れた6曲目や、エキゾチカ的イ …
続きを読む1977年生まれのバレンシアのシンガー・ソングライター、ホルヘ・ペレスのソロ・プロジェクトであるトルテルの2014年作。トルテルとしては、これがサード作のようです。デジタル処理されたセピア色とでもいうか、ラヴ&ピースなヴィンテージ感を現代に召喚したサウンド。曲は全曲自らのオリジナルで、アンデス・フォルクローレを取り入れた6曲目や、エキゾチカ的イ …
続きを読むギリシャ〜ディモーティカ系女性歌によるライヴ・アルバムです。ひずんだクラリネットとエレキブズーキ?そして、エフェクトのかかったディープな歌声&男声MC!なんだか、これは既に、所謂一つのポンチャクじゃないのか?という印象をぬぐえませんが、エキストラ新録シングル曲も含む2015年作です。youtube で見てみると、ユラユラゆるいペアダンサーの集うそのライヴ、ユ …
続きを読む★V.A./ザ・ジャーニー・オヴ・サウンズ2 ポルトガル領インド 大航海時代以降世界に広がったポルトガル音楽の種を探して インド亜大陸西部に点在するポルトガル文化の残る土地の音楽を紹介〜 南欧の国ポルトガルは、かつてヴァスコ・ダ・ガマに代表される探検家たちが世界を船で渡り、様々な土地と交易を行って発展を遂げていった。そんな大航海時代から現在に掛けてポルトガル …
続きを読むタタールスタン共和国出身タタール人系歌手のアルスーは1999年に16歳でデビュー、2000年のユーロヴィジョンでロシア代表を務めた国民的歌手。アメリカやイギリスで暮らした事もある彼女は、ネリーやエンリケ・イグレシアス、レス・ポールとも共演を果たし、ロシア語圏に留まらない活躍を見せてきました。本作は彼女が2011年に出したチルドレン・ソング集からの曲に、15年 …
続きを読むワールドミュージック史上に残る名シリーズ「幻のヒュー・トレイシー・レコーディング」をリリースするSWP RECORDSのプロデューサーのマイケル・ベアード。彼がたまにリリースする自身名義のアルバムの2015年作。 本人がパーカッショニスト/ドラマーでもあり、ジャズのアルバムもリリースしている経歴もありますが今作も面白い。前作(SWP-042)はロト・ボンギと …
続きを読むギリシャを代表する男性歌手、ヨルゴス・ダラーラスがシンフォニー・オーケストラとともに、世界に知られるギリシャ人有名作曲家90歳、ミキス・セオドラキス作品を歌い綴るライヴ・アルバム2枚組です。個人的には、やや“芸術”っぽいなあ、というところもあるセオドラキス曲も、ダラーラスにかかれば聴ける!?というライヴ作になっています、ね!
続きを読む昨年(2015)年末ギリギリのダラーラスの新譜です! FEELGOOD RECORDS なるレーベルからの発売で、とうとう、御大ミノスを離れたか!?と、ビックリしましたが(未だ詳しいところは不明)、共同名義の作曲家、ニコス・プラティコス関係のレーベルみたいですね。ニコス某は1965年アテネ生まれ(両親のルーツはクレタ)、アテネの国立コンセルヴァトリーで作曲と …
続きを読むいや〜、淡々としています。淡々とし過ぎています。聞こえて来るのはタキス・ファラディスのピアノと、マーサ・フリンヅィラの歌声だけです。そしてたまに、まばらな拍手、ライヴです。でも、端正なピアノのタッチも、どこか沈んだマーサの歌声も、なかなかです。こーゆー歌手とピアノが入ってるバーで、一人飲みたいものですね。歌っている曲は、ハジダキスやセオドラキス、パパイオアヌ …
続きを読むトルコからもたらされた旋律と、ボスニアのフォークロアが結びついた“セヴダ”を演じるモスタル・セヴダ・リユニオン〜個性豊かなヴェテラン歌手に、アコーディオンやクラリネット、ギター、ヴァイオリンなどのアンサンブルが「バルカン・ブルース」とも謳われる、深く美しいサウンドを聞かせてくれる。本作は単独名義の第二作「モスタル・セヴダ・リユニオンは人間が想像し得る最悪の蛮 …
続きを読む1 Δύση Και Ανατολή 2 Το Ρομάντζο 3 Μ’ Αγαπούσε Κι Άνθιζε 4 Ως Κι Οι Θάλασσες 5 Το Κορμί Της Κοραλλίας 6 Το Τελευταίο Σου Το Γεια 7 Χωρίς Εξηγήσεις 8 Ενθύμιο 9 Κλαίει Ο Άγγελό …
続きを読む既に廃盤ですが、久々再入荷! >こちらで紹介されています(無断リンクすみません)! ベルギーはブリュッセルに生まれ、家族とともにギリシャはテサロニキへ移住、その後6歳の時から歌いはじめたというソフィア・パパゾグルー、1996年にCDデビュー、本作で8作目のアルバムとなります。ダラーラス / グリケリア / エレフセリアといった歌手に信頼され、そのライヴにバッ …
続きを読むおそらく2015年の音楽賞各賞を総なめにするであろう、 パリの5人組、フ〜!チャタートンの初フルアルバムです。 ダンディズム、ロマンティスム、エレガンス、文学、 ロックンロール…アルチュール・テブール(vo)の エルノ・ロータ(ネグレズ・ヴェルト)+ジルベール・ ベコーのような圧倒的なプレゼンスとスタイリッシュな 表現力が話題!(サプライヤーイン …
続きを読む★シャビエル・ディアス & アドゥフェイラス・デ・サリトレ / ザ・タンブリン・マン ガリシアン・トラッドの素朴さと、シャビエル・ディアスの持つ音楽的洗練が見事な作品となって登場! ●ガリシアを代表するグループ、「ベログエト」のメンバーでもあったシャビエル・ディアスの3枚目となるソロ名義アルバムです。「ザ・タンブリン・マン」というタイトル通り、パン …
続きを読むクララ・ペーヤのユニットやソロ作でも頭角を現してきた、カタルーニャの若手女性歌手ジュディット・ネッデルマンが、弦楽四重奏のクアルテット・ブロッサと録音した2014年デビュー作。ヴィルヘルム・ミュラーの詩に基づくフランツ・シューベルトの歌曲集『冬の旅』全24曲を、カタルーニャ語に改め演じたアルバムです。クラシカルな内容の中に、歌い手としての素養の豊かさや、確か …
続きを読む